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長駄文館・・・訪れ頂戴するは、善き為り。

                     快晴、快便成り。

                   訪れ頂戴するは、善き為り。(5/26/20)
 昨日の日中は暑くて、頁捲りにも集中出来ずに息抜きに剪定鋏を持って、河川敷の頑固なツタ、雑木のカット遊びをして居ると、前回水槽の補充水を汲みに行った時に、階段の所に居た大アオダイショーで在る。
びっくりして、身を引いた。今年は既に3回の蛇との遭遇で在る。それにしても、よくもまぁ、此処まで大きく成る物で在る。蛇の方も、私に敵意が無い事が解って居るらしく、その醜く、不気味な姿を堂々と晒して居る。

 物騒で在るから、棒きれを投げて遣ると、素早く植栽ベルトの中に消えて行った。そんな次第で、高尚なボランティア精神が一挙に萎えて仕舞った。

 殆ど魚影の見えない今年の流れでは在るが、一度は釣りをしたい。コンクリートの抉れ部分の落ち込みは好ポイントでは在るが、釣りとしては少しスペースが足りない。ズボンの裾を捲って、石を積んで流し釣りのスペースを作る。暑い時の川入りは、実に気持ちが好い物で在る。一応気が済んだので濡れたズボンを洗濯して、頁捲りの仕切り直しをして居ると、二本線先輩さんが庭の原種芍薬を撮った写真を持って来て下さった。

      写真には『快晴、快便成り』と書かれて居る。ニャロメ。私より数段上の字で在る。
 先輩は2年程前に血便が出て、初期の大腸癌が発見されて、入院手術をして、その後も年に4回の検査をして居て、その後も循環器系に小さなポリープが検出されて処置をして居るとの由で在る。快晴、快便成りは、そんな体調の好さを記したものと推定した次第で在る。

 顔を合わせて仕舞えば、下っ子同士の駄洒落交遊の段と成って仕舞う。家の後の本格的家庭菜園の畑で、文明の利器小型耕運機で野菜を作る人で在る。実るとジャガイモ、タマネギ、里芋などを頂戴する面倒見の好い先輩さんで在る。

「今日は、貰い物が有るか?」の仰せで在るから、べんり菜の残りを全部引き抜いて、根をカットしてお持ち頂く。梅実の成長と歩調を合わせて、葉野菜の後は自生の赤紫蘇に目一杯成長して貰わないと、自前梅干しの運びと為らないので在る。へへへ。
「ユリだらけで、俺もユリが欲しいんだけどさ。」
「好い処じゃ無ぇせ。放っと居ても、ばかすか増える鬼ユリだぜ。幾らでも里子に出すんね。」
「土は、如何するだや。」
「エジプトはナイルの賜物。吾が庭は女鳥羽川の賜物で、川砂と落ち葉のコラボせ。河川敷ボランティアのギブアンドテイクで遣るさね。二人で一輪車運びすりぁ、如何って事ぁ無ぇさね。畑土に砂を混ぜれば、水掃きも向上するわね。金は天下の回り物と同じで、目鳥羽川の川砂だって町会住民の回り物だんね。発想の転換は、生きて居る内に実行しなんで如何するだい。俺ぁ法学部だけど、先輩は経済学部ずらい。」
「やいやい、Rさと居ると遣られ放しで、俺ぁ立つ瀬が無ぇよ。」

「何を扱いてるだい。ナイル川は船で無きぁ渡れ無ぇが、女鳥羽川何ぞは、長靴で渡れるぜや。あい~。
毎年、7月から11月まで水量を増やして、定期的に氾濫するエチオピア高原の黒土の潤いは、肥料無しでも古代エジプトの農業生産高は、中世フランスの10倍の農業生産高だったって話だんね。女鳥羽川の難敵なんて、アオダイショーぇな物だんね。そんな物ぁ、二人居りぁ、屁の河童ってもんさね。何時遣るだい。何時でも、お役に立つんね。へへへ。」

