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長駄文館・・・本日も酷暑為り。

                 本日も早や、酷暑の始まり為り。8/21/20)
  <その1>
 初めの内は曇天で有難いと思って居たが、太陽が照って来て本日も酷暑の兆しで在る。朝飯後は、口がひん曲がる程の酸っぱい梅干しを口に入れて、気分をシャキッとさせる。

              いやはや、何時まで続く酷暑なりやの段で在る。

 昨夕の散水は目一杯に施して置いたので、朝の内の緑は息を吹き返して居る次第では在るが、太陽が照り付けて来れば、『青菜に塩』の項垂れに向かう。そんな次第で、日中を耐え忍んで、夕刻の散水、夜の蘇生を待つしかない。散水待ちの遣る瀬無さ以上の植物達にとっては、夕刻の水待ちの日々で在る。予報通りに進めば、土日には雨が降るそうでは在るが・・・。

 世の中に終わりの無い物は一切無しで在るから、昨日は久し振りに水害復旧の様子を観るべく、『中国の水害被害復旧』を検索した次第で在る。それが何んと・・・、未だに洪水が続いて居る映像で在った。

       いやはや、驚天動地の驚愕とは、正にこの事を指すのでは無かろうか。

 民不在の征服王朝史が『中国のお家芸』で在るから、相変わらず中狂国の国営メディアは、強気一辺倒の『政治プロタガンダ』一色で在るが、民衆レベルでは忌々しき爆発寸前の処迄、『内部のマグマ圧』は溜まって居るに相違ない。共産党一党独裁の崩壊は常識的に考えれば、早いか遅いかの小事で在ろう。

 清末の洋務運動⇒変法運動⇒義和団の乱に便乗しての西太后の列強への戦宣布告⇒辛亥革命⇒袁世凱政権⇒権力は当てには出来ぬの白話運動(文学革命)の末期混乱時が、歴史通過点と想起されて来る次第で在る。建国の父の尊称を持つ孫文との由で在るが、今際(いまわ)の言葉が『革命、未だ為らず。』で在ったそうな。

 華夷思想・中華思想の宿痾とは、小中華の韓国・文在寅の反日一辺倒政権と同様の宿痾事で在る。宿痾は正に民族的・歴史的遺伝子と云わざるを得まい。民度薄き民の国柄と云うものは、悲しいかな政権変更は民の一揆を経由するしか無く、王朝が変わろうとも、其処に流れる王朝推移は『易姓革命』と認識されて、中国史絵巻の一治一乱の循環でしか無く、其処には悠久とした『民不在の歴史』が重ねられて行くしか無い構図は、誠に虚しさを覚える次第で在る。

 さてさて、本日も酷暑の進みで、Tシャツを脱ぎ首タオルの裸ん棒親父の姿で、遮熱のカーテンを引いての扇風機の小部屋で在る。本日も耐えられぬ暑さに成ったら、嫁さんが子供達を連れて川遊びに来るとの由で在った。

                 さて、昨日の川遊びライブと致そうか。
  <その2>

「お爺ちゃん、来たよ。川に行こう!!」
 日中の一番涼しい部屋6畳でお絵描きに専念して居ると、廊下から下チビの元気な声で在る。
「おっ、ちょっと待ってろ。」
「お爺ちゃん、どこに居るの?」
 
                小童子兄弟が、6畳戯画廊に入って来た。
「お爺ちゃんは絵が上手だね。俺、かけないよ。お父さんが言ってたけど、お前にも爺っちゃまの血が流れて居るんだから、その内に描くように為るって。本当かな。」
「ああ、授業中の悪戯描きの成れの果てだから、大丈夫だよ。授業中、好きな女の子の事を考えたり、居眠りして居るだけが芸じゃないからな。人間、好きな物に気付くのが、本当の勉強かも知れんぞ。」

 先日の深い溜まりに行く。魚獲りは魚が居ないから、本日は川遊びオンリーで在る。松本市は夏休み終了で在るから、川には誰も居ない。従って、車を停める場所も川も貸し切りの自然環境度で在る。

 小童子は余程場所が気に入って居るらしく、元気に水に飛び込んで、早速自分の世界をスタートさせて居る。4歳児の下チビは、スタイル派で在る。ゴーグルに麦わら帽子より高級なハットにライフジャケット着用で在る。母親も水に首まで浸かり、子供達の元気好く遊ぶ姿をスマホ撮りして居る。

 流石に現代の子供達で在るから、其々にスマホを向けられると、ポーズを採って母子のスキンシップを交換して居る。

 シュノーケルをしようとしたら、シュノーケル部が劣化して使い物に為らない。弟に言われて大奮発したシュノーケルで在ったが、十分に元を取った優れ物で在った。

 今年は川遊びデビューの下チビで在るから、下チビのお守方々、流れに胡坐を掻いての石を積み上げての堰き止め遊びとする。周囲の緑、川のせせらぎ、冷たくは無い清楚な流れに水浸かりをする程、気持ちの好いものは無い。此処は、別天地で在る。アハハハ。

 下チビには可笑しな癖が在って、ヨチヨチ歩きの時から、各部屋に入って、自分の好きな物を抱えて来る。それも結構重い物を抱えて持って来るので、面白い性格にして、廊下からの小便飛ばしも、下チビの好きな行動で在る。散歩に行けば、小童子と違って『道草の常習者』で在る。

