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長駄文館・・・霜月初日は。

               霜月初日は霧晴れて、快晴為り。(11/1/19)
 霜月初日は、霧の朝で在る。温かい。霧に拡がった朝日の光が、何とも唱歌の一節をハミングさせる処で在る。睡蓮鉢の水面からは、水蒸気が立ち上がって居る。今日も引き続いて晴れるとの由。昨日同様に晴れて呉れると、吊るし柿も確りして来る、と期待する次第で在る。

 河川敷の草刈も完了して、本日はジョービタキの姿見せに期待を掛けながら、ちょいと真面目に頁捲りをして、適当な処で河川敷散歩を愉しんで来る事に致そう。炊飯器をONとして、風呂の追い焚き。霧が晴れたら布団の日光浴をして、のんびりのマイタイムを過ごすと致そう。

 今週は、女幹事との電話長話、山上湖ミニ同級会、Yとの談笑、Sとの河川敷草刈作業が在って、好い時間が過ごせた。米を貰い、野菜もごっそり貰い、感謝感謝の次第で在った。

    8時とも成ると、霧が晴れて来て、外に吊るした金華鳥達の動きも活発で在る。

 さてさて、朝飯の用意を始めると致そうか。Y差し入れのチンゲン采をお浸しにして、辛み大根を擦り下ろして、たっぷりの大根おろし納豆、煮魚、特辛味噌、本瓜の醤油漬け、梅干しに味噌汁で朝飯とし、布団干し&全戸開放の空気の総入れ替え&掃き掃除をして、朝風呂でスッキリを本日のスタートとすると致そうか。常連雀も8時と成ると、来庭して零れ餌を啄みに来るので在るから、日課に基ずいて生活して居る様で在る。

               さてと、私も活動開始と致そうぞ。

 食後、浴後は余りのお天気さんの好さに、すっきりした処で散歩に出向く。河川敷のさっぱり感は踏む地面の感覚、想像次第では中央アジアの草原の広がりを想起させる。

 川の流れは、底石までも見せて流れる水と剝き身に成った砂防堤に落ち込みに、音を立てて炸裂する飛沫、溜まりの深さ、大石の転がり、砂礫、堆積した砂の表情を見せて、中々の足裏感蝕と眺めの面白さで在る。

 流れに取り残されて、浅い小さな溜まりには、何とハヤの稚魚達が集まって居るから驚きで在る。あれほどの中堤防一杯の一大激流を如何搔い潜って来たのか、とても人間脳では理解出来ない様で在る。

 辛うじて残った葦からも新芽が再生して居る。荒々しく深々と河床を抉れた石だらけの川原には、ハクセキレイ、セグロセキレイが飛び、今年初めてのカワガラスが、ズンドウの黒い体躯で低空飛行で流れの上を飛んで行く。

 雲一つない青空の高温に、蝶がチョコチョコ飛び、イトトンボも見られる。穏やかな光景では在るが、お天道さんの暑さに、汗ばむ身体で在る。浴後で在るから、汗は掻きたくない次第で在る。何軒かの軒下には、柿が吊るされて居る。

 通常の散歩コースを周回して来て、直ぐ家に入るのも勿体無いの感じで、河川敷ベンチに座る。土手の大欅も紅葉して無風の青空ながらも、落ち葉が流れ、アスファルトに乾いた音を立てて居る。

 家に入って、再び全戸開放の廊下とする。吊るし柿スタート時に雨に祟られての荒れ肌の柿簾では在るが、この時季はスズメバチ、アシナガバチ、蝶、蠅などが浮き出る果糖の蜜を吸いに遣って来る。まぁ、これも外気と繋がる我が家の風物詩の一端で在る。

 洗濯中では在るが、好いお天気さんで在るから、昼飯後に布団と洗濯物を交代させる事に致そう。穏やかに暖かいと気分にも余裕が出来ると云う物で在る。四畳半に行けば、何時の間にか、南天の実が赤く色付いて来た。


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