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長駄文館・・・さて、二度寝をする為り。

                 さて、二度寝をする為り。(10/30/19)
 昨日は寒かった。晩飯を早目にして風邪薬を飲んで布団の中に入って、時代劇柳生一族の陰謀のリメイク版を黒のノートPCを観て、ウトウトと寝入って仕舞った。そんな次第で、三時前の目覚めで在る。温い布団の中で妄想を逞しゅうしても、如意棒は不如意の沙汰で在るから、バッコン腹筋体操&四つん這いストレッチをして、起きる事にする。

 熱いお茶と煙草のショート吸いをして、3時のニュースを聴く。マダニによる死亡を報じて居る。直接、犬猫からの間接移りも在るとの由。

 昨日を振り返ると、古希坂住人の男4人のミニ同級会で在るから、不如意棒と呆け話に話が及んで、呆けぬ内の燃え尽きる前のロウソクの炎のニヤニヤで在った。夕方のYの電話だと雨で寒くて、コタツで丸く為って居るとの由で在った。

 60代だと未だ若い気が残って居て、気と身体のギャップで、足が上がって居らずに少しの段差でも躓いたり、反射神経の衰えに避け切れずに痛い思いをしたり、直近の記憶力の低下による健忘症に『がっくり来る事の連続』の失敗交換で在る。それでも、古希の年齢域に達すると、気と体力・反射神経がマッチして来るらしく、皆そうそうと納得して居る次第で在った。

 生物で在るから、若い頃は細胞の再生産が出来て、無機質の物質疲労は無いのだが、新陳代謝機能が鈍化して呉れば、その細胞衰えから生じる心身の保守点検を心掛けようとするタイプも居れば、生まれた以上は死が訪れるのが『自然の摂理』と考え、金属疲労、制度疲労に倣って諦めの気持ちで、人間は一個の円を描いて『鈍舎利(どんしゃり)』と為って土に還るのみと健康診断にも行かず、唯、自覚症状に気を配るだけの私の様なタイプに分かれる物らしい。

『俺なんか、与えられた器の中で変容する背骨の無い原生生物にして、周囲の色に擬態するカメレオン、人畜無害の空気人間で在るから、負担に成る面倒事は、四の五の考え無い事にして居る』と云うと、『Rは、好くもまぁ、嘘か本当か、煙を捲ける表現が出来る物だ』と、云われて仕舞うが、私には、そう云う生き方しか出来ないから、仕方の無い次第で在る。アハハ!!

 歳を取って来ると、皆、角が取れて、穏やかに丸く為って来る。聞いて話して、同級生同士の複数の人生感想を交換し合うのは愉しい物で在る。人間で在るから、少なからず『類は友を呼ぶ』の側面も在ろうが、女族との言葉交わしとは違った男族の面白さが在る。

 4時近くに成ると、流石に冷え込んで来る物で在る。小腹が空いて来たから、タッパに入れて冷凍庫に入れた小豆&?豆をスプーンで二つ掬って口に入れるとシャーベットの冷たさで、あっさりした小豆アイスクリームの食感で在る。
 昨日のSでは無いが、Rはマメな男で、頭、体も散歩でフットワークも好いから、呆け無いと太鼓判を押して呉れた次第で在るし、電話を呉れた女同級生とも話が弾んで長話と相成った。

 幹事の女同級生曰く。「皆それぞれに人生を重ねて来たんだから、好い物を持って居る筈だから、それを話して、うんうんと頷き合えば、愉しいのにね。自分だけの物にして居たら、勿体無いのにね。私は、そう思うんだけど。」

『全く、同感で在る。』今日は寒い、暑いだけの言葉交わしだけで一過性に終わって仕舞うのでは、気の足しには為らない次第で在る。人間、何かしらの縁を持って顔を合わせて居るので在るから、全くの他人では無い筈で在る。面倒がらずに一歩踏み出せば、何かと拡がるのが人の世と云う物で在る。

 9時来ると云うから、二度寝をするには丁度好い時間で在る。ネギに大根2種、サツマイモを差し入れして呉れるそうで在る。昨日は無農薬米5kgを頂戴して、感謝感謝で在る。

 二度寝から起きれば、丁度好い頃合いで在る。ゴミ出し、全戸開放の掃き掃除、廊下鳥の世話、ストーブを出して、薬缶を載せて点火して部屋を暖めて置きながら、一応の男の見栄で、竹箒で落ち葉掃きをして置く。未明の内に打って置いた本日分ブログの印刷をして、40頁の世界史備忘録に足して置く。

「お~い。時間通りに来たぞ。勃起の役には立たんが、これだけ野菜が在れば当分、大丈夫だろ。」と云って、元相撲部のYが籠一杯の手作り野菜を、ドッコイショと持って来て呉れた。サンキューサンキューの段で在る。

 吾が妄想窟にどっかりと胡坐を掻いて、カップにインスタントコーヒーを入れて、グラグラの薬缶から湯を注いで、番から二本線のスケベ話のスタートで在る。9時から始まってお開きの12時までの3時間は、ノンストップのお笑い劇場の様で在る。

 聞けば、バッコン腹筋体操は一度遣っただけで、『歩くペニス男』には兜をあっさり脱いで仕舞ったと云うから、👄ほどでも無い国家の寄生虫様で在る。お互い、古希坂住人で在るから、親の顔を見たいとは云えず、こんな親父の遺伝子を引き継いだ子供の顔が見たいの段で在る。ギャハハのハッの談笑部屋の空気で在った。


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