長駄文館・・・無理腰が痛い為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　無理腰で痛い為り。（8/5/20）
　ハハ、矢張り腰が痛い。昨日は暑い暑いとグゥータラをして居ても宜しくないので、少し早いとは思いつつ、梅干し作業をする事に相為った。朝顔の蔓が絡まった干し台をセットして、大笊を並べて作業を開始する。さて、容器ごと運べるかなの危惧ながら、先ずは遣って見ようと腰を割り込んでの気合を入れて、人間起重機を遣れば、持ち上がった。

　漬け汁の具合を見れば、好いタイミングで在った。熟し梅で在るから、潰さない様に慎重に大梅を手で救い上げて、笊に並べて行く。丁度4笊一杯に広がった。今度は、漬け汁を調理笊で濾して、鍋に入れて煮沸をする。湧き上がる灰汁をシャモジで掬い取って、冷やした後でペットボトルに収納して、冷蔵庫保存とする。干し上がった梅干し貯蔵は、甕保存とする。時々、梅干しの具合を見て、干しをする。そうする事で、常温置きでも保存が好く利く。食卓に載せるタッパの梅干しに、その漬け汁を戻して柔らかくして食して居る。

　これも、私の賄い夫生活から得た経験知にして経験値の一つで在る。地球にとって、太陽の賜り物は、絶大で在る。そんな次第で、私はお天道様信仰者で在る。容器を洗い、水を張って臭い除去として置く。手持無沙汰なので、河川敷に下りると、学校帰りの女子高生4人が川原で水遊びをして居る。箸が転げただけで、キァキァ笑い転げるお年頃で在る。

　圧倒される次第では在るが、武漢ウィルス禍の自粛を強いられて来たお年頃ギャルだったので在るから、長雨後の真夏の太陽と川の流れに、鬱屈して居た気分が全開して居る様なのだろう。見て居ると若さとは面白い。今様の女子で在るから、スカートから体操着の短パンに履き替えて、ワァ、冷たい、気持ち好いと『はしゃぎ回り」で在る。

　河川敷環境が好く成れば、自然への誘因と相成る。素通りする自然より、戯れる自然の方が好いに決まって居る。

　陽が落ちて涼しく成って来たので、昨日は自転車散歩をして来た次第で在る。矢張り、店仕舞いは早い様で在る。

　土用の梅干しは三日三晩を要するから、雨は禁物で在る。見落としで化け物キュウリに成る前に、2本を収穫して置く。1本は昼の冷やし中華の具に使うと致そう。西洋朝顔の白花だけが咲くのだが、如何して他の物からは花が咲かないのか、解せない次第で在る。

　庭挨拶をして来ての小部屋での朝茶として居ると、黄色スズメバチが入って来た。蠅叩きで一発落としで在った。鋏をピンセット代わりとして、摘まんで主金魚のコメットの餌とする。魚も形が大きく成ると、狂暴と為る物で、『弱肉強食の呆気無さ』で在る。

　8時にも成ると、薄曇り無風の暑さが頭を擡げて来て居る。今年はアブラゼミも結構多い鳴きをして居る。朝飯前に、外のキリギリスの居場所を確認して置くと致そう。

　イチゴ群に定住した様で在る。キリギリスの捕獲場所は、4箇所で在るが、其々の場所によって、キリギリス達の生活習慣の違いが在るのだろう。過去の経験からすると、キリギリス達は一か所に留まらず、一定の移動をして行く習性が在ると観察して居たのだが、今年のキリギリス達は、定着型の様で在る。

　私のキリギリス捕りは、小学生の時からの夏の歳時記と云った物で在る。大量捕獲に及べば夏のお裾分けで、庭に放逐してご近所を回らせて居る。そしてあわ好くば、キリギリスの居付きを考えて居る次第で在る。過去、一度成功して喜んで居た次第では在ったが、4年ほど前の河川敷浸水までした大豪雨台風で一掃されて仕舞った経緯が在る。その後は相も変わらずに、移住作戦は儚き夢に終わって居る。

　今年のキリギリス達の居付きには、そんな次第で大きな期待を掛けて居る。今年は良い川砂の大量堆積が在ったので、例年の３倍以上の運び込みをしたので、庭の土質が彼等の定着に寄与して居るのでは無いかと想像して、交尾と産卵を繰り返して呉れたら、若しかして、若しかしての来年の孵化を齎すのでは無いかと、期待して居る次第なので在る。

　きっと、傍目から見れば、訳の分からない変な爺かも知れないが、騒がず、目立たず、童心の健気なる気持ちを維持し続けて居るので在るから、奇特な存在なのだろう。ギャハハ!!

飯を食べて、１０時で在る。首タオルに扇風機での本日分ブログ打ちとして居る処で在るが、暑いの序の口なのだろうが、梅干しがスタートした次第で在るから、カンカン照は、望む処で在る。加えて、無理使いした腰には、暑い方が好かろう。

　容器の水をジョロ散水として無駄無く配って置いたし、午後タイムの頁進めに移行する前に、温めの風呂で老体の養生でもして置くと致そうか。へへへ。