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長駄文館・・・本日、寒冷前線通過為り。

               本日、寒冷前線の通過との由為り。(2/4/21)
 今月も月命日で在るか。風の強い寒い朝で在るからして、線香を多めにしてのチィ~ン、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏の唱えとして、小部屋入りの朝茶とする。ラジオをONにすればコロナコロナで在るから、遣り切れませんわね。民放して煙草を吸えば、睡蓮鉢の目減りで在る。水を補給して置くとするか。

 アジァジァ、水を溢して仕舞った。仕事を増やして仕舞った。やれやれのスタートと成って仕舞った。まぁ、昨日は儲け物の一日で在ったから、この位の揺り戻しが在っても、とほほに非ずと云う物で在る。洗濯物が翻る曇天に、益々風音が増して来ての通勤・通学帯で在る。

      今日も一日、頑張って行きましょうとのラジオの女性声で在る。左様で御座るか。

 ヒヨドリが松の枝に蹲(うずく)まり止まりして、廊下の熟柿を見て居る。くすんで草臥れて来た熟柿で在るからして、外に出して遣ると致そう。早い者勝ちで在るから、メジロ来るべしで在る。

 本の少し陽が差した物の、曇天は黒味を増しての風の唸り声を発して来た。寒冷前線が通過するとの由で、ゴォゴォ、ヒュウ、ヒュウ、風が騒いで居る、風が怒って居る。おお、怖い大気のヒステリーの沙汰で在る。

         いやはや、これでは散歩パスの、完全にコタツ日の進みで在る。

 こんな日はYでも顔を出してのスケベ話で暖を取りたい気分では在るが、飽きられて仕舞った様で奴の禁足令は維持されて居る様で在る。Sの私評は『俺は普通のスケベ、Rはドスケベ』との由で在る。
 然しながら、私の自己弁護からすると、世間様に悪さをする訳でも無し、自分に素直なストレートだけの『人畜無害の口スケベ』にしか無いと思って居るのだが、意に反して『娑婆評価』とは過大評価・過小評価が常で、困った物で在る。

 さてさて、コタツ日とするにしても、空腹では今日も元気で頑張りましょうには為らない次第で在るからして、朝飯の用意をすると致そう。

 朝飯を食べ終えて、小部屋コタツに復帰すれば、ヒヨドリが熟柿を食べに来て居る。食べた後が賢い処で在る。飛び立たずに、松の小枝に止まっての柿見張りをして居る。

 家籠りと為ろうが、今日も元気で行きましょうの声受けを頂戴した次第で在るから、本日は思考散策の哲学のお時間と致しましょうかね。

 世界史備忘録の囲い文字を斜め読みして居ると、英のベーコン先生の帰納法、仏のデカルト先生の演繹法と、抽象語のオンパレードで在る。国語辞典に当たれば、前者は個々の特殊の事柄から一般原理・法則を導き出すと在り、後者は一般原理・法則から論理の手続きを踏んで、個々の事実を推論して行く方法との由で在る。凡人には解った様な解らない様な世界が、抽象言語の世界なのだろう。

 英国と云えばシャーック・ホームズ先生が居られるし、仏国では怪盗紳士ルパンが居られる。ホームズVSルパンの作品も在るから、時代背景としてはビクトリア朝の産業革命の英国最盛時の読み物世界の二本金字塔で在る。その当時の時代を彷彿として良資料の一つでも在る。堅実な観察から来るホームズ先生の推理、芸術の都パリの派手で瀟洒な雰囲気のルパンと、お国柄の違いも対照的な小説で在る。

 中世、哲学は神学の婢(はしため)と云われて居た物が、科学革命と云われる帰納法と演繹法を以って、科学の分野に進んだとの由で在る。

 帰納法と演繹法は対立する思考方法論では無く、互いに『補完関係』に在る。何故ならば、個々の帰納法思考を積み重ねて演繹法思考の基礎として居る訳で在るし、労務管理用語のプラン⇒ドゥ⇒スィー⇒チェック⇒プランのサイクルが改善・改革・発見へのサイクルと為って継続回転して行くのを見れば、両輪の駆動作用と云うが自明の理と云う物で在ろう。観察知・観察値の応用が新しい成果を算出する基礎と為るのは、これまた自然の流れと云う物でも在る。

 1時半も回ると、寒冷前線の通過らしく、風も収まり青空のお目見得で在る。お天道さんが、散歩をすべしとお招きの様で在る。素直に仰せに従うのが、私の好しとする性質で在る。コタツ親父だけでは、物足りない次第で在るから、少し外気を吸って来ると致しましょうかね。へへへ。

 結構な強さの向かい風で在る。歩いて居る内に鼻水が垂れて来たから、ハーフ散歩の態で帰って来る。歩数の不足は、柿の切り落としオブジェを作って見ようと乾燥させて居るので、邪魔な枝切りで補填する事にする。乾燥が進んで居るので、切れない手鋸でも切り落とす事が出来た。

 これで頭、身体の体操も出来た次第で在るから、昼は摘み食として、後は流しのマイタイムで好かろう。


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