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長駄文館・・・久々の快作為り。

                     痴神下生

                       久々の快作為り。(9/19/20)
 昨日は雨と風の断続で、浴後の午後の時間は、前回試みた物の一本の線すら描けずに断念した絵遊びの時間とし、久々の何んとも形容し難い戯画が仕上がった次第で在る。

イメージモデルとしては、熟女倶楽部に迷宮入り中のYを想定して見た。胸にペースメーカー、耳に難聴、目は眼精疲労の黄ばみ、薬飲んだら頭髪増えたの前律腺肥大症の『四重苦』を形にして見た。高校時代は相撲部と云う事で在るから、相撲スタイルとした。

 人間とは真に可笑しな物で、絵のイメージが浮かぶと、一直線に鉛筆が運ぶ次第で在る。色塗りもスイスイ運んで、タイトルも『天孫降臨』or『混沌・痴神下生』が直ぐ浮かんだ。こんなにトントン拍子に事が進んだのは、真に稀有な事で在った。

※痴神下生(しれがみげしょう)は『末法混乱の時代に、仏が弥勒菩薩を下生(げしょう)させて、世の衆生を救う』の弥勒信仰に因んだ次第で在る。ニャハハのハ!!

 描き上がった戯画に、改めて『才能』を感じて腹を捩っての笑いが止まらなかった。いやはや、これを『快作』と云わずして、何んと形容すべきかの出来映えでは無いか。

 吾が天敵女に云わせれば、人間とは誰かに『褒められたい』と思って居るのが性との由。それに就いては、私も一切異存は無い。従って、描き上げて湯気もホカホカの内に誰かに快作を見て欲しい願望大為れど、この世は総べからず『常識の捉われの世』で在る。

『笑いの門に福来る』の先頭を走りたいのは山々為れど、吾が純真無垢さを正当評価して呉れる御人は、経験則上、皆無の口で在る。
 余程、親しく、吾が『純粋無垢』にして、『天真爛漫さ』を理解して呉れて居る御仁には数に限り在る。

 不用心に見せた物なら、119番、110番に通報され、身柄拘束、マーク者の対象とされようし、其れで無くともヒソヒソと後ろ指差されて仕舞うのは『必至の事』で在ろう。

 如何した物やらと思案するには、散歩が必要で在る。散歩に向かえば、A橋辺りで雨の落ちで在る。急いで橋を渡り、スキンヘッドに降り掛かる雨の濡れを、手で払いながらの急ぎ足での帰宅で在った。兎に角、一向に締まらない愚図つき降りで在る。

 雨も止み、歩き不足の補填に、スーパーまで台所遊びの具材を買いに行く。生タラの煮付けが美味かったので、今度はサバの煮付けをして置くのを思い立っての事で在る。初めはサバの味噌煮の予定だったが、妖怪様を思い出して醤油と砂糖の煮付けの仕込みとする。

 自炊も年期が入って来て居るので、煮物のコツは煮込んで、火を止めて、味を浸み込ませ、また火を入れる。そんな断続炊きが、味のカギを握る次第で在る。これが極日常で可能になるのが、自由気儘な独り暮らしの自炊生活と云う物で在る。

        夕食後は、吾が戯け画の諸評を振り返りながらの快作鑑賞とする。
「おいおい、R。こんな絵を描いて、頭は大丈夫か。一度精神科に行って診て貰って来いよ。何だったら、俺が付き添いで行って遣るぞ。」
「下らねぇ。よくもこんな暇が在るもんだ。こりぁ、完全に精神を患って居る人間の遣る事だ。」
「これじぁ、カァちゃんに愛想尽かされて、天涯孤独の身に為るのも好く解るわ。」
「う~む。昔から馬鹿と変態に付ける薬無し。良人、好人は早死に、役立たず、変態だけが長生きする末法の時代か。嗚呼、嘆かわしいものよ。」
「変態野郎。寄るな、近付くな、触るな。病原菌が伝染する。この穢(けが)れ物は即隔離、焼却処分物だぜや。」

 以上、今までの経験上、『好機来たり』で此処ぞとばかりに、口さがない世間の目とは、饒舌に捲し立て居る物で在る。そんな軽薄さと毒に満ちて居るのが世間と云う物で在る。

 そんな次第で在るから、一々深刻がる事も無い。「あ~ら、しょうお」の『馬耳東風』が護身術と、「無駄言扱くな。一皮剥けば、エロ、ナンセンスが身の丈人間じぁ無ぇか。悔しかったら描いて見遣がれ。」貶(けな)すは易く、表現するは難しの『反撃』も身に着いて来て居る昨今で在る。ギャハハ!!

 従って、本日は洗剤購入方々、ホームセンターで額縁を買って来て、吾が久々の快作を画廊に吊るして置くと致そう。

                  さてさて、誰が一号発見者と為る物やら。

 人間は本来、精緻な生き物の特性を有して居る生き物で在る。自ら作るを愉しみ、作った物を愉しみ、他と愉しむ心が無ければ、面白う筈は無しで在る。

 雲間に開いた青空に、下り勾配のペダル漕ぎ。帰りは上り勾配のエッチラオッチラのペダル漕ぎ。珍しく流れにはアオサギ、町会に差し掛かれば、コサギ2羽が堰堤の下に居る。そう云えば、カルガモも久しく見て居ない物で在る。今年も又、柿の色付きの早さには、驚くばかりでは無いか。


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