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長駄文館・・・Yも元気為り。

                   Yも元気為り。(12/17/20)
 Sを見送った際の夕方の霧雪の舞いは、夜半に雪と成り、朝は5cm前後の積りと成って居る。空は青空の態で在るから、溶けて仕舞う事だろう。何日振りかのお天道さんの輝きで、気温も上がる事だろうから、気分が好い次第で在る。

 Yに電話をして見ると致そうか。折り返し電話が来て、車の雪、道路の雪掻き中との由。暇して居るから、午前中でも午後からでも顔を出すとの由。
 午前中をリクエストすると、車の雪をどけたら、向かうと云う。部屋を暖めて、Yに見習って、私も雪掃きのお出迎えと致そう。

 丁度、朝のウォーミングアップには好都合で在る。外仕事を終えて、家中の掃除をして居ると、リクエストの大きな白菜を持ってYの登場で在る。

 ストーブに掛かったヤカンから、カップにインスタントコーヒーを注いで、今月のスケベトークを開始する。小柄でコロコロした体躯のYは、相変わらず血色の好い笑顔で在る。色エロ、多方面の談論風発の言葉のキャッチボールで、お互い笑い放しで硬軟併せ技で、暇人古希坂住人のフリートーキングの時が流れる。

『痴神下生図』の評価者がまた一人増えたの話をして、Yの方は秘画の公開はしたかと問えば、未だに『秘画』の儘だと云う。宝の価値の解らない『常識の囚われ人』は、真に以って、困った次第で在る。へへへ。

 まぁ、それでも単身赴任の親孝行者で在るから、何かとストレスの溜まる介護生活の日々で在ろうから、何を話しても自由の息抜き場の提供は、必要な空間で在る。介護生活は同境のTとの週に一度のスタバでの爺、婆への扱き下しで、お互いのストレス発散をして居た次第で、息子の努めの親孝行も穏やかな内に出来た次第でも在る。

      振り返ると、私はTと云う『心友』に恵まれたお陰で在る。これも恩送りの一環で在る。

 介護者で在るから、家を空けて居られる時間には、限りが在る。そろそろ帰るわで、見送りに立てば。
「おい、金持ちは違うな。国産の好い長靴を履いてるじゃないか。」
「おっ、これさ4、5000したんだけど、暖かくてな。それがさ、山仕事で竹の切り口でブスり遣らかしちゃってさ。それでパンク貼りして使ってるんだ。未だ元を取って無いからな。」

「土に足着けた味が在るぞや。ゴムノリをこれでもかって具合にベタベタ塗った、その『素人貼り』が、俺達団塊世代の証ってもんだぜや。『見て呉れ』じゃ無い、実用第一主義が、『味』ってもんさな。」

「そうかい、そんなに褒められたんじぁ、顔が赤く為っちまうぜや。毎日ブログ打ってるだけ在って、Rの表現力にぁ、付いて行けんわ。やぁやぁ、今日も笑わせて貰って、愉しかったぜや。また、顔出すわ。」

 Yの車を見送って、昼の軽食を口に晩飯の煮魚二種の仕込みをして、無風の青空に前倒しの散歩に出向く。


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