長駄文館・・・眩しい昇りに、好天模様為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　眩しき昇りに、好天の模様為り。（10/24/20）
　さぁ～てと、起きるかいね。雨は無いが、昨日合羽を着ての柿採りを済ませて、車のトランクに入って居るから、余裕の朝で在る。飯も片付けて在るから、台所も不要で在る。

　独り生活を送って居ると、私は正に妖怪様の四男坊で、誰にも頼らず卒の無い男と吾ながら感心する次第で在る。愚痴も溢さず、黙々と暖かく育てて呉れた母親は、道に背いた時だけ、正座をさせられて人の道、良心の道を長時間のお説教を垂れる大正女の気概を持って居た人で在った。『子は親の背中を見て育つ』とは、良く言い当てた言葉で在る。躾、教育とは、根底に滔々と流れる人間の財産で在ろうか。

　鮭、鱒が生まれた河川を下り、海洋で自由に大きく育て、生まれ故郷の河川を群れを為して遡上し、地下水の湧水河床の砂礫を尾で撥ね退け、産床を作り雄と交尾をして、卵に再び砂礫を掛けて一生を閉じる。砂礫と湧水が、産み付けられた有精卵に新鮮な湧水を提供して、砂礫が護る。物云わぬ鮭、鱒のこんな一生にも、生物としての生き様が滔々と流れて居る。小さな庭に在っても、自生する何本かの山椒木にも、木を分けての並アゲハ、カラスアゲハが、恰も鮭鱒の如く、山椒の別を生まれた河川に帰って来る様に、産み付けられて居るので在る。

　　　　　　　　　　　　　　　斯様に生物界の営みは、循環の摂理の中に在る。
　人間とて、自然界の営みの一成員で在る。私も妖怪様の姿を継承して、子供、孫達にそんなＲ家イズムを残す事が出来れば、生物の本望と考えて居る次第で在る。アハハ。

　７時のニュースで在るか。ベビーチーズ、リンゴ食いだけでは、腹持ちもすまい。１１時出発で在るから、途中で、久し振りに牛丼でも食べて行くと致そうか。

　一泊二日の行楽で在る。マンネリ日々の視界も広がり、話も弾む事で、何かしらの刺激と為ろう。中禅寺湖は寒いと云う事で在るから、冬仕度を持って行けとの由で在る。ボランティア行は、雨に祟られてのきつい重労働のヘロヘロの三泊四日で在った。そんな次第で、中禅寺湖の遠目に見るだけの湖畔原生林の神秘的佇まいだけで終わった次第で在る。紅葉真っ盛りの中禅寺湖を、心行くまで自分の船で遊覧させて呉れるとの寡黙神士で面倒見の良いＳさんのお招きで在る。

　こうして柿採りの前倒しが在ったお陰で、打てる筈の無かった本日分ブログを、ラジオをＢＧＭに打って、本日分投稿が出来る運びと為ったので在るから、これまた幸運とすべしで在ろう。

　無風の霧か曇天かは、未だ見えぬ次第では在るが、朝日の昇りに眩しく成って来たので、好天の進みらしい。へへへの段で在る。さてさて、ブログアップをして、行く準備に取り掛かろうか。