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長駄文館・・・さてさて、庭バーベキューは、どうなる物やら。

             さてさて、庭バーベキューは、如何為る物やら。(3/31/20)
 昨日はスーパーで買い物を袋に入れて居ると、Sから電話で在る。家に行ったら開いて居るが、居ないとの由。5分位で帰ると云うと、車で待つとの由。へへへ。

 庭でのバーべキューの予定に来たとの由で、コーヒーと煙草で話をして行く。Sはスマホを自由に使いこなしての天気情報を検索しながら、予定を組む男で在る。『町会常会は、切れずに済んだか』と聞けば、煩方は来なかったとの由。

 左様で在るか。来て、自論を展開するとの剣幕では在ったが、『委任状提出』の欠席手法は、これも好く在る『人の常の一つ』でも在る。イヒヒ。

 Sとの話は理系と文系の違いで、別視点の観方が新鮮で在るから飽きない。猫好きと鳥好きの違いは在るが、分野は異なるが『観察眼』が好い線を行って居るし、疑問が在るとその場でスマホ検索をするのが、サラリーマン時代の先輩と同様の調べて進む理系脳で在る。

 言って見れば、『計画性』と出た処、流れ迎合型の『アメーバー、カメレオン性』の違いで在る。何かの本で読んだ処で在るが、人間の相性の根底にはお守りをする、お守りをされる関係が存在するとの由。総じて、私は出来が悪いから、周囲からお守をされて居るのだろう。

 サラリーマン時代の先生と目して居た御人達も、大体が理系の人が多かった。理系脳の人達は総じて、面倒見の好い人が多かった様に思える次第で在る。理系さんから云わせると、私は典型的な文系脳との由。皆さん、文系センスが無いだけで、私としては『中間脳』だと思って居る次第で在る。へへへ。

「行け無ぇ、行け無ぇ、もうこんな時間だ。帰るわ。」
「おっ、そうか。」で車まで見送り、
「バーベキューの手頃な場所は、何か所か在るぞ。あそこ、あそこ、此処でも好いぞ。」
「駄目だよ。外から丸見えだぞ。」
「お公家さん見たいな事を言うな。空間を愉しむのが、野外バーベキューの好さじゃ無いか。」
「真ん中のあそこが好いよ。後は天気を選んで、肉屋に行ってジンギスを買いに行けば好いだけだよ。明日、晴れたら迎えに来るわ。」
「左様でゴザンすか。了解。」

 明けて、本日は曇天で在る。道路は乾いて居るから、曇天が霧なら晴れるのだろう。雪の融けた庭に出て、目下の関心事・芍薬の芽出しと伸び、野苺群の成長振りを見て回る。スキンヘッドの頭に霧雨の感で在る。好物のミツバの芽出しが無い処が、危ぶまれる次第で在る。

 土手の大きく成ったら厄介物の雑草の成長を見付けて、根毎掘り起こして駆除して置く。面倒では在るが、母親介護生活を始めて、一週間を費やして家周りの雑草を掘り起こしての『苦役』を思い出せば、厄介物との追いかけっこは、見付けたら『マメ』に退治して行くのが、一番の対処策で在る。通勤タイムと成って来たので、家に入っての小部屋でのモーニングコーヒーとする。

 昨日は頁捲りに飽きて、廊下で地図帳を見て居た。塵も積もれば山と為るでは無いが、世界地図には、赤線、赤丸が多数付けられて居る。河、山脈、海、砂漠、都市のマーキングを追って行くと、これが世界史の好いお浚いに為る次第で、地理は世界史の舞台と云う事が如実に意識される。小中高の授業を思い出すと、地理、歴史、経済公民と、大体は社会科目は、一年時、二年時、三年時と三分割されてのカリキュラムで在った。

 お役御免の毎日が、日曜日の時間潰しと呆け防止に、ブログ打ちと学校自分に最得意の世界史をライフワークに位置付けて居る日々で在る。
 実際に遣って見て、感じる事、思う事は、自分が教師として生徒に授業すれば、地理の時間には歴史を語り、歴史の時間には地理を語り、政治経済公民の時間には、地理歴史を語る事に成って居ただけうと思う。
 本来為らば、教師は教科に興味を持って、自らが学び、学び知った諸々を生徒に教えたいの願望が強い筈だったので在るから、教師の授業とは総体の授業の方向を向くと考えるのが道理なのだが、一端、その職に就くとサラリーマンと化して居るのが大半の倣いの様で在る。いやはや、困った人間の胡坐掻きの態で在る。

 就寝前の時間を動画漁りをして居ると、タイ料理の動画貼り付けを見付けて、これなら言葉は理解出来無くても、台所遊びのヒントを貰えると見る事にした。東南アジア料理で在るから、多種多様な香菜を大量に使うのは、タイには2回旅行して居るから知っては居たが、料理の舞台裏の実際の調理映像を見ると、何でもかんでも、油揚げをして唐辛子を多投する調理法で在る。

 そんな動画を何本か見て居て、タイの世界史ルーツに腑に落ちた次第で在る。タイのルーツは雲南省に始まり、そのお隣は中国料理の一方の雄・四川省で在る。四川省と云えばマーボー豆腐の発祥地で在る。

 モンゴル勢力に押されて、雲南省から南下して大理国を作った雲南の民・タイ民族は、ラオス、大理国⇒タイと東南アジアに下った歴史を持つ。
 成る程、食文化圏からすれば、四川省の食文化圏で在って、当然のルーツを持つのも自明の理と云う物で在る。

 フィリピン料理も、その南国の暑さから来る腐敗を恐れて、魚も肉もカリカリに焼いたり油で炒める事を基本として居る。その単調さを補う為に、熱帯地方にふんだんに生える香菜を多用する事で、香り付けと彩を提供する食文化を作って来たので在ろう。

 骨を外した豚面、豚足、鶏脚の吊るし売りは、何回か見た次第では在るが、日本人の感覚からすると、あんな物を食したら小心者の私は、『悪夢に魘(うな)される』と感じるのたが、豚の解体映像と豚面の骨外しの手際の好さと、そのぶった切り、調理の手際好さを見て居る内に、成程、これは高級・珍味と思って仕舞うし、日本の豚足料理と異なって、タイの豚足料理は、これまた、現地では珍重される料理と知った次第で在る。

 漁労の民の日本人は、魚の捌(さば)き方に慣れ、余す処無く食する文化を持ち、狩猟・遊牧の民の獣の解体の手際の好さと、骨以外は余す処無く食する文化は、然ながらに人間の食に対する或る種の執念の遺伝子を引き継いで居る様にも感じられて、天晴の感想で在った。

   こんな事を思い付くままに、打って居ると、Sから電話で在る。本日、決行との由。へへへ。


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