「好し、分かった。一丁、遣って見るか。処で、古今和歌集と新古今和歌集とでは、何処が違うんだい?」
「俺ぁ、文学は一切嗜め無ぇから、新旧の字の違い位しか知ら無ぇわね。古今和歌集は平安時代で選者・紀貫之、新古今和歌集は鎌倉時代で選者・藤原定家じゃ無かったかいね。」


「好く、知ってるねぇ。大したもんだ。」
「一応、受験勉強知識じぁ、万葉集、古今和歌集、新古今和歌集の譜系で、世界史だと唐詩の四六駢儷体と古拙の漢時代の漢詩の作風の違いが在るんじゃ無いですかね。」

             先輩さんは、二つ程、和歌をご披露下さった。へへへ。

「実際、詩に当たって見ないと、四の五のと云えないけど、正月の歌始じゃ無いけど、読んで見たら、日本人の伝統の遺伝子って奴で、感じられる物が多々在ると思うんね。それを一々、専門詩人の解説なんて聴いて、お高く止まる必要も無いと思うんだけどね。
 心に来る物は、古今東西を問わず、共通項を持って居るから、時代を超えた共感力、共鳴力を持って居るって事ずらい。
 何しろ、日本人はカラオケ大好き社会だから、世は歌に連れ、歌は世に連れで、カラオケマイクを握る日本人は、歌に載せて吾が想い、吾が思い出、吾が心情を表現して居るって、一億総歌人って事なんでしょうよ。」

 先輩さんと居ると、愉しい物で、こう云えばこう云う、ああ云えばああ云うで、後輩としては、全てを呑み込んで下さる安心感が在るから、甘える事が出来る次第で在る。鉢蒔きのミツバにも双葉を割って本葉が生まれて来たので、プレゼントする。今度の顔出しには、野苺ジャム、山椒の青実もお持ち頂けるし、ホーレン草も大きく成って居る事だろう。

 明けて深夜の雨に、物干しの洗濯物は半分濡れて居たが、万遍無く天からのシャワーを浴びた庭の緑の潤いで在る。雨に打たれて満開の栽培種の八重の芍薬は、重い頭を垂れての無残振りで在る。まぁ時間が経てば、起き上がって来る次第で在るから、早速、苺の収穫とする。

 盛りに入って、カップ麺二杯の収穫と為る。夕方にも摘んで付け加えて置けば、小瓶2つは出来そうで在る。小瓶2本のストックは、差し詰めYと先輩の来た時に必要で在る。今年も順調なスタートで在るから、『おい、R。ちゃんと小さな苺を真面目に採って、苺ジャムを作って、私の処に持って来るんだよ。好いね。解ってるね。』強制予約をして行った天敵女の分もストックして置かなければ為らない。へへへ。

 水洗いをしてゼロ払いをした手鍋に苺を投入して、弱火に掛ける。こんな事をし始めると、妖怪様の言葉を思い出してニヤリで在る。

 妖怪様曰く。『料理する処は、昔から男には見せるなって謂われて、煮ると野菜は半分以下に成るからね。』益してや、四捨五入すれば水分だけの苺でジャムを作るので在るから、純度100%の野苺ジャムが不味かろう訳が無いので在る。アハハ!! 

 本日は例年と違って、零れ種からのマツバボタンの芽出しが殆ど出て来ない。マツバボタンは別名爪切り草と呼ばれて、脇芽を爪切りして挿し芽をすれば容易に根が付く植生で在る。それでして来た訳で在るが、それはクローン栽培で在るから、自然への適応力も次第に低下して来る物の様で在る。所謂、近親婚の弊害と同様の自然の摂理と云う物で在ろう。古代エジプトの王家、西洋の王家なども『やんごと無き血筋の継承』を守っての近親婚の風習は、何度と無く王朝交代を強いられて来た歴史経過が在る次第で在る。

 家庭菜園でも連作障害、近親交配の弊害が顕示されて来れば、それは管理者として対処して行かねば為らない努めと云う物で在ろう。ホームセンターまでペダル漕ぎをして、見てから、種か鉢植え物を幾つか買って、夏の花と致そう。スーパーに寄ったら、またまた消費が追い付かなく為るから、気持ちを強くしてパスとするべしで在る。

                  さて、行って来て、午後の部と致そう。


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