長駄文館・・・白雪・青空に、朝日の眩しさ為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　白雪・青空に、朝日の眩しさ為り。（1/13/21）
　昨夜は]昔懐かしき邦画の松竹、東宝の喜劇を2本観て、笑い扱けての早目の就寝で在った。その分、本日は7時前の小部屋入りの態で在る。バッコン腹筋体操もしての、廊下鳥よりも早い起床で在る。強にしたコタツに足を伸ばしての朝茶とショート吸いの煙草の一服を付ける。

　薄らの雪化粧の庭に、山際の雲を茜色に染めた朝焼けの空に、日の出が始まろうとして居る。丁度7時で在る。本日は、好天の恵まれに浴す次第で在る。従って雪掃きをする必要も無く、溶けて無く成るだろうから、雪の風情で好かろう。有難い事で在る。

　今年は如何云う訳か、中国製ラジカセのテープが作動して居る。洋楽テープは歌詞が頭に入って来ない便利さで、好いBGMと為って居る。BGMで在るから、小音量で済むから重宝で在る。陽の出前が最低気温と云うから、小部屋のグッピィ睡蓮鉢からは朦々と湯気が立ち昇って来て居る。そんな次第で、窓が湿気に曇って来た。

　英植民地期１５０年、領土拡大期１００年、工業発展期５０年、世界最強期１００年の米大統領選も未だ未確定要素を孕んでは居るが、私には良い思考材料と為って居る。独立戦争時のトーマス・ペインの『コモンセンス』とディープステート＆大手マスコミの『フェイクニュース』の攻防戦を知る次第でも在る。時代の変わり目、天下分け目の関ヶ原前夜での情報・謀略・籠絡戦とは、こう云った物だったのなのだろう。

　歴史と云うのは、人類史の博物館の様な場所で在ろうから、入館者は『歴史の鑑賞者』たるべきなのだろう。鑑賞する眼を持たなければ、対象物は説明書を見せるだけで在ろう。それでは一過性の観光巡りの一つに堕して仕舞う。勿体無い限りでは無いか。

　物を知ら無ければ、頭に良いズル賢い連中の言い為りにされて仕舞う。知に働けば角が立つ、然りとて、情に棹させば流される。兎角、人の世は住み難い。益してや金太郎飴の社畜の世為れば・・・。

　つくづくと、人間とは自分軸を形成して置かなければ、表層をただ流されるだけの『蟻ンコ人生』で終わって仕舞うだけで在る。それでは漸く柵から卒業出来て、毎日が日曜日の古希坂住人としての存在価値が生まれて来ない次第でも在る。

　本日は冬の朝起きをして仕舞ったから、些か腹が減って来た。お茶、コーヒーだけでは腹は満たされない。大分早いが、炊飯器ONとして来ると致そう。

　　　　　白雪・青空に、朝日の眩しさで在る。さてさて、本日はどんな一日に成る物やら。