長駄文館・・・へへへ、Eさんは元気かな?
- 2019/11/12
- 16:36
へへ、Eさんは元気かな?(11/12/19)
いやはや、夢らしい荒唐無稽の愉しい夢を見た。十数年振りの夢でのEさんとの顔合わせで在った。山のホテルの実力裏方さんの独演夢で、何しろ、手八丁口八丁の悪っぽい豪快な性格で在った。学校を卒業して長らく外洋船の事務をして居た経歴の持ち主で、その話たるや世界の海の寄港地に女を持つ日本男児の豪遊体験を語らせたら、右に出る人無しの面白さで在った。
海運業界の衰退で、陸に上がってのホテルの施設管理をする事に為ったと云う、私より2つ下の癖っぽい人で在った。航海中は退屈なので、読書で時間を潰す他無かったとの由で、中々の博識の持主で在った。
余所行きで愛用して居た皮靴が草臥れて来て、黒、茶が在るから、今度は灰色の物を買おうと、知る人ぞ知る『靴の名店』に行くと、ご時世でチェーン店、量販店に駆逐されて、奥まった所に引っ越しをして居るとの由。行って見ると、街場の奥の昔ながらの住宅街の中に在った。
ほう、こんな所で商いをして居るのかと、幾分、別の興味を持って店に入ると、中が賑やかで在る。靴商売はサブで本業は居酒屋と為って居る。横町の居酒屋然として、カウンター席が数席在るだけのこじんまりした造りで、常連客らしい中高年者が飲んで居る。
生来の方向音痴の性質で、場所を間違えて入って仕舞ったらしい。靴屋の話をすると、此処だと云う。それにしても、そんな感じは皆無で在る。
「マスター、靴のお客さんだよ~。」
と呼ばれて、奥の部屋から出て来たのが、Eさんで在ったから、二人ともびっくりの再会で在る。
親戚が靴屋だったのだが、身よりの無い次第で財産方々、遺言条件で売れぬ靴屋を引き受けたものの、芳しくないのでメインを居酒屋にしたら、そこそこの商売に為って仕舞ったと云う。
靴は後回しにして、其処に座って飲めと云う事に為って仕舞った。
相変わらずの口八丁手八丁振りは、『本性芸は、身を助く』の変身振りと云うか、天職の様で、べらんめい口調の豪楽さは人間商売には打って付けの様らしい。飲み仲間から発展して再婚して、宜しく、二人で店を回して居るとの事で在る。カウンターの内で応対して居るのが、現在の細君らしい。
二人が飲めば、在る事、無い事のオンパレードの饒舌さに、笑いのラッシュで在る。
生活には困らないEさんで在るから、無手勝流の達人らしく、私には似合いの商売?道楽?人生?に見える。
どんな風の吹き回しか、夢とは何の脈歴も無く湧出する物では無いか、脈歴の無い夢ストーリーこそ、夢らしいものは無い。マンネリに埋没するだけの日々為れど、『人間、元気で呆けぬ内は、現役で在る』・・・そんなEさんの毒気に、好いカンフル剤を頂戴した物で在る。
夢に目覚めて、吊るし柿のブルーシートを外す。完成に近付いて来た吊るし柿の果糖の滲み出した照りに、ニンマリの朝で在る。
さてさて、好いお天気の兆しで在るから、本日も枝下し、剪定をしてからの飯と致そう。四畳半脇のコブシをすれば、後は長梯子を掛けての柿の大木の枝下しで在る。大根も続々と入荷するのだろうから、買って来て大根干しと続く訳で在る。軒下から、吊るし柿が終われば、庭の干し台に白い大根が数を並べる例年の歳時記と成る。
ガタンと廊下に大きな音で目を上げれば、廊下に入ったトラ猫が鳥籠を襲って居るでは無いか。廊下をドンと踏み鳴らして、猫を追い払う。逃げて仕舞ったオス金華鳥を不憫と思って、開けて置いた次第で在る。
さてさて、9時で在るか。通学帯も終わった次第で在るから、作業開始と致しまする。へへへ。
通りに面した作業で在るから、「おや、生きてたかい」「あいあい、しぶとく生きてるんね。」などの挨拶代わりの声掛けをご近所さんから頂戴する。一つ間を開けた班の独り暮らしの姐さんが自転車でお向かいさんの処に遣って来た。
「ネェさん居る~。」中々出て来ないので、サッシを叩いて居る。
「そう、横に成ってるの、好い、好い。その儘で、ちょっと作った物をお裾分けに来ただけだから。無理をしちゃダメよ。」お向かいさん夫婦も、この数年すっかり老け込んで、二回り程も小さく成って来た次第で在る、体調の好不調がモロに出て来る季節の変わり目で在る。
本日作業を終えると、11時半で在る。遣らねば為らないと思って、それなりの作業をこなせるので在るから、お天道さんに感謝する次第で在る。大病をせずに、母親と同じ様な老後を過ごして、人生の円を閉じたいと思うので在るが、その為には現在のDIYの歳時記を一つ一つ経過させて行くべしで在る。廊下の気温も上がって来て居るからして、移動すると致そうか。本日もマンネリに没する為り。へへへ。
