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長駄文館・・・気の乗らない週始め為り。

                 本日は、気の乗らない週始め為り。(4/27/20)
 昨日は夜に成って雨で、今朝は曇天・無風で在る。パッとしないと云うか、今年の気象は、寒暖の差が有り過ぎる周期で在る。庭の巣箱は、残念ながら不発に終わりそうで在る。楓の葉が拡がって来たので、後は去年抱卵途中で遺棄して仕舞ったキジバトが、営巣するかの期待で在る。

 本来だと大型連休待ちする浮き浮きする時期なのだが、武漢肺炎ウィルスの非常事態宣言で、桜の季節も人出も無く一切華やぐ事も無く、植物として咲き、散り、葉桜に移行して居るだけの風景で在る。此方は変わり映えしない、毎日が日曜日の古希坂住人の日々では在るが、活気の無い日々の進みは、気分的、視覚的に、気が乗らない次第で在る。

 学童・学生、勤め人からしたら、何時まで続く武漢ウィルス禍のうんざり感、気の滅入りで在ろうか。若さは心身のバランスが採れての、成長日々で在るから、このウィルス禍の長引く休校の日々は、格段の迷惑さ、苦々しさで在ろう。

 時間帯から云えば、朝日の眩しさにカーテンを引いてのラジオ聴きなので在るが、本日は曇天カーテンの様で在る。お天気さん同様に、本日は気分の乗らない次第で在る。

 その原因はお天気具合も然り乍ら、就寝前に動画漁りをして見たアレキサンダー大王の歴史番組で在る。私は、気真面目一本槍の男で在る。誰しもが、読むよりも見た方が楽で在る。『何か、得る物が在るかな』と、期待して見始めた次第では在っが、・・・。

 マケドニアを貧弱な軍勢で旅立った若き大王が目指した地が、その当時、最大の豊穣の地・エジプトで在ったのが、大王に幸運を齎した。ナイルの賜物・エジプトの経済力=農業生産力は、中世ヨーロッパの10倍の豊穣さで在ったと云われて居る。
 エジプトでは、大王はペルシャからの『若き解放者』として歓迎されと云う。番組進行では、その地での滞在で、マケドニア軍は大王の破竹の進撃を支えた『エジプトの財力』に一切触れられて居なかった。

 その当時のペルシャは、名実ともに強大な世界帝国で在り、その屋台骨を支えて居たのが支配地エジプトで在ったろう事は、容易に想像が付く。多民族国家・ペルシャにして見たら伝統強国・エジプトの寝返りは、経済を断たれるに等しく、一方、若き大王にして見たら、宝くじを当てたに相当する『幸い事』で在った筈で在る。
 父王が家庭教師に大王に付けたのが、当代随一のアリストテレスで在る。学芸百般の師が、オリエント世界の事情を語らない筈は無い。『エジプトを制する者、オリエントを制する』と教えて居たとしても、何ら不思議は無かろうし、それが博学が示す『帝王学の世界観の一つ』でも在った筈で在る。

 世界史好きな歴史ファンの私としては、若き大王のペルシャ掃討作戦の初動にエジプトを目指した策を採った処に、『大王の非凡さ』が在る。そんな『歴史切り口』で語って欲しかった次第で在る。

 肝心・要の因果関係を物の見事にスルーして憚らない『歴史神経』が、私には理解出来無い次第で在る。

★漫画じゃ在るまいし、不勉強も甚だしい。こいつらは全然駄目だ。こんな切り口で歴史を語られたら『興醒め』と、途中で、ロシア料理の動画見とした次第で在る。ニャロメ!!

