長駄文館・・・ノルマ達成の運び為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　如何にか、達成の運び為り。（10/30/20）
　さぁ～てと、吊るし柿最終日と致そうか。本日の負担低減に、昨日は余分のノルマとして置いた次第で在る。

　老母と四男坊爺の廊下での皮剥き時、大振りの立派な柿を見付けると、自分用の熟し柿として箱にプールして、愉しみの甘露吸いとして居た妖怪様で在った。

　そんな妖怪様を偲んで、仏壇に好い処を選んで柿ピラミッドを作ってお供えとする一方、熟し柿ファンの為に、廊下端に並べ置く。

　本日は最終日で数は多かった物の、剥けば剥く程にゴールが近付いて来る作業で在る。最終盤に掛かると、物足りない感じさえして来るから、私も好い加減な男で在る。

　紐掛けをして軒下の物干しに最後の一連を吊るし終えて、剥いた皮の干し台への広げと紐通しの出来ない物を笊に並べて、干し台置きとする。座布団のゴミ落とし、廊下掃きをする。台所で、ベタ付いた包丁を砥石で落す。

　　作業終了の解放感に布団を干して、全戸開放、掃き掃除をして、我慢して居た朝食を食べる。

　早速風呂に入って、洗濯機を回す。１２時を回った次第で、浴後はスッキリした処で、煙草買い＆散歩に赴く。フラワーセンターで、シクラメン２鉢を買って帰る。吊るし柿作りのノルマを果たして、欅、イチョウの紅葉・黄葉の進みを見ながらの好天の足の運びで在る。

　ノルマ達成とも為ると、途端に余裕で在るから、手間の掛からない独り暮らし古希坂住人と云った具合で在る。後はボチボチと庭樹の枝下し、剪定をしたり、落ち葉掃きなどをしながらの冬待ちの進みで在る。

　フェンスの朝顔の白、青花が微風に揺れ、寝具と交代した洗濯物、日差し一杯に映える黄橙の新品柿簾と天辺に紅葉の兆しの楓の揺れ、舞い落ちる百日紅の黄葉（ぎば）、小菊の黄花、白花、小紫花と、午後の陽ざしにノルマ達成のお茶と煙草の一燻らせで在る。

　２時で在るか。折角の心地好い日差しで在るから、昼寝の前に少し読み進めて置くと致そうか。これも独り暮らし古希坂住人のマイペース、マイタイムの一環でも在ろう。へへへ。