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長駄文館・・・やれやれ、丑三つ時の起床為り。

                やれやれ、風に起こされて終った為り。(5/10/20)
 何だい・・・。こりぁまた、煩い風では無いか。腹も空いたし、しゃ~無い。起きて仕舞うか。こんな時は起きる助走で、バッコン腹筋体操で在る。明かりを点ければ、やれやれ・・・2時で在る。

 口内の粘々落としに、梅干しを一つ口に転がし、お茶を注ぐ。動画見で知った日本人の免疫力の秘密は海藻と緑茶との由。2時台のラジオ深夜便は、洋楽で久し振りで在る。

 昨日は、マクワ瓜の芽が出たら実験して見ようと思って居た東の軒下に、朝仕事で川砂を運び、午後の暇潰しに土手の草取りをして居る内に、土手の苺移植スペースが雑草だらけに成って居るので、それをして居る内にエンジンが掛かって仕舞い、朝仕事と同様に三杯の川砂運びと相成って仕舞った。苺だけを残して、隙間は食み出て仲間外れに為って居る苺を移植して、たっぷりと川砂入れした。動き序で在るから、川水を使ってのジョロ散水として、施水の段で在った。

 昼寝無しで在ったから、晩飯後は動画でスペイン、ポルトガルの家庭料理の番組を見ながら、映像に映る歴史的な町並みを観る事で、大航海時代から発した15~6Cのパプスブルル家スペインの栄華の跡に世界史お浚いと為った。

 ポルトガルの米料理の具には、鶏肉、『兎肉』を使うとの由で、古代の海の民・フェニキア人は、スペインを『兎の多い国』と呼んで居たとの由で、成程と納得した。因みに兎肉は、鶏肉より脂分が少ないとの由。

   スペイン、ポルトガルの米料理、米作は1300年の歴史が在るとのシェフの説明で在る。

 8Cに本拠地中東を追われたアラブ帝国がスペインに渡り、後ウマイヤ朝の破竹の侵攻を開始した。そんなイスラム勢を新生フランク王国のシャルル・マーニが、トゥール・ポアティア間の戦いで阻止して、西ヨーロッパの時代が幕開けする次第で、長らくピレネー山脈より西は、『ヨーロッパに非ず』と云われて来たイスラムの地で在った。イスラム勢の破竹の攻勢は、同じく8C半ば、最盛期に在った唐・玄宗皇帝の時代、タライ河畔の戦いで唐軍を破り、実質的な唐の衰退期を招いて居る処で在る。

 ヨーロッパ勢の領土回復運動の終結は、コロンブスの新大陸発見時と同じ頃の15C末で在る。16Cは、新大陸の金銀財宝の太陽の沈まない帝国スペインの時代で在る。重金主義の時代でカソリックの守護国スペインの躓きは、ネーデルランド(オランダ)独立戦争に費やした戦費で在る。英のエリザベス女王との無敵艦隊戦で敗れ、海洋・金融国家のオランダの17C、18、19Cの英仏の時代へと歴史舞台は変わり行く。スペインと違って新大陸への奴隷貿易で財を為した英は、産業革命で世界の工場と為り、七つの海を支配する海洋大帝国を為し、パックス・ブリタニアとして世界に君臨した。

 街に残る石造建築群が、一年の内300日は晴れると云う地中海の南欧の眩しい太陽の下、在りし日の太陽の沈まないスペインの栄華の町並みを観る思いがした次第で在った。

 古代地中海は世界の海で在った。海に進出したフェニキア人、陸の交易に活路を見出したのがアラム人。一神教を生み出したのがヘブライ人の地中海東岸の新勢力勢で在った。海の交易民フェニキアはアルファベットを、陸の交易民アラムはアラム文字を中央アジア、東アジアの騎馬民族に伝えた。
 アラム人はラクダを以って、東西交易に乗り出し、中央アジアのオアシスルートにも進んで、そんな中で東洋の稲作を知り、ポルトガル・スペインに稲作・米料理を伝えたのだろう。世界の海・地中海を制して西の世界帝国に君臨してパックス・ロマーナを構築したのが古代ローマ帝国で在る。

 ラテン語系と云われるイタリア、ポルトガル、スペイン、フランス人はゲルマン語系のドイツ、イギリス、北欧系と比べると小柄で、現代日本人と比べても同体格で在る。活字理解の世界史雑学も、映像に接すると、白人種のラテン系、ゲルマン系、スラブ系と、何と無く民族性の違いが見えて来る物で在る。西洋風炊き込み飯、オジャの具材は、内陸部は肉系、海岸部は魚介系との由で在る。香辛料&色付けは、サフランの乾燥オシベとの由。庭にもサフランが在るから、花が咲いたら一度試して、墓参りの序に妖怪様に報告すると致そうか。へへへ。

 世界史を趣味として居ると、歴史ガイドが居なくても、バックの映像から、世界史お浚いが出来るから、単なる料理紀行物以上の愉しみが生まれて有難い次第で在る。そんな次第で、早目に寝て仕舞い、『丑三つ時』の目覚めと為った仕舞った次第で在る。

     風音は一向に収まらないが、三時台の日本の歌・心の歌は、童謡のお時間で在る。
 サトウハチローの『小さい秋見つけた』、竹中夢二の六つの子供歌・『風の歌』などを聴く。これもまた、自由の利くお役御免の古希坂住人の丑三つ時の過ごし方の一つなのだろう。  
       不図、これぞ無為自然の生き方かも知れぬと、ニガ笑いが出た次第で在る。

                腹の足しに何を摘もうかで、駄菓子類を見る。
 トースト・バナナチップ、揚げせんべい、乾パン、干しブドウと、全てに手の届く深夜の小部屋で在る。選択する必要も無い。全てを食べれば好いだけの事で在る。

 ポリポリ、パリパリ、4時で在るか。大分、瞼も重く為って来た。何々、今度はクラシックのお時間で在るか。少し聴いてから、二度寝に戻ると致そう。

 二度寝から起きて、朝風呂とする。風の強さに、大事な復活ブドウの幼蔓が折れそうな具合で在る。管理者としては見るに忍びなく、支えの横棒を渡し、紐結びとする。こんな時に限って、雨が落ちて来る物で在る。我慢して終われば、雨が止む小憎らしさで在る。尤も、洗濯中で在るから、降らない方が有難い処でも在る。


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