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長駄文館・・・雨は、やれやれ為り。

                   雨は、やれやれ為り。(7/6/20)
 未だ暗いな。バイクの音か・・・3時台で在るか。幾らなんでも、起きるには早過ぎる。昨日読み終えた世界史の横本を頭に準えて、遊牧民族のトルコの偉大さを夢想する。アケメネス朝ペルシャ、ササン朝ペルシャ、セルジュク朝トルコ、オスマントルコとペルシャ=イランの中央アジア、東アジアの遊牧騎馬民族の世界史に於ける勇猛振りは大した物で在る。因みにジンギスカンの騎馬民族の破竹の進撃は、モンゴル・トルコの連合軍で在る。

 世界史は世界地図を広げて、地図に歴史を準えて行かねば理解が進まない分野で在る。世界史理解は、一に通読、二に通読の積み重ねで在る。
 最後の氷河期から脱して小アジアで生まれた獲得経済から、農耕、遊牧の生産経済に移行して、農耕は沖積平野へ、遊牧は中央アジアへ分派した流れを観て行かねば為らない。

 海に陸に川に展開した交易の歴史、エジプト、メソポタミア、インダス、黄河、長江、オルメカ、マヤの古代文明、史上初の南ロシアの騎馬民族スキタイの騎馬術の伝播で南のサルマタイ、東の匈奴で農耕民族対遊牧騎馬民族の平時の交易、略奪の有事の構図が発生する。
 古代地中海は西に在っては世界の海で在った。紅海・ペルシャ湾・アラブ海は、インダスを加えて、エトリュー海案内記に観られる様に南アジア=インド交易の海にして、東シナ海、南シナ海と交易界を為して居た。その交易の拠点は、現在にも繋がって居る。

 大航海時代、産業革命によって、ヨーロッパ世界は地中海、北海、バルト海に加えて、大西洋、太平洋、インド洋、南シナ海、東シナ海に進出して、世界一体化の分業システム化を実現した。

 そして散々に植民地化の蚕食を受けた中国は、嘗ての大清帝国の中華思想の世界化を図って習近平の下、敵愾心剥き出しの米中覇権争いを仕掛けた処へ、世界経済失速の武漢肺炎ウィルスの世界流行と為って居る現状で在る。疫病と人類史では無いが、時代の変わり目に登場する重奏曲が人類への疫病禍とも云われて居る次第で、世界史の生きた事象に立ち会えるのは、世界史を趣味とする私としては、貴重な観察が出来ると云う物で在る。

 通読によって積み重なる頭の歩留まりの中で、漸く余裕が出て来て薄かった部分にも注意、気付きが生まれて来る物で在る。個々を個別習得して行く方法よりも、全体の流れ把握の為に、通読の回数を増やす事で所謂、外堀を埋めて行く大阪城陥落策が学習方法としては効を奏する方法と考えて居る次第にして、ライフワークと位置付けて居る次第で在る。人間は総体と個別の比較対象を思考すべきで在るから、総体の中に個別を置いて、個別の中に流れる物を何十万もの石を積み立てて出来上がって居るピラミッド、城壁を個別の石、煉瓦に思いを馳せながら、過去の遺物と対する必要が在る。毎日が日曜日の午後の時間割で在るから、極力、森を見て木を見ず、木を見て森を見ずの偏重する事の無き様にするのが、常識人のライフワークに次第と考えて居る次第で在る。

 こんな行を打って居ると、雨音で在る。剪定ゴミを入れたゴミ袋の口が開いたままで在った。大慌てで、口を閉じて上に押さの木切れを置いて来るが、大分濡れて仕舞った。遺憾いかん、風呂を追い焚きにして来て、上を着替えた次第で在る。それにしても飽きずに降る物で在る。7月にも入ったので、夏の同居人として恒例のキリギリス獲りに、そろそろ行こうと考えて居たのだが、これでは駄目で在る。

 昨日は週に一度の出社の帰りだと云うSが顔を出して、河川敷の草も大分伸びて来たから、如何するとの由で今週の天気予報をスマホ検索すると『一週間雨マーク』との事で在った。昨日は六畳で頁進めをして居ると、四畳半の出窓から。

