fc2ブログ

記事一覧

長駄文館・・・寝床読書とする為り。

                 無風曇天の寝床に帰るべし為り。(10/4/20)
                嫌に為っちゃいますねぇ。寒いじぁ~ござんせんか。
 妖怪様の月命日で在るから、ズボラを決め込む訳にも行かぬ。柿の実を採って、供え物に加えてのちぃ~ん、南無阿弥陀仏をして、炊き立て飯で朝食とする。

 さてさて、倅として一応の務めもした次第で在る。本日は日曜日の寒い曇天で在るから、風邪を引かない様に寝床読書で、グータラを決め込んでも文句は無かろう。

 最後の雌キリギリスは如何だろうかと、指で触ると跳ねた。それで水分補給として、柿を入れて遣り、廊下鳥には鉢植えセリの脇に芽を出したハコベを採って来て、餌、水替えをして遣る。

 昨日夕食は無性にカツ丼が食べたくなって、豚カツを買って来て作って腹一杯の晩飯とした。揚げカツに脂身が無かったので、一工夫で肉売り場の『無料牛脂』を入れて見た処、下手な食堂のカツ丼より美味かった次第で在った。つくづくと職業を誤った。場末の大衆食堂のオヤジが、私の転職だったのかも知れぬのニヤニヤ笑いの態で在った。
 
 母親介護で、10年近くの男賄夫で母との食事で在った。今日は月命日と云う事も在って、私の作る男飯に、味付けは女の私より上と、好く褒めて呉れた事を思い出す。然しながら、基本は母の『おふくろの味』を踏襲して居るから、妖怪様が腕が好かっただけの話で在る。最後の2週間ほどは大変な思いをしたが、振り返れば足して二で割って、75で始まった四男坊と老母の『親子漫才』の日々で、好い親子の介護生活を送れたものと満足、感謝して居る次第で在る。些か変な感想では在るが、母親に恵まれたの観で在る。

 先ほど靴下を履いて来た次第では在るが、いやはや、本日は一切、お天道さん無しの『冷える』次第で在る。

 ライフワークの世界史は、別本の西洋史下巻の通読に入って居る。近代のナポレオン⇒メッテネニッヒ⇒ナポレオン3世、ビスマルク⇒イタリア統一、ドイツ統一と進んで、年代・事件の点と点の記述優先の歴史教科書とは違って、近代と云う歴史資料の豊富さに、点と点を結ぶ線が確り結ばれて、歴史人物の生い立ちなどから始まるエピソードが纏められて居て、時代の面が描かれて居るのが、小説を読むより面白く為って居る頁進めで在る。

        産業革命と云う突破・突進力を手中にした西洋列強の戦国時代で在る。

 落日のオスマン帝国は東方問題と云われ、英仏独、そして何としても南下政策を物にしたい露の国益丸出しの列強間の凌ぎ合いが、黒海、バルカン半島、エジプトの取り合いで、エゲツ無さが全面に出て来る時代背景で在る。形振り構わぬ、西洋列強の弱肉強食の帝国主義のステージが始まる激動の19C後半が舞台で在る。次のステージでは東洋の入り口オスマンが蚕食され、インド⇒中国への植民地化が始まる。

       マンネリ一辺倒の日々綴りのブログ打ちよりも、数段面白い次第で在る。

 高校時代までの点と点の国名・人名・年号と云った歴史単語主体の丸暗記では、面白さも記憶力も保存が効かないのが現実で在る。地勢風土・生活様式・民族文化・統治形態・宗教・歴史背景・・・etcの諸々事が不知だと、歴史単語の点と点が線で結ばれ、それらの点と点のビーズに一本の糸が通り、それが縦糸と為り、それに個々の横糸が挟み込まれて、縦横の織り込みで、徐々に布が出来て行く。それが出来て初めて、点と点のビーズは飛散せずに、保存が効くと云うのが、歴史観を造り上げて行く現実の過程と云う物で在る。

 何事も勉強と云えば、その通りでは在るが、勉強するには『勉強する愉しみ方とその時期が在る事』に気付いたのが、妖怪様を見送って独り生活を送るように為ってからで在る。

 人其々に、考え方、価値観、生活習慣、関心の対象も異なるし、異なって当然なので在ろうが、自分に適した生き方を見付け、それが出来るかが、老後の満足感に通じる道なのだろう。そして、人生とは或る程度の経験を積んで、諸般の柵(しがらみ)から解放される時を待たねば、生きて来た甲斐が解らないと云うのが、現実と云う物なのだろう。若い頃の練習と、生きてきた分の経験との反芻が、多分に人間の思考力発揮の愉しみに繋がるのだろう。

 詮無き事は、成るべく考えない様にして、ピンピンコロリの寂滅道を唯ひたすらに、戯けの習慣惰性に送る事が、如何やら、私の身の丈の行進の様に考えて居る次第で在る。

 本日も取り留めの無い字重ねの段と為って仕舞った。一応の字数打ちも出来た次第で在るから、何時寝ても風邪を引かない布団での頁進めのお時間と致しまする。へへへ。

 吾が心友のTの言では無いが、私の世界史好きは『おっ、またまた推理と哲学遣ってるな~。ご苦労な事ぁ。』の評で在った。私としては藪から棒に、哲学しているなと云われても、そんな高邁な言葉の意味すら知らないから、褒められて居るのか、おちょくられて居るのか、判断に窮する処で在った。

 何事に於いても、人間と云う存在物は知れば知る程に、経験すれば経験する程に、雑多な大小の細々したビーズ玉が、整理の仕方で形と色を成して来る物で、得る物多しで応答して呉れる物で在る。思索は自問自答の二人三脚の様で在るから、内部に他者をより多く配置して置くのが、退屈しないコツの一つでも在ろうか。

 おやおや、庭からは蛙の声で在る。夕方以降は雨との予報で在ったから、雨が近づいて来たのかも知れない。本日は、中断中断の頁進めの段では在るが、読んで居て面白い物で在る。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アガタ・リョウ

Author:アガタ・リョウ
FC2ブログへようこそ!