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長駄文館・・・遂にシジュウカラの巣箱見為り。

               遂に、シジューカラ番いの巣箱見為り。(3/22/20)
 些かの腰の痛みに、多めのバッコン腹筋体操をして腰の調整とする。息切れで二度寝に入ろうとするが、廊下鳥が煩い。如何やら、起きろとの『お天道さんのお言葉』の様で在る。炊飯器をONとして来て、煙草を咥えての庭降りとする。

          目下の見回りは、芍薬の紅芽の数数えと苺群の成長具合で在る。
 去年は時間潰しの一環で、長らく甘柿下の落ち葉溜めにして居た所に、川土を大量に運び込んで、カサブランカの球根を埋め、芍薬も3鉢植えて、一つアクセントを付けた次第で在る。芍薬が咲いて、色物カサブランカが咲き、自生オニユリの群生を想定しての事で在る。
 当然、下が出来て居ない地味薄い土壌で在ったから、芍薬は見るも貧弱な育ちで在った。その一株から元気な薄紅色の芽がポツンと顔を現わして、『これは期待出来る』のニンマリ感で在る。4か所の芍薬群、其々に大小、数の違いは在るが、芽出しの確認が出来て、一安心で在る。後は、カサブランカの芽出しを待つ次第で在る。

 梅の花弁が、風に舞い散って居る。今年は生り年で在る。杏(あんず)の酸味が好きと云うSは、杏並の大梅・豊後梅に興味深々で在るから、有効利用で好きなだけプレゼント出来よう。

 庭に居ると、ピィ、ピィーの声で在る。見るとシジューカラが二羽遣って来て、楓の巣箱、青ペンキの巣箱の巣穴の縁の横棒に止まっての覗き込み行動をして居る。
 とうとう来たか!!のワクワク感で、邪魔をしない様に家に入る事にする。番いを組んでの営巣行動が、始まったのだろう。巣掛け2年目の幸事に、期待する処で在る。

 楓が若葉に覆われる頃に成れば、去年は抱卵中断の憂き目を晒したキジバトも、営巣に来るかも知れない。シジューカラ、キジバトの営巣と為れば、庭を『通年縄張り』とするヒヨドリとてウカウカ出来ずに、縄張り主張で、何年振りかの営巣と為って仕舞うかも知れない。

 まぁ、私の方としては餌代が発生する訳でも無し、自然界との共生で何かと『愉しみ観察』が出来ると云う物で在る。へへへ。

 昨日は就寝前の動画漁りでは、ジプシー映像が在って、世界史妄想が出来て、好い機会を得た。ヨーロッパのジプシーの感覚だと、007シリーズの名作中の名作『007、危機一発』に登場するジプシー像で在る。ジプシーの語源は東方界(オリエント=エジプト方面)から来た民族を指し、エジプト系民族と云われて居るそうな。またジプシーダンスは、首、手、上体、腰のクネらせを特徴とするインド舞踏の源流が、インド⇒中東(ベリーダンス)⇒ヨーロッパ(フラメンコ、ジプシーダンス)、インド⇒東南アジア圏(ビルマのザット・プーエ・・・etc)へと伝播した由で、フラメンコも中東のベリーダンスの流れを汲むと云われて居る。

 それが老若男女を問わず自然と踊るジプシー生活と蛇使いの映像で、『インド版』で在った処が、世界史妄想に繋がった次第で在る。ジプシーの民族性は色が黒くて、インダス文明を構築して、盛んにメソポタ文明とも交易して居たインド・メソポタミア圏の進展を彷彿とさせた。インダス文明の担い手は黒人系のドラヴィタ人との由で、映像的には現在はインド中央高原、バングラデツシュの民族と想定される。
 印欧語族の中央アジアからの白人系アーリア人の入印は、ドラヴィタ人がインダスを去って200~300年程の空白が在るそうな。妄想としては、インダスを去ったドラヴィタ人達が、東西に散った『民族移動』の軌跡をダンスに観るとの想像が出来る次第で在る。言語、文字、風習と云った文化の軌跡も、同様と思われる。

 仏教がバラモン批判から発して、栄華を迎えたが、結果としてはバラモン+民間信仰の融合で『ヒンズー教の海』に呑み込まれたと同様に、言葉は、其々に同化されて行っても、文化としての『踊り』に継承されて行ったと見るのが妥当と云う物で在ろう。

『百間は一見に如かず』とは、よく云った物で在る。文字知識だけだと、良く見えて来ない物が、映像動画に接すると、文字知識が途端に縦横無尽に動き始めるからして、世界を繋ぐネット社会は有難い。

      日曜日で在るから、何時の間にか日曜政党討論会がBGMに流れて居る。
 専門家委員会で多投される『学術用語』の続出で、然しもの横文字好きの政治家達も悲鳴を上げて、学術用語の日本語使用を急望して居る。何事も度が過ぎれば、理解不能で当然の事で在る。

 専門家とは村言葉の学術用語を日本語に翻訳して、解説するのが専門家の仕事の内で在る。村言葉の学術用語は、喩えは悪いが、一般人には通用しない『一方言』にしか過ぎまい。

 嘗て、キリスト教と封建社会の二輪立て社会が中世ヨーロッパと云われ、支配する一握りの聖界と俗界の階級社会は、後世『暗黒の中世』と形容されて居る次第で在る。

 聖界の権威を護ったのが、『ラテン語聖書』で在ったそうな。世俗利権に塗れた『聖界権威の壁』を突き破ったのが、ラテン語聖書の『母国語訳』だったそうな。情報公開は進歩の要で在る。聖書を聖界から奪取したのが、情報公開の母国語訳で在る。斯様に、ウィクルフ⇒フス⇒ルターの宗教革命の導火線と為ったのは、歴史が示す処で在る。

  英語圏以外の欧米圏以外で、母国語でノーベル賞が取れる国語は、日本語だけとの評価で在る。
 現在の中国語の7~8割の字句は、日本語輸入との由で在るそうな。何故に、其れほどまでに語彙力に恵まれた母国語・日本語をマイナー視、低級視する思考回路は私には理解不能の沙汰で在る。

 漢字は表意文字で在るから、短縮化しても意味は分るが、表音文字のアルファベットをIMF、WHOなどと表記して、どれ程の理解度が担保されて居るかは、甚だ疑問とする次第で在る。

    腹が空いたから、朝飯と致しまする。立とうとすれば、雄ジョービタキの来庭で在る。

 浴後は洗濯機を回しながら、小部屋で頁捲りのコーヒーを飲んで居ると、小童子の姿で在る。下チビが廊下を開けて、元気に入って来た。


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