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長駄文館・・・本日日記&世界史備忘録

                雨の週末、一雨、一度下げの季節為り。(10/17/20)
 一昨日は免許更新で一日ブログ空けして仕舞った影響で、欲求不満だったらしい。そんな次第で、ブログ2頁、世界史備忘録1頁、色塗り1枚、散歩と結構充実した日と相成った。そんな事で、疲れて仕舞い早寝の態で在った。

 トイレに起きると、雨音で在る。週末は雨との由で在ったから、その実行と成ったらしい。歳を取ると、人間は早々眠れるものでは無い。得意の女夢を見る事も無く成って仕舞っている昨今で在る。
 羊が一匹、二匹と数えるが、頭が確りして来る。為らばと世界史備忘録を頭にお浚いして居ると、整序的に加筆して置いた方が好かろうと思い付く。確か2、3行余白が在った筈で在る。早寝をした事で在るから、忘れぬ内に遣って、二度寝をした方が、合理的で在る。

      丁度1頁に収まって、自画自賛・自己満足で二度寝の眠りに落ちた次第で在る。

 降り続く庭を廊下から見遣れば、西洋朝顔は青花が咲き誇り、白花と共演の盛りでは無いか。いやはや、こんな風に成るとは思いもよらなかった。短気は損気の典型で在る。結果論から云うと、正に『早咲きの白』、『遅咲きの青』の様で在る。

 今までは自生の小花の紫、赤しか見て居なかったから、驚きは隠せない。自然の霜枯まで放置して、落ち種の来年を見ようと思う。庭、私道の自生朝顔は毎年、健気に自生を繰り返して居るから、朝顔の植生には真に強い物が在る。適者生存のサイクルが、一つ回って行くのかも知れぬ。ニラ、苺、赤紫蘇、鬼百合、ヤナギボタン、マツバボタンに新たに朝顔が加われば、家に居ても目、気分の保養を提供して呉れる。有難い庭環境で在る。

 ラジオで耳にした言葉では、秋の雨は一雨一度の気温下げとの由。いやはや、股引、コタツの欲しくなる寒さで在る。朝飯後は、風呂に浸かって体温上げをしてからの一日のスタートとするしか在るまい。

 寒さ運ぶ週末の雨日との由。こんな時は、高笑いと饒舌男のYが来て呉れれば、下ネタ話も弾むのだろうが、東京に行って来るから、20日頃の『痴神下生』の拝観並びにコピー画受け取りとの事で在る。24、25日は中禅寺湖紅葉の船遊覧で在るからして、土曜24日は朝に渋柿採りをして弟の迎えを待つと致そう。

 そうなれば、閉じ籠り日常に変化が生じる次第で在るから、健忘症阻止で、少し頁捲りの貯め置きをして置くと致そうか。高齢者講習時には、私が一番の足腰の維持者とのお褒めを頂戴した事でも在るし、頭と体の運動慣性はして置く必要が在ろうと云う物で在る。何しろ、吾が班で高齢者祝い金の無かった所帯は私の処だけとの由で、若手の代表格との由。そして、今年最後の団塊世代S23トリオの河川敷草刈りが、控えて居る次第で在る。

            これまた、へへへ為りで在る。さて、朝飯と致しましょうかね。


                     世史備忘録・・・信仰と科学
 一神教ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は唯一神の完全無欠存在に対する絶対追従を信仰の証とする。従ってその段階で人間の思考停止と為る。
 一方ギリシャに於いてはオリンポスの12神を擬人化する事で人間の観察対象としたから、ギリシャでは科学的思考方が発展した。

 ギリシャ⇒ローマ。ローマ東西分裂⇒5C西ローマ滅⇒ゲルマン⇒フランク⇒9C西ローマ復活カロリングルネッサンス⇒12C神聖ローマ帝国。東ローマ⇒オリエントとの融合化(ローマ+メソポタミア・エジプト・ペルシャ)⇔イスラム。イスラムのギリシャ・ローマの継承 ★西欧に於ける4Cの空白。東欧・イスラムのギリシャ・ローマの継承

 科学の基本は、主観、感情を拒否しての観察・実験を用いての客観的思考方に達するベーコンの帰納法、デカルトの演繹法を確立する事で、中世神学体系化の『哲学は、神学の婢』から脱して科学は学問の地位を確立、発展させて行く。

 その経緯は、11~13Cの十字軍遠征失敗による教会、領主騎士団の没落、ギリシァ学問を継承発展させて来たイスラム社会からのカルチャショックから、12Cルネッサンスと云われた大学の誕生ラッシュにより、欧州が進んだイスラムからのギリシャ学を学んだ結果で在る。
 特にアリストテレス哲学に依って神学を大成させた神学大全の時代での神学論争では、普遍論争が行われて居たスコラ学が権威で在った。此処でも絶対為る神の存在を論じる実在論と神の唯名論とが戦わされ、信仰と理性のどちらが優先されるべきかの重大論争が在ったが、トマス・アクィナスは、折衷の見解を示して居る時代と成って居た。

 中世世界の衰退によって、世俗教会批判が大学から誕生して、異端者弾圧の時代(アルビジョア十字軍、フス戦争)ルター、カルヴィンの宗教革命に進み、17C半ばの最後の宗教戦争(独30年戦争)の終結ウェストファリア条約で、カソリック、プテスタントの決着が着く。

 17C後半の科学革命⇒英ベーコンの帰納法(個別観察⇒総対結論到達法)、仏デカルトの演繹法(総体的基本原理⇒個別結論到達法)によって、近代思想(科学的客観思考)が確立・発展して行く。⇒産業革命の土台へ
神の存在を信ぜんが為に理解する。存在を理解せんが為に信じる⇒吾、考えんが為に存在する。中世から近代の道程は遠く、近代から現代は足早で在った。

 一書悉く信ずるは、書無きが如しで、多様為るを思考・方法の糧にすべしの感で在る。何しろ、日本国はオリンポス12神とは桁違いの神代の時代から、『八百万の神々』が住まう国で在る。




 
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