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長駄文館・・・是、劣化の為せる処為り。

             是、タイヤチューブの劣化の為せる処為り。(6/26/20)
 さぁ~てと、先輩さんが自転車のパンク貼りに、10時に来ると云うから、その前に二畳小部屋を夏仕様にして置くと致そうか。

 最初はこう云う事が苦手で逃げ回って居た物だが、親分無しの子分無しの独居暮らしもすっかり板に着いて来て、普通に出来る様に為った。昨日は、梅採り位は一気に出来たので在るが、流石に四泊五日の重労働が効いて、仕切り直しの梅採りで在った。

 お向かいさんが「車が無かったね。遠くに行って居たの? 好く遣るねぇ。感心しちゃう。」と声掛けをして呉れる。
「あいあい、独り暮らしだから、遣るしか無い事で、これも俺の暮らしの一部だんね。へへへ。」

 昨日は流石に人力重労働の疲れが抜けず、せめて生物処理だけはして置こうと決心した。虚弱体質で在るから、梅採り、梅洗い、塩を振っての塩漬けだけをノルマとして居たので、それが出来ただけで『御の字』と云う処で在った。

 夏仕様に成って7時半なので、出勤してテレビを見ながら缶コーヒーを飲んで居る事だろう弟に電話をする。

「昨日、ネット動画を探して居たら、『佐久間ダム工事の記録』って、一部二部のドキュメンタリーが在ったもんだから、親父らしき姿を見付けようとしたんだけど、請負会社が間組だったんで、親父の会社は出て来なかったんだけどさ。隧道を担当したのは親父の組だからさ。規模は違うけど、俺達の血には土方の血が流れて居るから、好い参考に為ると思ってさ。
事務員に○子が入ったと云うから、PCはお手の物だから、時間が在ったら、動画検索して貰って観て呉れよ。建設大臣賞を取った2時間弱のドキュメンタリー映画だ。日本人の暮らし、日本人の上も下も無い協働意識の高さ。親方は知らない処で社員の命、安全を守るのが仕事で。婆さんの話だと、派手に芸者遊びばかりして居た親父に見られて居たけど、皆が寝て居る間に現場に行って居たって親父だ。俺達下2人は、殆ど親父の記憶は無いけど、親父と対話が出来るぞ。アメ公技術者連も映って居るから、その当時の日本も垣間見られるしな。」

「流石に、Rちゃは奥が深くて、歴史を観て居て、巧い事を言うな。うん、そうだな。サンキュー。」
「これも、たまたま貼り付けて在った動画に佐久間ダムの記録なんてものが在ったのも、何かの縁と云うか、親父、婆さんからのメッセージとエールかも知れんぞ。親父も会話したかったんだろうよ。皆と観るのが、お勧めなんだけどな。」
「そうかも知れんな。タイミングが好いもんなぁ。でもな、観て何を得るかが、Rちゃの地頭と感性の問題だからな。兄貴に観ろと云われたから、必ず観て置くよ。体は大丈夫か。」
「おお、今日から正常値に戻ったわさ。じぁな。無理するなよ。」
「はい、了解。」

 曇天の雨の降って来そうな雲行きでは在るが、風が吹けば夏仕様の小部屋は涼しく、風が止まれば、蒸し暑さと成る。ラジオによると、不安定の大気に見舞われるとの由。

      まぁ、これで疲労も抜けたから、毎日が日曜日の時が流れると云う物で在る。

 こんな行を打って居ると、庭から先輩の起しで在る。時間前で在るが、早速、下っ子コンビの漫才パンク修理と成る。もう嫌に為る位のタイヤの縮みでタイヤが外れない。その時のドライバーの挿し込みで一か所を穴を開けて仕舞った。それを貼って、次を確認すればプクプクの気泡立ちで在る。それを貼る。次がタイヤの筋に沿ってプクプクと来た。

「先輩、こりぁ長く放置した関係で、見た目は奇麗に見えるけど、経時劣化状態だんね。」
「パンクパッチは幾つも在るんだから、貼って見るさ。」

 毎日が日曜日の古希坂下っ子コンビで在るから、言いたい放題の爺遊びで在る。4か所を貼って、プクプクの無いのを確認して目一杯に空気を入れて試し乗りをすれば、劣化した箇所への圧力が掛かって、あっさりと空気が抜けて行く。

「こりぁ、チューブ総体の劣化だぜ。チューブ交換するしか無ぇよ。D2の自転車コーナーに持って行けば、遣って呉れるずら。そうしましょや。」
「Rさ、此処まで苦労したんだから、チューブ買って来て、自分で遣るさや。そうし無きぁ、男の面子が立た無ぇぞや。こっちにぁ、職人が居るぜや。」
「何だい、またズッコケコンビで遣るってかい。人使いの荒い先輩じぁ無ぇかい。俺ぁ引っ越ししてぇわい。」

     先輩はタイヤのサイズをメモして、雨の中を自転車を押して帰って行った。へへへ。
   いやはや、老後の爺連はこう云う付き合いで無ければ、面白味も出て来ない次第で在る。


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