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長駄文館・・・曇天に台所遊びをする為り。

                 曇天に、台所遊びとする為り。(10/3/20)
 好い気候に成って、夏と比べると寝過ぎの感で在る。廊下鳥の動く気配がして居る。その内に、朝の囀りが始まった。しゃ~無い。起きるとするかで、起床のアイドリングに軟弱腰のYの二の舞防止に、バッコン腹筋体操をこなす。

 朝の飲み物は何に致そうかで、本日は四畳半の湧水ポットから湯を持って来て、日本茶とする。人工物の入って居ない自然湧水のお茶は、流石に円やかで美味い。然しながら、拘って仕舞うと、面倒で在るから、偶にで好いので在る。

 煙草を吸いながら、庭を見て居ると、毛並みのくすんだ太っちょの老齢猫が歩いて来た。それから廊下の上り石の上に座って、廊下鳥をじっと見て居る。

 私は小鳥派で在るから、猫族とはバッティングの関係に在る。従って、『コンニャロー、立ち去れ』の段で、小部屋からドシンと床を鳴らして遣る。物音に私の方を見るので、拳骨を振り上げて、『グワァ~オ』と威嚇の歯を剥き出して遣ると、ノロノロと退散して行った次第で在る。いやはや、図体のデカい老齢物は見た目がスローモー、図々しくて、小憎らしい映りで在る。それを見ると、私とて老齢者で在るから、散歩徘徊をして居る様は、この老齢猫と変わりは無いのだろう。心臓が動いている間、死ねない次第では在るが、老いとは寂しい物で在る。とほほ。

 正面に眩しいお天道さんのお出ましで在る。廊下から遮光簾を持って来て掛ける。6時半で在るか。ラジオ体操は耳に付くから、ラジオは付けずに置く。遮光するとお天道さんは雲の中で在る。昨日の夜散歩ではほぼ丸いお月さんが煌々と照って居たのだが、本日は曇天の様子で在ろうか。

 7時のニュースを聴きながら、さてさて、朝飯は何を食べようかの思案で在る。糠漬け茄子のの始末をしなければ為るまい。今年は酸味の回った糠漬け利用の油炒めを覚えた次第で、目下、重宝な使い回しと為って居る。丁度、朝の台所遊びとして、梅干しにヒントを得た古沢庵の日干し保存、それを味噌漬けにしたタッパも冷蔵庫保存して在る。それに生姜を刻んで、油炒めをして唐辛子、調味料、砂糖、醤油で炒めると、好い具合に仕上がる物で在る。序(ついで)に卵の残りは茹で卵にして置くと致そう。

 ロートル独り暮らしと云う物は、退屈しない時間割と成って居る次第で、居心地の好い空間でも在る。味見をして、これまた我田引水、自画自賛の態で在る。こう云った生活に何ら不足、不満を感じないのは、内向性の性格が幸いして居るのだろう。

 本日は少し打ちたい物が頭の中でモヤモヤして居るから、食後は風呂に浸かりながら、頭纏めのお時間とするべしで在る。曇天の肌寒さにフェンスの大輪朝顔の白花が物哀し気に咲いて居る。混色の西洋朝顔のパッケージに釣られて蒔いて見た物の、全てが白一色の種入りの結果で在る。来年は白花の自生を期待して、別色の朝顔種を蒔いて、フェンスに色の競演をさせて見ると致そう。

       さて、朝飯として風呂で、頭のモヤモヤの文字化を遣って見ると致そう。

風呂に浸かって、普通の歯磨き粉、煙草ヤニ落とし粉で念入りに歯磨きをして居ると、う~ん、何だ~と異物を出して見れば。ポロリと落ちた被せ物では無いか。アジャジャ、遣る事の無い暇人では在るが、とんだ用事が出来て仕舞った物で在る。でも土曜日ながら午前中は開院して居るから、不幸中の幸いと云う物で在る。早速、空気の甘い前輪に空気を入れて、歯医者へのペダル漕ぎとする。応急処置で嵌めて貰い、取れたら『作り直し』との由。

           とんだ中断が入ったが、思案風呂の内容を打つと致そうか。
 たった数行が100頁の西洋史の部に為るし、その英雄にスポットを当てれば長編小説にも様代わりする。文は言葉に及ばず、言葉は行為に及ばず。益してや時代を記述しようとすれば、然も在りなむのつくづくと文、言葉、行為は、飽くまで全体のごく一部の象徴事にしか過ぎない。人の評価に毀誉褒貶は付き物為れど、『木を見て森を見ず』、『森を見て木を見ず』が、凡その人間たる物の有限性と云う物で在る。

 教科書と云う氷山の一角の象徴事記載に、別本を読み、諸々の雑学・雑知識を横糸とし、感性を磨く事で海中で支えて居る氷山の輪郭・総体に想像力を馳せるのが、大人の教養としての世界史の愉しみ方なのだろう。見えぬ木、見えぬ森の姿を追って、時代を体験する事は出来ないが、異時代人間の限度を少しでも想像力で穴埋めして近付きたいものと考えて居る次第で在る。

           『歌は語れ、語りは歌え』とは、蓋(けだ)し名言で在る。
演歌は三分の歌の世界に、詩の世界・ドラマを歌に演じる事で、再現する感情領域で在ろう。そんなエンターティナーのショーアップされた歌謡の世界は、ショーアップされ過ぎて居る次第で在るから、多分に在る私の天邪鬼性には少し、鼻に付く処が在る。

 私の好みからすると、俳優、役者さんが歌で語る世界には、表情に通う文学的余韻が漂う感じで、小林旭さんが詠う惜別の歌、北帰行、ゴンドラの唄、月の砂漠などは、真に胸に沁み渡る抒情の世界を魅せて呉れる次第で在る。

 さてさて、正午で在るか。天気予報に依れば、今日明日は曇りにして、明日は雨も降るとの由。午後の部は下に移って、少し頁進めの緒を着けて置くと致そうか。昨日からトランプ大統領のチャイナウィルス感染のニュースの繰り返しで在る。

 

 
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