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長駄文館・・・徒然に打ち残す為り。

                      頁捲り

                      徒然に打ち残す為り。(7/31/20)
 久し振りのお天道さんのお出ましに、午後は昼寝の身の横たえで在る。別に眠くは無いので、庭のキリギリスの声、鳴き始めたミンミンゼミの声を聴きながら、頭に浮かぶ儘に脳内散歩で時を過ごす。
 7月も残す処1日で在るから、お天道さえ出れば、この暑さになるのは仕方の無い事で在る。楓の枝がツンツン伸びて来て居るが、ヤル気が起こらない。明日以降の脚立散髪とするしか無いだろう。

 日が落ちてから、散歩方々、何か食材を仕入れて来ようかとは思うが、先ずは作り置き物の消化が先決で在る。

 昨日の夜は、玄関のカサブランカの匂いの立ち込めに驚いた次第で在るが、廊下を全開にして居るから、庭のカサブランカの臭いがプンプンして居る。そんな立ち込めに妖しい女性(ニョショウ)が夢立ちでもして呉れたら、申し分が無いのだが、肉気の足りない最近の食生活で在る。精気を吸い込まれて仕舞ったら、夕刻散歩にも支障を来して終うのは必至の事で在る。

 晩飯までには3時間も在る。些か小腹が減って来たが、余りにも中途半端な時間での腹空きで在る。キュウリの糠漬けを切って来てのお茶のみとする。

 煙草に火を付けて、鬼平犯科帳の朗読を聴く。この朗読は時を選ばず、私には好くフィットする聴き物で在る。本日の聴き物は『密告』で在る。物語は、底流に人情が通って居なければ、良い聴き物として伝わって来ない。

 さてさて、炊飯器をONとして散歩に出掛けて来ると致そうか。本日も大過無く終わろうとして居る。

 河川敷を下に向かう。同じに芝刈り機に刈られている河川敷のグリーンベルトなのだが、生えて居る群草によって伸びに大きな差が出て来る。歩く物の習性に依って、人道が一本伸びて居る。所々には地面の露出が在る。
 これを拡大適用をすれば、草原遊牧の世界に、農耕定着の民が薄い表土を剥がせば、地味薄い草原は砂漠と化す。現中狂国が、周辺自治区の草原遊牧の民に行った『民・文化不在の一党独裁の国害』を観る思いで在る。

 長雨の長江、淮河流域は巨大範囲で浸水の海状態と化して居る。中狂の穀倉・産業の中心地にして、国内総生産の4割を賄う基幹地域との由。中国版の三峡ダム、長江・淮河洪水映像なので、私の解釈が間違って居るのかも知れないが、この穀倉地帯の海抜は28mとの由。そんな字幕を見て、一端洪水に見舞われたら、巨大量の水の捌け口の無い平坦部の地勢は海と化すしか無いので在る。

 魏晋南北朝時代から、華北を追われた漢民族は長江デルタの開発に活路を求めて、華南開発に邁進して、南朝、宋・明・清と蘇湖、蘇広熟れれば、天下足るの地として来た。

 中国の歴史絵巻は一治一乱の民不在の征服王朝の繰り返しが、その実態と観て差し支えない。支配者にとって歴史は易姓革命思想を堅持して、自己王朝の正統性を政治宣伝(プロタガンダ)する位置で在り続けた。
 古今東西の歴史に於いて、『知らすべからず、寄らしむるべし』が施政者と民の関係だったのだが、現代社会は情報開示の自由民主の政体が優先される世界で在る。開放経済と世界に向けてプロタガンダ政策を展開して、外資と技術を盗用して、芸者置屋同様の場と芸者を使った『場屋策』が世界の工場の実態なので在る。経済・軍事大国を果たして、世界制覇の化けの皮を晒した毒亜帝国が、習近平体制で在る。

 鳥観図としての世界史の観点、歴史学習が見事に欠落して居るのが、中国を宗主国とする北朝鮮・韓国の毒亜圏の実態なので在る。嘗て、善隣外交などと云う言葉が流行った次第では在るが、距離置き外交こそが外交の王道なのだろう。

 隣町会の河川敷は、横幅が狭い。お年寄りが独り専属で草刈りをして居る町会で在る。自町会より大分先に草刈りをして居たので、人道以外は草丈の長いヒメジョウンの小さな白花が遠目には様に為るのだが、近付けば伸び放題の雑草原の態で在る。体調具合が悪いのか、はたまた計上予算の縛りが在るのだろうか・・・。

 日没前の散歩で在った。出る時に、苺群でキリギリス達の鳴き合戦を見て居ると、一匹の雄が通路を横切ってエリア越えをして行く動きが在った。雄の周りには雌が居るのは経験知として持って居るから、大体が場所を移動して行かない今年の放逐に来年のキリギリスの声を庭で聴けるかも知れないの甘い夢が生まれて来た次第で在る。へへへ。

 そんな諸々の脳内散歩もして来て、未だ飯には早いので、楓の散髪を始める。脚立で遣って居る内に、暗く成って来たので止めとする。

 明けて、早朝トイレに行けば雨音では無いか。うんざり気分に不貞寝とする。雨は程なく止んだ様で在る。廊下から高枝鋏で上の方を切って、脚立を所定の位置に戻して置く。

 お天気は下り坂で雨でも落ちて来そうな雲行きと成って来た。回覧板をお隣に持って行くと、このお天気でまた1本アミタケが生えて来た。本日分を打ち上げて、飯としようとして居ると、Yから電話で在る。聞けば中学の同級生の訃報を教えて呉れた。同級会で顔を合わせる程度で、個人的な付き合いの無かった男で在るが、同級会の常連者との由で、去年は珍しく欠席だったので、若しかしたら患って居たのかも知れない。

 古希坂住人で在るから、何時お迎えが来ても文句の云えない年代で在る。今の処は悪い所も無いから、限り在る命である以上、死は必然の理で在る。考えても詮無き事は考えずに、心身ともに呆けずに『ピンピンコロリの日常』を送って行きたい物で在る。


 

 
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