fc2ブログ

記事一覧

長駄文館・・・自生朝顔を移植する為り。

                自生朝顔の移植をした為り。(5/25/20)
 独り生活だと、何事も自分でしなければ為らないから、結構時間を要する物で在る。ふぅ~、一応の事をして回って、小部屋定位置のモーニングコーヒーとすれば、8時半では無いか。
 今朝も庭のご挨拶で苺採りをしてべんり菜の収穫として、苺ジャムを作りながらの妖怪様の部屋のコタツの片付け、全戸開放の布団干し&掃き掃除、廊下鳥の世話、金魚、グッピィの餌遣りなどして、いやはや、充分な朝運動をして仕舞った次第で在る。

 初回のジャム作りは中瓶・小瓶が各1本と半端分は、私の使用として小タッパに入れる。食パンが無かったので、物は試しと乾パンに付けて食べると、クッキー感覚で予想外の相性の好さと為った。

 昨日はもう少し足してから瓶詰めにしようと、火止めをして六畳戯画廊で詳説・世界史研究の初版本を読んで居ると、週一度の出社からの帰りとの由で、Sが顔を出した。朝食はパン食と云う事で、私の野苺ジャムが気に入ったとの由で在る。
喜んで食べて呉れれば、先祖帰りをした苺達も悔い無き上仏が出来ると云う物で在る。今季初のジャム進呈とする。再び煮立てて、それを其の儘、小瓶に入れて上に5~6個の摘んで来た生苺を載せて蓋を締める。へへ、これもチョイとした絵心の一つで在る。出来立ての熱々ジャムを渡す。

「お~っ、あっちっち。」
「そりぁ、そうさ。一切防腐剤を使わない100%自家製の野苺ジャムの沸騰殺菌術だぜ、必要な温度だぜ。」
「粗熱が取れたら、冷蔵庫保存するよ。貴重品だから、大事に味合わなくちゃ。サンキューサンキュー。」
「普通に食べて呉れりぁ、可だ。手作りだからナマ物感覚で、食べ切って瓶を持って来て『お代わり』すりぁ、好いだけだぜや。これから、毎日苺ジャム作りが日課だからさ。気にする事ぁ無ぇわさ。」

 そんな昨日の夕刻散歩に出掛けた処、一応橋桁下通過の折の身屈めをして頭を上げた途端、ガツンと一発喰らって、其の儘、後ろ向きに倒れて、おお、痛いの泣きの衝撃で在った。スキンヘッドの頭を抱え込んで、古希坂親父が泣く訳にも行かず。何秒間か倒れ込んで居た次第で在る。人間、不意を喰らってぶつかると、物の見事に衝撃をモロに受ける物で在る。
 衝撃、破砕検査などの映像を見て居ると、重さ×スピードが衝撃度kgと表示される次第では在るが、身体に備え無く無防備の処にズガンと遣られると、ノックアウトの状態と成って仕舞う。

 まぁそれでも、根が頑丈に出来て居るらしいから、普通に帰って来て、晩飯とした次第で在る。外国物の女1人のアウトドアの3日、女の子と男の子を伴った同じ女性の真冬の5日間のテントアウトドアを見た後、ツンドラのシベリア草原でのトナカイの遊牧の一年を観て、農耕民族と遊牧民族の人類の二方向性を映像鑑賞とさせて貰った。ツンドラ草原は為るほど、通年運搬車は橇(そり)で在った。世界史通読も覚える段階から、忘却防止のスローダウンの進みで在るから、就寝前の動画漁りは面白い物を求めて民族伝統的生活を見る為に中央アジア、アラブ、シベリア、モンゴルの遊牧民のドキュメンタリーを見て、妄想力を磨いて居る次第で在る。

 遊牧民の生活は、騎馬、武闘にも優れた男女、夫婦協働の生活で在る。子供も女達も、男並みの仕事を担って居る。私としては、この辺りが見たいので在る。隋唐の出自は、北方騎馬民族の鮮卑族で在る。唐の2皇后が天下を欲しい侭にした『武韋の禍』の女難から生まれ、女難に没した玄宗皇帝の開元の治の前半は『賢帝』、楊貴妃の色香に溺れた後半は『愚帝』と位置付けられて居る。

 有畜農業の定住社会と草を求めて遊牧する移動社会の根本的違いは、一時間、二時間タイプのドキュメンタリーから学ぶしか実感、納得する事が難しいので在る。当然、外国物で在るから、吹き替えも字幕も無い。それでも、映像は地理的風景、季節の過酷さ、放牧家畜の羊、馬、ヤク、ラクダ、トナカイと地理を見せて呉れ、厳しい男女協働社会の内幕を垣間見せて呉れる次第で在る。

 こんな行を打って居ると疲れて来たので、息抜きに庭に出て草毟り、小石拾いとする。しゃがみ込んで雑草の顔出しを摘んで抜いて居ると、当然に目は地面にズームアップされて来る。
 自然法思想に基づけば、命は平等な自然権の最高峰なのだが、身勝手な人間には有用・無用の基準をごり押しして仕舞う。雑草の子供は堪った物では無かろうが、地面にズームアップされると、待ちに待ったインゲンの顔出し、自生朝顔の小さな双葉の顔出しにも気付く処で在る。

 私道の自生朝顔はピンク、庭の自生朝顔は濃い紫色で在る。メンデルのエンドウ豆に倣って、今年蒔いて成長して来た西洋朝顔の所に、移植をして見ようと思い付く。受粉して種が出来るので在るから、混栽して置けば、蜂の仲人で『ハーフ』が誕生するかも知れないし、生物はハーフに依って強かさも増すと云われても居る。これは遊んで見る価値が、在ると云う物で在ろう。へへへ。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アガタ・リョウ

Author:アガタ・リョウ
FC2ブログへようこそ!