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世界史備忘録・・・疫病史

                   世界史備忘録・・・疫病史
人口増加の平野進出⇒洪水の危険・湿地帯による疫病の危険地域への新ステップと、水は生命の源・再生の媒介・浄化の手段。疫病媒体・経路=動物・人・水・空気・交易

古代ユーラシア・・・黄河華北と長江華南。華南はウィルス、バクテリアの巣窟視で華南の開発は遅れる。インド・・・華南を上回るウイルス、バクテリア地域。エジプト・・・寄生生物の宝庫。草原アジア・・・遊牧生活による動物感染地帯

    伝染経路=草原・オアシス・海。1Cのローマの大混乱期は天然痘の大流行。

ペスト・・・発祥地インド。6C、7C地中海で初めて流行。疫学的適応現象は900年頃完了するが、島国日英では免疫が無く、日本では10C以降、英国では14C以降、免疫力の無い小児病と為る。
モンゴル帝国に依ってヨーロッパへ。中世ヨーロッパの1347~51の最初の大流行では1/3が死亡し、再三の流行を繰り返す。17C半ばのヨーロッパの全般的危機と云われた時の大流行でも1/5~1/3が黒死病死する。ペスト対策を怠ったイスラム世界は、甚大被害を受ける。草原社会の衰退・空洞化によりペスト衰退する。

                 旧大陸と新大陸の疫病交換・・・大航海時代。
インディオはポルトガル、スペイン人の持ち込んだ天然痘に依って、一億人を数えたインディオが160万に減少。天然痘に免疫力を持つアフリカ黒人が奴隷輸出された。その数3000~5000万とも云われる。奴隷三角貿易。梅毒は性病故に、然程のヨーロッパ驚異とは為らなかった。

   天然痘、麻疹(はしか)、チフスは医学の発展で無力化、ペストは北里柴三郎に依って。

19C末の戦争クリミア戦争、ボーア戦争、普仏戦争では未だ敵軍攻撃より疫病死者の方が多かった。

インフルエンザ・・・変異を起し易い生物でスペイン風邪は短期間で数百万人の死者を出した。

 人類は寄生生物の侵入には脆弱で、疫病は偶然の要素・不可抗力・気候風土と云った如何しようも無い要素が歴史を決定して来た。そんな人々の魂の救済に古代ローマではキリスト教が、中国南北朝下では仏教が採り入れられた。歴史の転換期に重奏低音の様に流れるのが疫病との由。


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