「お爺ちゃん。この石、重いよ。」と云って、石を抱えて来て悦に入って居る。
「お爺ちゃん。頭、暑いね。」
「そう云う時は、頭を水に浸けるんだ。」
 幼児は面白い物で在る。流れに頭を近付けて、両手で頭に水を掛けて、得意がって居る。

 前回、何時ものヤマメの魚影の濃い所まで上らなかったので、私は様子見に行って来る事にする。流れは好い感じなのだが、今年は全然魚影の走らない流れで在る。

 川相は一変して、泳ぐにはこの上ない、広さと長さを持って居る。此処の方が、断然に遊べる筈で移動の為に下に行く。

 川の中を進むより、石垣を上って道に出て、石垣を下りた方が好いと考えたが、下で石垣を上る事は然程難しくないが、下りる時は切り立った石垣で在るから、女子供には無理で在る。流れを遡上した方が、時間は掛かるが無難で在る。目下、遊び中の深場からは、石垣に沿って、コンクリート縁が伸びて居るから、草、野ばらの迫り出しを除去して遣れば『クリア』出来る。通り道を確保して遣ると、下チビが直ぐ行くと云う。

              左様で在るか。中々に筋が好いでは無いか。
 私には格好の川プールと思いきや、小童子には下の秘境じみた摺鉢プールの泡立つ落ち込みが気に入って居るとの由。
 河床抑えのコンクリートとコンクリートの間には、水が勢い良く流れ下って居る。深さと幅が、幼児の下チビには丁度良い遊び場と成って居る様で、コンクリートとコンクリートの間を飛び越えたり、水流圧でスリリングが在る様ですっかり気に入って居る。

  私は何しろ、老体で在る。その上の堰堤の下に胡坐を掻いて、小滝の頭、背、腰のバイブレーションを繰り返す。これぞ貧民の工夫贅沢の極致と云っても好かろう。『死に体』の家に居るより、余程賢い選択にして、戯け道の薦めで在る。

        小童子は、矢張り下が好いらしく。『俺、先に行くよ』と。川を下り始めた。
 先日の川デビュー時には、何かとへっびり腰で在った下チビは、文明の利器・ライフジャケットに慣れて来た様子で、水、流れに物怖じしなく為って来た。これは好い感じに為って来たでは無いか。

    さぁ、生意気下チビは、何かを体得する事が出来るか。これは面白い観察で在る。

 ライフジャケットへの安心感に繋がれば、下チビは大化けするかも知れない。水の中のハイハイ歩きから、流れの早い所に一度流されて仕舞えば、水を怖がらずに済む。何事もタイミング次第で在る。下に下りるまでには、大分、水勝手が解かって来たようで在る。

    さぁ、最後の落ち込みの細いコンクリート進みで在る。スイスイと葦の中に入って行く。
              『馬鹿垂れが、さぁ、調子に乗って落ちるぞ。』
 物の見事に、落ちた。私も飛び降りる。水中から浮上すると、ライフジャケット効果で、首から上は浮上して居る。余りの驚きで、幼児は火が付いた様な泣き叫びで在る。

「大丈夫大丈夫、呼吸が出来て居るんだから、怖くない。見て見ろ、浮いてるだろう。」
「ここ、痛い~よ。」
 首の所に、鉄棒が食い込んで居る。それを外して遣る。足が届かず深いから、時間が掛かった。
「ママ、ママ~。早く来て~。」
「落ち着いて、落ち着いて、爺ぃじが居るでしょう。怖くないから。」

 或る意味、これは『最高のお膳立て』で在る。上には上げずに幼児が自分で落ち着くまで、水中に居る。へへ、落ち着いたので、陸上げして遣る。

「よしよし、好く頑張ったね。お前、大したもんだよ。根性あるよ。」
 と母親に褒められて、ニッコリする幼児で在る。

「喉も乾いただろうし、お腹も空いただろう。こっちらに来て、食べよう。」

 下チビがチキンラケットを持って来て、どれを付けると聞きに来て、辛子ソースを方を付けて、私の口に入れて呉れた。
 父親に代わっての『命の恩人』と思ったのか、鶏人間で、三歩も歩けば忘れて仕舞う幼児の特性だろうか。はたまた、血は水より濃しの遺伝子的信頼感が在るのだろうか。ケロリとしたもので在る。男としては、真に筋が好いでは無いか。

 小童子兄弟の体力たるや、とても古希坂住人の太刀打ち出来る処では無い。身体が冷えないのか、疲れないのかと心配に為って来る次第で在る。

 この子達は、私から云わせると、恵まれて居る。何かに就けて、行儀の好いダメダメ自粛をするマネキン世相に在って、両親ともに身近な自然の中で目一杯『腕白遊び』をさせて、見守って呉れるので在るから、幸せと云う物で在る。

『痛い目に遭ったら、次からは自分で注意しろ』が、R家の鉄則で在る。至れり尽くせりは、単なる過保護の極みで在る。へへへ。

「お爺ちゃん、楽しかったね。また来るからね。川プールはやっぱり最高だね。」
「そうそう、最高。」

 底辺貧民の戯け親父で、孫達に何か買って遣る訳でも無く、拳骨を喰らわして遣って居るだけなのに、如何云う訳か孫達が懐いて呉れるので在るから、有難いものでは無いか。イッヒッヒ。



 
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