fc2ブログ

記事一覧

長駄文館・・・カボチャに猫為り。

                  カボチャに猫為り。(1/30/21)
 久し振りの快晴の空で、気分が好く為る次第で在る。本日は土曜日、ラジオは大人の時間で在るから、午前中はラジオ聴きをすると致そう。梅干しを一つ口に含んでお茶のお代わりをしながらの朝タイムをする。

 昨夜の蒙古高原の遊牧民の一年のドキュメンタリー映像には、吃驚の態で在った。遊牧家畜が馬、羊、牛(チベット、蒙古高原でお馴染みのヤク)、と何と『ラクダ』まで居たので在る。馬は蒙古馬、牛、ラクダも寒い雪の高原に順応した小型体毛の長い種で在った。雪原で暮らす小型長毛種のラクダは、初めて見た次第で在った。

 趣味の世界史でユーラシア大陸を東西に貫く遊牧民の人種、暮らしに興味を持って居るので、動画のドキュメンタリー物を観て、活字知識の裏取りをして居る次第で在る。

 中国物、ロシア物、韓国物、東南アジア物、中東物と云った物が、動画に満ちて居るから、食文化のバライティも豊富で大いに参考と為る。国、所、人種違えば品変わるで、面白い。人間は考える事は同じで、炊き込みご飯の具が、野菜系、魚系、肉系の違いが在るだけで、米に具材を炊き込む基本は変わらない処で在る。
 中国では鯉の燻製が作られて居る。ロシアでは鮭鱒の燻製、日本では鮭の新巻き、魚の干物で在る。肉食文化圏では、当然に肉の燻製が幅を利かせて居る次第では在るが、魚が豊富な地方では、燻製仕込みが行われて居る構図で在る。

 映し出される顔相にイラン系、トルコ系、モンゴル系、ツングース系などと、ユーラシア大陸東西8000kmの草原の繋がりを観ての、遊牧騎馬民族の集合離散の歴史絵巻を準えながらの動画見は、言葉を解し無くても雑学習得の場と為る次第で在る。

 ラジオを聴きながら、鳥影に目を遣ればメジロ夫婦が松の横枝に遣って来た。熟柿は既にヒヨドリに食べ尽くされて居る。廊下を見れば、残りは5個で在る。ヒヨドリ来るなの願いを込めて、小部屋から好く見える妖怪様の部屋の廊下上がりの上の鉢の上に、一つ置いて遣る。序にカボチャの煮付けも、一切れ添えて遣る。部屋の睡蓮鉢にも陽が入って、密集する水草の水面にグッピィ達の緩やかな泳ぎが可愛い次第で在る。私の飯は未だでは在るが、餌撒きをして遣ると致そう。

 水住人達に餌遣りをして、今度は廊下鉢植え達に水分補給の霧吹きを施す。盆栽趣味は無いが、アザレア3鉢も大きく成って、庭下ろしをするのが好いのだが、何しろ信州の酷寒には耐えられない植生で在るから、冬期間の廊下避寒は必要で在る。そう為ると盆栽仕立てをして見るしか無さそうで在る。

 廊下鳥に、餌替え、水替え序に、青物の差し入れでもして遣ろうと、庭を探せば冬の放射冷却で地面はコチコチの浮きで在る。小部屋のコタツから餌の入った睡蓮鉢の明るい水面にゆっくりした動きのヒーター世界とは、断絶の外界と云う事で在る。

            快晴の日差し、春を感ずるも 如月寒底の控え為り。
              メジロ置きした南瓜に猫来りて 食し始める。

         熟柿をもかと思いきや、見向きもせずに縁の下に蹲り日光浴。
            出て来れば、主を尻目に家の中を覗き込み歩き。
                    悠然と立ち去る猫為り。

  さてさて、大人のお時間も終わりが近付いて来た。外気も緩んで来た頃でも在るからして、一歩きしてから餅でも焼いて食べると致そうか。

 河川敷を歩けば、今朝の冷え込みの強さが見て取れる。川の氷も然る事ながら、雪を吸った地面からは、霜柱では無く氷柱の立たり様で在る。快晴のお天道さんで在るから、距離を伸ばす。幸いハコベを見付けたので、一掴み廊下鳥の土産して帰る。帰りの上り勾配に休憩をしたい気には為ったが、此処は見栄の張り処で在る。

 家の前まで来て、河川敷ベンチでバッコン腹筋体操をして、青空に流れる雲を眺めての帰宅とする。餅を焼いて雑煮として、本日最初の食事とする。

 一服付けて居ると、ヒヨドリが熟柿を突きに来た。ニャロメの段では在るが、仕方が無い。見て居るとヒヨドリの去った後、直ぐ様、メジロ夫婦が遣って来て、鉢に止まって仲好く啄み始めた。好し好し、これで吾が意通じた為りで在る。へへへ。

              さてさて、部屋を移して午後の部に移行致しまする。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アガタ・リョウ

Author:アガタ・リョウ
FC2ブログへようこそ!