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長駄文館・・・へへ、下男をして来た為り。

                へへ、下男を遣って来た為り。(6/7/20)
 昨日もまた好い日で在った。頁進めを多くして仕舞うと、面白味が無い。じっくり読んで、その辺りの事を世界史通読の全体の中での納まり具合を、自分の人生験と照らし合わせたりして色々と思考を愉しむのが、大人の趣味の世界史と云う時間帯で在る。丁度明・清が終わって、庭タイムの小石拾い、雑草抜きをして居ると、先輩で有る。

「あっ、行け無ぇ、砂を入れる袋を持って来るのを忘れちやったぜや。歳を取ると、健忘症が酷く為って情けないよ。」
「袋じゃ無くて、一輪車ずら。あい~。」

 花採りは後回しにして、緑の宝石・青山椒実を2人で採取する。先輩はユリが好きらしい。丈の短いユリが蕾を膨らませて居るので、欲しいかいと問えば、即、貰って行くと云う。混んだ処の2株を慎重に掘り出して、里子に出しても難儀をする粘土土の固さで在る。レジ袋と手シャベルを持って、砂を取りに行く。先輩も一緒に来て。

「大したもんだ。好く知ってて、自分の庭見たぇなもんだ。」
「そりぁ、そうせ。伊達に毎日河川敷散歩はして無ぇし、漫然と草刈ボランティアをしてる訳じゃ無ぇんね。宝物の放置じぁ、勿体無いお化けに憑依されちまうわね。」
「ヒョウイは読めるけど、書け無ぇ難しい漢字だぜ。」
「困るじゃ無ぇかい。そんな体たらくだと、俺と五分の勝負は出来無ぇんね。不勉強で駄目じゃんかい。」
「やいやい、云われちまったぜや。俺ぁ歳だぜ。Rに憑依してオンブに抱っこして貰うわね。へへへ。」

 ジャム瓶の無い本日分のジャムをヨーグルトのカップに入れて、先輩には青山椒実をビニール袋を渡して持って行って貰う。玄関で、やや、行け無ぇ行け無ぇの声で在る。行けば、何の事は無い。入れ損ねて、バラ撒いた山椒実を拾い集めて居る。ニャハハ!!

 本日の御下命はキュウリの支えに横棒を張るとの由で在る。了解で在ります。先ずは里子に対する土壌改良で、硬土をツルハシで掘り起こして、川砂、腐葉土を2人で搔き雑ぜて、持って来た矮性ユリ2株を丁寧に移植する。

      さて、紐で十分と紐を二段に張る事にする。持って来た紐はシュロ紐で在る。
「金持ちは流石に違うね。シュロ紐なんざぁ、通の遣る事だんね。」
「これが自然に還って、好いって云うもんだからさ。でも、シュロなんて好く知ってるねぇ。」
「そうずら、知れば知るほど、文武両道の実力にぁ驚いちゃうずら。俺ぁ女好きだけが取り柄じぁ無ぇからね。」

                       先輩はマメで在る。
「俺は非力だけど、オテコは巧いもんずら。おぅ。」
「先輩、それを云うのなら、豚も煽てりぁ、木に上るの『煽て上手の人使いの荒さ』って云うのが、正しい日本語表現だんね。長幼の序が行き届いた日本の社会じゃ無きぁ通用し無ぇ日本の美徳ってもんさね。解ってるずらいね。先輩。あい~!!」

 そんな下っ子じゃれ合いをしながら、今度は伸びて来た形の結えで在る。成長期のキュウリ、ナス、トマトを支柱に結えて行き、下枝下葉、脇芽欠きをして、成長期は上へ上へと木性を真っ直ぐ伸ばしす躯体作りを本義とする。先輩は作る派らしく、興味深々、且つ納得の態で在る。

「本線はこうだから、これは不要、除去して、通気性を確保して、地上の明かして病気予防に、虫予防。Rさ。理に適ってる。Rさの土壌改良策に剪定要領と云い、大したもんだぜや。相当に頭が好い人だわ。」
「あれ、先輩、今頃、気付いただかい。エレェ、遅いじゃ無ぇかい。何てったって、俺ぁ『お天道さんの弟子』だんね。学校で教わら無ぇてっ、こんな自然の摂理は、黙ってても、お天道さんと女鳥羽川の砂が教えて呉れるんね。へへへ。」

「やいやい、スッキリして、俺の畑も見栄えが一変しちまったぜや。トマトの挿し芽も根付いたら、こっちに持って来てさ。セリとミツバの鉢植えも、好い具合でさ、チョコ、チョコとカットして、味噌汁に入れてるんだけど、こりぁ、重宝もんに為るぜや。」
「何て云っても、作る派には遊びの愉しさが生まれて来るもんせ。或る意味じゃ、これぞ、田舎人間の贅沢なお遊びの時間ってもんだぜね。」

    先輩曰く。川砂をストックして置いて貰ったら、体力が在る時に貰いに行くとの由。
       へへ、試して合点で、川砂による土壌改良効果に大納得の観らしい。

 Rさは人を楽しくさせて呉れる話術と肉体の強靭さの馬力で、有難くも頼りに為る存在との最大級のお褒めの言葉を頂戴して、晩飯のおかずを2種頂戴して来た次第で在る。

 明けて本日、期待した雨は降らずの植物達の委れで在る。苺採り、山椒実採り、ホーレンソー採りをして、ギブ&テイクのホース散水とジョロ散水を配っての朝飯とする。目下、緑の下男役の日々では在るが、悪くは無い日々の送りで在る。へへへ。


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