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長駄文館・・・快調な滑り出し為り。

                   快調な滑り出し為り。(6/9/20)
 今朝は最後の苺ジャムを完成させて、一年の健気な先祖返り苺に『御苦労さん』の労わりで在る。昨日は電話をするが出無いので、6時を回っての暑さ解放で、一輪車の砂を先輩の処に配達に行く。
 上から声が掛かるので見上げれば、お隣の屋根に上っての庭樹の剪定中で在る。道理で電話しても出無い訳で在る。庭樹剪定は私の方が先輩で在るから、如何しても口より先に手が出て仕舞う。私と同様の、色んな道具が置いて在るから、鋸、刈込鋏、剪定鋏、手斧をチョイスして、二連梯子、脚立の主役に為って手際好く、下男役に徹する。そんな処に高校同期のYから電話で在る。

 炎天下農作業でクタクタとの由。明後日からは雨の予報で、やっと解放されるから雨が降ったら、顔を出すとの由で長電話と為るが、私は気真面目な男で在るから、剪定鋏を稼働させながらの電話交歓とする。
 切り放し、刈り放し放題で、片付けは先輩の明日の作業とするとの由。川砂の返礼に奥さんの実家からぼかし肥料とする為に米糠を一袋貰って来たと云うから、これ幸いに物々交換で糠を貰う。

「実はね。沢庵漬けの残り糠床利用に、明日は米屋さんに行って米糠を貰いに行こうと考えてたんで、渡りに船だいね。キュウリ、ナスをぶち込んで居るんだけど、塩がキツくて糠割しようと思って居た処せ。手間が省けて、こりぁ、儲けたわ。」

「糠床は毎日搔き雑ぜて、糠を補充して行けばズーと使える優れ物って云うからな味噌・醤油・酒の醸造屋には百年選手の発酵菌が棲み付いて居るって話だからな。それにしても、好く物を知ってるもんだ。」

「そりぁそうせ。人間70年も生きてりゃ、その位の耳学も蓄積されて来るってもんせ。デケェ声じゃ言え無ぇけど、男子番から高・二本線は一応、成績優秀者の集まりだぜね。その他、諸々の扱いされちゃ、母校に疵が付くってもんさね。へへへ。」

 一輪車に米糠を載せて、公民館の信号機を渡ると先輩さんが追って来て、晩飯のおかずにしろとの事で、未だホカホカの差し入れで在る。

 午後はガス屋さんのブロンソンさんが、冷たい日本茶とプリンの差し入れで、緑の狸おばさんのカイロ大主席卒業等の学歴詐称問題などをメインとした話で大いに盛り上がっての月に一度の男話トークで在った。コチンコチンの窒息土壌の弊害&土壌改良材の砂の話に納得して、庭の芝生の枯れの原因が解明出来たとの由。
     
        恒例の野苺ジャムの中瓶にブロンソンさんは大喜びで在った。アハハ!!

 関西のチリメンジャコの青山椒実の佃煮に挑戦すべく、残りの青山椒実採りをして居ると、散歩帰りのインテリ先輩さんのお声が掛かった。河川敷ベンチトークではスキンヘッドが沸騰して仕舞うので、帽子を被って来て、丁度土手の大欅が日陰と成って居る、土手階段に腰を下してのお話とする。

 お孫さんの質問に、女鳥羽川から砂金は採れ無いかが在ったので、『鳥のおじちゃん』に聞いて見ると云って置いたそうで在る。

 その話を聞いて、中学時代を思い出した。砂に黄色の砂が混じって居るのを見付けた奴が居て、学校帰りに馬鹿仲間が『一攫千金』を夢見て、時代劇、西部劇の真似をして、草叢に隠して置いた笊で毎日、真面目に砂金採りをして居た事が在る。
その内、冷静な奴が居て、理科の教師に見せた処、『黄銅鉱』との由で、獲らぬ狸の皮算用で、理科の授業中に滔々と教えられ、皆に笑われて仕舞った経緯が在った。

※成績優秀なRグループが、あんな事を真面目にして居たと云う事で、その後、このエピソードは、その教師の石の組成物の好い説明材料として使われて居たらしい。覆水盆に帰らずが世の倣いで在る。
 私のイメージアップ、イメージダウンのどちらに作用した物かは不明では在るが、他クラスの天敵女が私に圧倒的強さを誇る処から、察すると一般的観方からすると、後者の物らしい。トホホ。

 そんな遊び呆けて居た中学時代を思い出して、いやはや、若気の至りで同じ様な発想をする処が人間とは愉快な物で在る。

 女鳥羽川から砂金と為れば、平安末期~鎌倉時代の奥州平泉の藤原三代の黄金郷、戦国時代の甲州金の武田氏で在るから、楽市楽座の織田信長の安土城以上の発展を遂げた事は必定で在ろう。
 東は温泉郷、西は安曇野、南は塩尻、北は大町と続く中心平は、きっと平安の昔から大都市に為って居た筈で在るし、中信平を一望する城山丘陵地帯は、信長の安土城、謙信の春日山城の何倍もの山城の立地条件を備えて居る。
 益してや、西には峻嶮な天然の屏風中央アルプスが従貫して居る風光明媚な天然の万里の長城の好立地条件で在る。

 信濃の国の県歌には『海こそ無けれ・・・』と在る次第では在るが、それこそ、女鳥羽川、薄川、梓川に金こそ在らば、きっと日本の中心で、栄華を極め続けて居た事だろう。

 その昔、鉱山掘り衆は掘り衆と云われた専門家集団にして、全国の鉱山を渡り歩いて居た技能集団にして、情報収集集団でも在った。時の権力者が、金の匂いに鈍感で在る筈が無かろうで在る。新大陸発見で、ハイエナ収奪者のコルテス、ピサロもスペイン御用達の国家事業だった訳でも在ろうに。へへへ。

「流石に物知りで立て板に水。地学に、世界史、日本史と、こりぁ、好い話を聞いた。小僧の奴、どんな顔をするか見ものだ。」

 いやはや、本日も快調な滑り出しで在る。さてさて、青山椒実を効かせた小魚の自前佃煮は如何な出来に為る物やら。毎日が日曜日の古希坂住人の寂滅道は、悪くは無い物で在る。


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