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長駄文館・・・篠突く冬の雨為り。

                    篠突く冬の雨為り。(1/23/20)
      昨日はこの2、3日の狂いを修正しようと、動画をチョイスして0時半の就寝とする。
映画は面白い、悪い男も居れば、奇麗な顔をした性悪女も居る。時代劇風に云うと毒婦と称するのだろう。安田道代さんのファンで在るから、演技力が在る。鎖鎌男の脇役では無く、三人共演で在るから、奇麗な顔をして真に悪い。

 もう一本は西部劇で在る。原語版で在るから、仕方が無いから、私が適当な活弁士をしながらの映画観で在る。動画に貼り付けられた役者をチョイスしてのクリックで在る。老いたジョエル・マクリーの顔が在ったので観た次第で在るが、冒頭に出て来ただけで一向に出て来ない??? 

 物語は酷い内容で、気持ちが悪く為って来る。それでも、別の意味でアメリカインディアンを人間扱いしない白人脳に世界史を重ね合わせて、これも『映像で観る世界史』と考え、観る事にした。
 男5人の構成が、面白い、工夫然としたインディアン苛めを楽しむ大男、聖書を捲る長身痩躯男、ポーカーに興ずる男、何が面白くないのか仏頂面を決め込む中背のリーダーらしき男、風来坊の様な自由人らしき長身の若い男。彼はインディアンに好意的で在る。

 何を目的に彼等は漠然とした旅をするのか、不思議なメンバー達の道行きで在る。こんな雑多な男達を登場させる事で、映画は1800年代初頭のヨーロッパ移民の群れを表現して居るのだろうと思われる。

 狩りから帰ってインディアン家長は、一家皆殺しに慟哭して、復讐を誓う。男達は先込め銃を持つ5人組で捕虜とした家長の妻?娘?を慰め物として連れ回して、欲求不満の捌け口として居る。

 俄然、面白く為って来た。相手は馬に乗って居る。銃を持って人質を持つ男5人に対して、徒歩と弓矢だけの復讐劇で在る。さぁ、如何する。家長は忍耐強く、賢く、強かった。インディアン特有の殺し方を一人一人に実行して行く。ザマァ、見遣がれの共感で在る。

 4番目の標的聖書男が面白い。仲間の死に耐えられずに為って来て、ロープで引かれる男は、賛美歌を歌い、アイムソーリー、ヘルプミーを叫ぶ様で在る。

 先住民インディアンを動物扱いして、米大統領を先頭に殺戮し捲ったり、南米を裏庭として棍棒外交のパン・アメリカ主義をし放題にして来た白人毛唐の合理精神とは、ダーウィンの『進化論』とキリスト教の異教徒撲滅への『明白な天命思想』で在ったそうな。

 先ずは馬を奪って、荒野の同じ土俵に引き摺り込んで、じわじわと一人ずつ復讐の対象とする家長インディアンの冷静沈着さは、素晴らしい。インディアン女の剥いだ自慢の頭髪を捨てざるを得ない復讐対象と為って来た、心理を巧く表現して居るカメラアングルが良い。

 中年家長インディアンの風貌、身のこなし、激流からの這い上がりシーンが、彼の人生観、不屈の精神を現わして、恰(あたか)も白人文化と先住インディアン文化の違いを浮き彫りして居る。こんな処も、インディアン、インディオを血塗られた征服者のコルテス、ピサロの白人毛唐の容赦無い残虐性と先住民の温和性を焙り出して居る次第でも在る。

 最後に残ったインディアン女と心を通じ合わせたらしい、仲間の中で一番若い男とのナイフでの組んず潜れずの死闘が展開される。女が先込め銃に弾を込めて、狙いを定める。

                うん? 家長を撃つのか? そんな直感がした。

     銃弾は家長を貫いた。そして、老いたジョエル・マクリーが登場して、映画は終わる。

 如何やら、物語は老ジョエルの回想の映画だったのだろう。巧い作りをする物だと感心させられた次第で在る。

 果たして父?亭主?を撃った女の心境は何だったのだろう。秘密を知られた女の口封じ、男との現在未来を選択した女の決意なのだろうか。何もせずに、遠くから馬上に佇む最初と最後のシーンに登場するだけのジョエル・マクリーの過去を愉しむ様な雰囲気は、妻を亡くした男の過去を観る老境の姿なのだろうか。

 其々が自分の生まれ育った国の精神回路のフィルター濾しで理解するしか無いのが、その時代、時代の世の倣いで在る。これがロートル世代の時代劇なら、家長インディアンを銃殺して、自分も銃口を口に宛がって死するのが、『物の哀れを呼ぶ結末』なのだが、これが文化・思考回路の違いの現れなのだろう。

 誰かと一緒にこの映画を観て、存分に感想を交換したい処では在るが、不幸にもそれを語る相手が居ないのが、もどかしい次第で在る。映画を鑑賞する事は、歴史・文化を知った上での感受性の交換で在る。鈍感な知性では『教材の有用交換作用は生じない』のが、切無い次第で在る。

 廊下鳥の動きを感じながら、さてと起きると致そうかで、起床の助走としてバッコン腹筋体操をこなす。

 暖かい朝に、雨音を聞く。一枚薄着とし、炊飯器をONとする。折角の雨で在るから、小部屋のコタツに胡坐をする前に、廊下の鉢植えを外に出す事にする。

         ヨッコラショ、ヨッコラセ。如何じゃい、気持ち好かろうに。へへへ。

 雨に潤う緑を見ながら、本日の雨は本格的で在る。これでは外にも行けぬから、極力家の中で歩数を稼がねば為るまい。偶には、茶っ葉でお茶を飲むと致そう。風呂の用意をして、炊き上がった飯でも在るからして、時間を掛けて朝飯の用意に掛かるべしで在る。

 本日木曜の資源ごみ日で在るから、担当のS等役員、掛かりさんたちも大変で在ろう。お役目御苦労さまの段で在る。流石の雨に、常連雀、ヒヨドリ、キジバトの姿も見えない次第で、雨を切る通勤の車音だけが通り過ぎて行く。雨日は、自転車通学も控えめで静かな物で在る。先日は、ファンで在った宍戸錠さんも逝かれて仕舞った。

                  さてと、飯に致しましょうかね・・・。
ダイコン、ネギを刻んでワカメを入れて味噌汁とし、きつめにした塩サバの半身を焼いて、卵納豆に自家製漬け物3種、梅干しの熱々飯とする。いやはや、これぞ『庶民食の美味さよ』で在る。

 さてさて、洗濯機を回しながら、朝飯後はリラックスの為に国会中継中のラジオを持って風呂入りとする。

 浴後の一服を付けて居ると、居る~のSの声で在る。ゴミ出し、小型家電の収集車の立ち会いをしての帰りとの由。本日は暖かいので電気カーペットだけで、ストーブ無しの同級生話とする。Sは今や、T同様の好い話相手と為って居る次第で在る。人生を振り返れば、真に女族に関しては不運の連続で在ったが、男運には恵まれて居る感じで在る。アハハ!!


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