fc2ブログ

記事一覧

長駄文館・・・本日は、冷え込んだ為り。

                 本日は、冷え込んだ為り。(11/6/19)
 今朝も、お天道さんに霜の滴りで在る。昨日の夕刻散歩では、軒下に吊るし柿のお宅が揃って来た。天理教さんでも、ネットを掛けた吊るし柿がお目見えして居る。川の東側の方は、例年より大分少ない数で在る。

 西側の方は野外の鳥小屋を作って居るお宅は、結構な数を吊るして居るので、自前分の不足を、何処ぞから調達して来たのか、買って来たのだろう。老夫婦だけのお宅では在るが、秋の風物詩と為ると、数が少ないと物足りないのだろう。

 天敵女のベランダも、数が生らなかった様で例年の半分以下の吊るし状況で在る。その近くの無主の柿で吊るし柿を作ってるお宅は、不作で本の形だけの数で在る。生り物は自然任せの賜り物で在るから、これも豊作、不作の循環事で在る。

 昨夕は雄ジョービタキが、四畳半脇のコブシの木に姿を見せた。初めて、雄ジョービタキの縄張りと為るか、観察を要する処で在る。

 好天続きで表皮が落ち着いて来たので、最後に掛けた吊るし柿の揉み揉みを始める。女日照りの10数年で在るからして、女体の乳房の柔らかさを思い出す次第で在る。Tに風物詩の一つで在るからと云って、吊るし柿を数連持たせると、孫が来るとオッパイ揉み揉みと云って、二階ベランダで爺孫の戯れをして居たと云う。

「あっ、爺、潰れちゃった。」
「この馬鹿野郎。女のオッパイは優しく揉み揉みしなくちゃ、女は気持ち好く為らんのじゃい。そんな不器用じゃ、女を物には出来んぞ。この馬鹿野郎、粉吹き前の貴重な爺の大好物を、大無しにし遣がってからに。」
「爺ちゃん、外してよ。柔らかくて甘くて、美味しいよ。」

 同じ遺伝子で在るから、Tの奴は通院帰りの私の処に遣って来ると、吊るし柿の揉み揉みを買って出るのだが、意識的に何個かを潰して、口にする狸男でも在った。そんな次第で在ったから、吊るし柿の蜜を求めて集まる昆虫に、変身して来て居るのかも知れぬ。

 朝飯の納豆に入れるネギを採りに出ると、いやはや今朝の冷え込みは半端では無い。早くも冬の到来で在る。剥き身の頭がさむい次第で在るから、毛糸の帽子を探して被った。

 炊き立ての飯で、独り食卓の品数を増やしての美味い飯を喰らう。昨日はロシア産の塩カズノコを買って来て、塩出しをして置いたから、水気を切って砂糖・調理酒・唐辛子を振って醤油漬けとする。独り暮らしがすっかり身に沁み込んで、半分は女で在る。明日の味見が愉しみと云う物で在る。へへへ。

 小部屋に移動して、ラジオの女お喋りをBGMに煙草を吸う。今日は大分背中がゾクゾクする寒さで在る。外に出した小鳥達も寒いらしく、何時に無く動きが少ない。

 庭を眺めながら、来週辺りは落葉した枝の剪定もしなくては為らない。そう為れば、すっきりと云うか冬の寂しさとも為って来る次第で在る。コタツの用意で、困った物で在る。

 9時半を回って、金華鳥達にも何時もの動きが出て来た。さてさて、鳥に倣ってサンルームの廊下に移動すると致そうか。動かねば一日は始まらない次第で在る。へへへ。

  アリバイ工作で廊下での頁捲りをした後、空気も温まって来たので昼飯前の散歩とする。

 快晴無風の好天では在るが、空気は未だ冷たい。河川敷を歩いて居ると中年男の自転車が追い越して行く。これだけ河川敷に芝刈り機が通って居ると、河川敷サイクリングがしたく為るのが人情と云う物で在ろう。ボランティアの甲斐が在ったと云う気分で在る。

 小鳥達の手土産にハコベを探しながら歩くが、見付からない。座敷き犬散歩の人がチラホラ見える。数の少なくなった赤トンボ、何種類かの蝶を見ながら、散歩コースを周回して来る。これで本日分の運動ノルマ、気分和みも達成で在る。

 一年を通してのマンネリコースの散歩では在るが、或る面からすると、こんな四季の風景を好きな時間帯で独占出来る様は『贅沢な気分』にも為って来る物で在る。

  散歩から帰って来ると、玄関に声で在る。行けばNHKの集金人さんで在る。

「やぁ、失敗扱いた。もう少し、歩いて呉れば好かったぜや。」

 顔見知りさんの年に二回の集金で在るから、軽口も弾む次第で在る。営業トークで私の顔を見るのが楽しいそうで在る。ホンマかいなでは在るが、気分の好い集金人さんで在るから、作って居る人間で無ければ食べられない『吊るし柿ぼた餅』を一つプレゼントする。

    さてさて、自家製餡とパンで昼飯として、午後の部は軽く流すべしで在る。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アガタ・リョウ

Author:アガタ・リョウ
FC2ブログへようこそ!