 知らない人間には、面白い歴史物番組と錯覚させられ、制作側に安易に刷り込まれて仕舞うのだろうが、それなりに知って居ると、番組作りのテレビの裏側が見えて来て、うんざり感が『増幅』されて来て終うばかりで在る。
 司会役の俳優、ゲストの若い女性タレント、歴史漫画を書いて居る女性漫画家、スポット解説をする時にだけ出て来る学者、映画映像を入れた大王ストーリー・・・etcと全てが台本に則っての『其々の役柄』を演じて居るにしか過ぎない構成と為って居る。

★この野郎共めが、俺ぁ、そう簡単にぁ騙され無ぇぞ。幾ら不知の者を相手と云っても、これでは公共放送のNHK勉強番組の価値が無い。嗚呼、下らない視聴率稼ぎの番組で正統歴史イメージが棄損されて仕舞ったと、動画変更として仕舞った次第で在る。へへへ。

 いやはや、何事も知らないと、赤児の首を捻られる様に造作も無く騙されて仕舞う物で在る。制作する方からすると、知って居る、知らないで居るのも、これ総べからず『自己責任の範疇事』と云う事なのだろうが、・・・。

 私から云わせれば、『品性に欠ける目立つ処盗り、継ぎ接ぎ番組制作』の構図に映るのだが。人間、戯けで在っても、馬鹿には為りたく無い物で在る。役を演ずるのが、役者商売なのだろうが、余り品格の好い商売では無さそうで在る。へへへ。

 七色の虹で在っても、それは太陽光線のアングルに依って、光が屈折反射する作用との由で在る。光射す処に、必ず影の闇の部分が在るとの由。一般平凡人からしたら、社会、世情を照らして見せて呉れる物が、報道で在る。

 事に付いて回るのが、賛否両論・人の口に毀誉褒貶(きよほうへん)・不都合には触れずの報道に編集権在りで、本当に知りたい物には近付けないのが、世の倣いの様で在る。

 お上の奉り事要諦は『民は寄らしむべし、知らしむる無かれ。』で、この何カ月もコロナコロナ報道では在るが、本当は知りたい内容の入院患者数、退院患者数、日本人と外国人の数、退院者の平均入院日数、治療薬情報・・・etcが、ラジオ報道には殆ど出て来ずに、日々の感染者数の報道に終始して居る処で在る。
 日本の教育界の欠点は、生徒に自分で考える能力を阻害して居る『○×の画一教育』と云われて居るそうな。人間、物を考える為には、資料が多い方が、その分、比較検討が出来て、結論に論理的精度の『整合性』が増す関係に在るそうな。

                 それを称して、『人間の探究心』と云うそうな。

 偶々、動画漁りでクリックして見たアレクサンダー大王の歴史番組では在ったが、世界史のお浚いには程遠かった『英雄誇張史』の感で在った。

 おやおや、集中力緩慢の態で、打ったり、中断して居る内に、お昼の時間と成って来たでは無いか。散歩方々、スーパーに寄って、食材買い、野菜消費にミートソースのスパゲティでも作って、台所遊びと致しましょうかね。

 正午のスーパーで在るが、買い物客の多さに驚く。買い物外出が、其れなりの息抜きと成って居るのだろう。人間、家に居て何もしないでも時間に成ると、腹が減る習慣性動物で在る。風に依る体感温度は低さを感じるが、お天道さんの日差しは暖かい。

 挽肉、玉ねぎ、人参をたっぷり炒めて、エノキを入れて、コンソメ、味の素を加えて、カゴメのトマトケチャップをドボドボ投入してミートソースを作る。その横で、グラグラに立った鍋にスパゲティ2束を投入して、茹でる。熱々をよそって、フウフウしながら先ずは一人前。

 美味い物は美味い時に食べるのが、肝要で在る。腹はきついが、お代わりをして『完食』とする。久し振りの自作ミートソース・スパゲティで在ったが、中々に美味い物で在る。こんな手軽で美味い物は、イタリアの専売特許にして置くのは、実に勿体無い事で在る。

 然しながら、小食胃袋に為った歳を考えずの欲喰いで在る。2時で在るか、昼寝導入剤に、頁捲りをして、昼寝を決め込むと致そう。へへへ。


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