「おい、R~!!、出て来い。」の天敵女の声で在る。云うに事欠いて、『用事は無いけど、顔を出せ』と云う。嗚呼、何ちゅー女ぞい。

「煩ぇな。俺の勉強タイムの邪魔をし遣がって。何だ!!」と老眼鏡を掛けたまま四畳半に行くと、年上の婆との散歩らしく、婆が云うには空き家と成った西向かいさんの庭に一杯の熟し梅の落下との事。
「欲しかったら木に残っているのを貰って行け。脚立を貸して遣るぞ。」と云えば、
「それじゃドロボーだよ。」と云うから、
「物は考え様、梅を有効上仏させて、主の居ない庭の清掃ボランティアだろうが。法律用語で云えば『事務管理』って奴だ。」と知恵を貸して遣ったのだが、別に欲しくないと口答えをする天敵女で在った。ったく、可愛げ皆無の女で在る。

       散歩コースらしく、婆は苺とか大梅の事なども知って居る。天敵女は云う。
「こいつは、苺ジャムを作って持って来て呉れるんだ。梅もちゃんと採って梅漬けて、梅干しにしてるし、柿も全部採って干し柿にして居る顔、図体に似合わないマメ男だよ。」と紹介する在り様で在る。仕方が無いから、気を利かせて。
「タッパでも瓶で持って来たら、未だ漬かって無いけど、気は心で家の梅漬けを遣るよ。如何する?」と云えば、遠慮する婆で在る。いやはや、これも地方生活者の一コマなのだろう。天敵女も独り暮らしの未亡人にして、父親も逝き、何かと気に掛けて呉れて居るのだろう。人間行動学的には、動機主義に軍配を挙げる吾が性向で在るから、天敵女特有の気は心を頂戴して置いた次第で在る。コンニャローめ。へへへ。

    何時の間にか、6時で在る。いやはや、これは本格的雨日の進みでは無いか。

 さてさて、腹も空いたから朝飯として、風呂に入って二度寝をするしか在るまい。庭通路は雨に没して居る。やれやれ・・・。

 浴後の洗濯を済ませたりして、寝所で眠く為ったら何時でも寝ようと新聞代わりのネットニュースを見たり読んで居ると、玄関が開いて大きな声で入って来た弟で在る。

 中禅寺湖工事を遣り遂げて、日曜日は息抜きに海鮮市場で私の好きな魚介類を買って来たので持って来たとの由。いやはや、遠征の難工事を最少人員で仕上げて仕舞ったと云うから、弟は化け物クラスで在る。
 いやはや、しこたま買って来て呉れたので、お礼に何か在ったら、重宝物と思ってストックして置いたジャムの小瓶2つ、自炊して居る弟の弁当に我が家の梅漬けを重宝して居ると云うから、未だ漬かっては居ないが大タッパに熟し梅の梅漬けを入れ、熟し梅を二つ割りにして赤紫蘇を加えた砂糖漬けの瓶を1本、好物と云う黒砂糖クルミを渡す。

 弟曰く、「兄貴が作った貴重な実家の100%苺ジャムだから、価値の解らない他人には遣らない。俺が全部食べるさ」とのニヤ付きで在る。

    へへへ、左様で御座るか。小瓶の方は開封しなければ、一年は持つと云って置く。

 時間が在れば、青山椒実のチリメンジャコを作って遣ろうかと云うと、配り物と書類の山を片付けないといけないと云う。
「Rちゃ、岩下志麻の農家のヨメは無いぞ。」
「農家じゃ無くて、本家のヨメだぜや。」
「あっ、そうか。本家のヨメか。やー、俺もモウロクしたもんだ。行け無ぇ、行け無ぇ。」

 遠征の難工事が終わっての昨日の休日ドライブで、解放気分を味わって来たのだろう。元気な顔見せで在った。親父も妖怪様も久し振りに、末っ子の仏壇手合わせに喜んで居る事だろう。


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