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長駄文館・・・さてさて、何をするか為り。

             さてさて、本日は何をすると致そうか為り。(10/10/19)
 朝の放射冷却に外の洗濯物が湿気って居るが、昨日の好天に続き、眩しい朝日の昇りで在る。昨日は廊下の敷居に腰を下してマンドリンに指解しをして居ると、玄関が開いた。

「Rさん、絵に成ってますよ。」とヤクルトママにお世辞を云われて仕舞った。
「そうかい、絵に成ってるんだったら、写真か文章表現でもして呉や。」

 何時ものヤクルトが無いから、夕方持って来ると云うので、前払いをして居なかったら自転車の籠に入れて置いて呉れと云って置く。

 夕方、ママさんが娘を連れて遣って来た。幼稚園の帰りなのだろう、見ると裸足で在る。幼女を見て、声を掛けて遣るのもロートル親父の常識でも在る。車を土手に停めて来れば、甘柿を採って遣るよと云って、高枝鋏を持って来る。玄関から回るんですかと云うから、其処に階段が在るからと云うと、女の子が矢張り、裸足で下りて来る。

 何年か前に、裸足教育をして居ると云うローカルニュースを見た事が在るから、そう云った趣旨の保育園、幼稚園なのだろう。地方の団塊世代は、小学時はそうで在った。

 高枝鋏で柿採りをして、台所のレジ袋を持って来て、ごっそりと入れて遣る。こっちの柿はと云うから、渋柿だから吊るし柿に為ったら味見させて遣ると云って遣る。如何やら娘より母親の方が興味が在る様子で在った。

 庭序に其の儘、散歩に行く。河川敷は雨の少なさに雑草も休眠中らしく伸びが殆ど無い。それでも草の特性で乾燥に強い種類の物は伸びて居るが、小数派で在る。雁字搦めの中世キリスト社会からの宗教改革のカルヴィンの絶対一神教下の『神の下での予定説』と日本人の八尾萬の神々、神仏混淆の『運命観』の違いに就いて、論語・禅に一家言持つYが来たら、聞いて見る事に致そう。

★カルヴィンの予定説・・・救いは神の選びによって予定されて居居り、人間の如何なる意志も介入出来ない。神の意志以外、教会、教皇はおろか、自分自身と云えども魂の救済には一切関わる事は出来ない。禁欲的に世俗の職業に従事する事が、神から与えられた、この地上に於ける使命を果たし、救いを確信する事に為る。
※世俗的職業にも宗教的意味を与えた禁欲的職業倫理は、中産的市民、智識階級に受け入れられ、ヨーロッパ各地に拡がった。後に独の思想家・マックス・ヴェーバーによって、プロテスタンテイズムの職業倫理は資本主義の精神と結び付けられて説明された。

 不信仰でお天道さんのみの思考回路人間の私からすると、排他的一神教とはそら怖ろしい存在で在る。とかく禁欲的指導者は、宗教が違えども、教義違反をすると処刑、粛清がお好きの様で在る。そんな人間の行いは、一党独裁の共産党の自由弾圧ともオーバーラップする次第でも在るし、毒亜圏の日本叩きにも見て取れる次第でも在る。

『物云えば、唇寒し』の日本社会と、『異を唱えれば、火刑と粛清』の社会とは、天と地の違いが在ると云う物で在る。お天道さんの下、日本人に生まれて来た事に感謝する次第で在る。へへへ。

 そんな事をニヤニヤ想像をしながらの河川敷散歩で在るが、コオロギの声も大分小さくなって仕舞った。散歩のユータンも河川敷が3町会共に奇麗に刈られて居るので、夜の帳の下りた河川敷を歩く方が、安全で在る。
 河川敷で在るから、腕を回したり、背筋を仰け反らせたりの体操をしながらの帰宅で在った。古希坂住人とも為れば、体幹、体側に何かと修正を加えて行かないと、知らず知らずの内に体幹の傾き、猫背にも進んで仕舞う。そんな次第で姿勢矯正には背筋と歩幅を正す意味でも、散歩は欠かせない習慣日課と為って居る。

 バッコン腹筋体操の習慣付けが功を奏して居るらしく、吾ながらフットワークが好く為って居る。本日は掃き掃除後に雑巾掛けまでして仕舞った。快晴無風の空気に廊下鳥達も外気の気持ち好さらしく、盛んに動き回って居る。洗濯物は未だ取り込まなくても好かろう。洗濯物を布団干しに替えてからで、朝飯と致そう。通勤、通学時間帯も過ぎて、本日も9時から国会中継が在るとの由。

 好天無風に、さてさて、本日は何をして過ごすべしや。睡蓮鉢に陽が差して来て、水草の緑とオスグッピィの色が、鮮やかに映える小世界で在る。ヨッシャ、餌を遣るべしで在る。

 季節の巡りの速さで、廊下の日差しが気持ち好く成って来た。座布団を廊下に敷き、黒のノートパソコンを持って来て延長コードに繋ぐ。別段打ちたい物が在る訳で無いが、そんな事がしたく為る、穏やかな陽光で在る。次いで午後部屋から日課の頁捲り本を持って来て、キーワードの万年筆書きなどをして居る間に、暖かさに直ぐ様、瞼が重く成って来た。座布団を枕に、うつらうつらの心地好さに浸る。


              
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