いやはや、夢らしい荒唐無稽の愉しい夢を見た。十数年振りの夢でのEさんとの顔合わせで在った。山のホテルの実力裏方さんの独演夢で、何しろ、手八丁口八丁の悪っぽい豪快な性格で在った。学校を卒業して長らく外洋船の事務をして居た経歴の持ち主で、その話たるや世界の海の寄港地に女を持つ日本男児の豪遊体験を語らせたら、右に出る人無しの面白さで在った。
海運業界の衰退で、陸に上がってのホテルの施設管理をする事に為ったと云う、私より2つ下の癖っぽい人で在った。航海中は退屈なので、読書で時間を潰す他無かったとの由で、中々の博識の持主で在った。
余所行きで愛用して居た皮靴が草臥れて来て、黒、茶が在るから、今度は灰色の物を買おうと、知る人ぞ知る『靴の名店』に行くと、ご時世でチェーン店、量販店に駆逐されて、奥まった所に引っ越しをして居るとの由。行って見ると、街場の奥の昔ながらの住宅街の中に在った。
ほう、こんな所で商いをして居るのかと、幾分、別の興味を持って店に入ると、中が賑やかで在る。靴商売はサブで本業は居酒屋と為って居る。横町の居酒屋然として、カウンター席が数席在るだけのこじんまりした造りで、常連客らしい中高年者が飲んで居る。
生来の方向音痴の性質で、場所を間違えて入って仕舞ったらしい。靴屋の話をすると、此処だと云う。それにしても、そんな感じは皆無で在る。
「マスター、靴のお客さんだよ~。」
と呼ばれて、奥の部屋から出て来たのが、Eさんで在ったから、二人ともびっくりの再会で在る。
親戚が靴屋だったのだが、身よりの無い次第で財産方々、遺言条件で売れぬ靴屋を引き受けたものの、芳しくないのでメインを居酒屋にしたら、そこそこの商売に為って仕舞ったと云う。
靴は後回しにして、其処に座って飲めと云う事に為って仕舞った。
相変わらずの口八丁手八丁振りは、『本性芸は、身を助く』の変身振りと云うか、天職の様で、べらんめい口調の豪楽さは人間商売には打って付けの様らしい。飲み仲間から発展して再婚して、宜しく、二人で店を回して居るとの事で在る。カウンターの内で応対して居るのが、現在の細君らしい。
二人が飲めば、在る事、無い事のオンパレードの饒舌さに、笑いのラッシュで在る。
生活には困らないEさんで在るから、無手勝流の達人らしく、私には似合いの商売?道楽?人生?に見える。
どんな風の吹き回しか、夢とは何の脈歴も無く湧出する物では無いか、脈歴の無い夢ストーリーこそ、夢らしいものは無い。マンネリに埋没するだけの日々為れど、『人間、元気で呆けぬ内は、現役で在る』・・・そんなEさんの毒気に、好いカンフル剤を頂戴した物で在る。
夢に目覚めて、吊るし柿のブルーシートを外す。完成に近付いて来た吊るし柿の果糖の滲み出した照りに、ニンマリの朝で在る。
さてさて、好いお天気の兆しで在るから、本日も枝下し、剪定をしてからの飯と致そう。四畳半脇のコブシをすれば、後は長梯子を掛けての柿の大木の枝下しで在る。大根も続々と入荷するのだろうから、買って来て大根干しと続く訳で在る。軒下から、吊るし柿が終われば、庭の干し台に白い大根が数を並べる例年の歳時記と成る。
ガタンと廊下に大きな音で目を上げれば、廊下に入ったトラ猫が鳥籠を襲って居るでは無いか。廊下をドンと踏み鳴らして、猫を追い払う。逃げて仕舞ったオス金華鳥を不憫と思って、開けて置いた次第で在る。
さてさて、9時で在るか。通学帯も終わった次第で在るから、作業開始と致しまする。へへへ。
通りに面した作業で在るから、「おや、生きてたかい」「あいあい、しぶとく生きてるんね。」などの挨拶代わりの声掛けをご近所さんから頂戴する。一つ間を開けた班の独り暮らしの姐さんが自転車でお向かいさんの処に遣って来た。
「ネェさん居る~。」中々出て来ないので、サッシを叩いて居る。
「そう、横に成ってるの、好い、好い。その儘で、ちょっと作った物をお裾分けに来ただけだから。無理をしちゃダメよ。」お向かいさん夫婦も、この数年すっかり老け込んで、二回り程も小さく成って来た次第で在る、体調の好不調がモロに出て来る季節の変わり目で在る。
本日作業を終えると、11時半で在る。遣らねば為らないと思って、それなりの作業をこなせるので在るから、お天道さんに感謝する次第で在る。大病をせずに、母親と同じ様な老後を過ごして、人生の円を閉じたいと思うので在るが、その為には現在のDIYの歳時記を一つ一つ経過させて行くべしで在る。廊下の気温も上がって来て居るからして、移動すると致そうか。本日もマンネリに没する為り。へへへ。
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