長駄文館・・・晴天の続き為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　晴天続きの朝為り。（3/11/21）
　寝坊がしたく為る陽気に成って来た。廊下鳥の奴は騒々しく遣って居るが、未だ起きるに値せずで在る。布団を被って、何か『夢よ、現れよ』の態で在るが、古希坂とも為れば、尿意が我慢出来ない次第で在る。尿漏れは恥で在るから、トイレで放出後は起床とする。

　庭土は凍って居るが、本日も快晴の運びで在る。庭の整理も大中小と進んで居るから、目に付く微を拾い集めて、焼却処分に回して灰を土に還して居る。落ち葉に廊下鳥の糞、灰と全くの自然循環の態で在る。土に還らぬのは、土起し、雨で浮き上がる小石のみで在る。それでも、息抜き、気分転換作用を齎せて呉れるから、文句も言えない次第で在る。

　昨日はSのお陰で出戻りPCの不具合、変な方向に進んで仕舞ったメモリーも蘇生して、どの部屋のPCで打った物もメモリーを通じて全てが連動して、一日部屋移動して居私にとっては,欠かせない便利物で在るからして、正常に戻っての安堵と為った次第で在る。

　　　　　　　　　　　　　　さて飯も炊けたからして、朝飯の用意に台所に立つと致そう。

　食後は民放に替えて聴いて居ると、常連雀達が餌が無くて、代わる代わるサッシの縁から中を背伸びして覗き込んで居る。へへへ、左様で御座るか。ヨッコラショと腰を上げて、餌撒きをして来る。

　飼い鳥では無いから、餌を撒いたからと云って直ぐ食べに遣って来る訳では無く、彼等は彼等で餌探しには、それなりの場所を移動して回って居るのが常で在るから、何時頃に来るのかは不明で在る。

　ラジオを聴いて居ると谷崎純一郎の『痴人の愛?』とやらの朗読で在る。この手の小説は『虫唾』が走るから、OFFとして偶にはYの声を聞こうと電話すると、只今、運転中との機械音で在る。へへ、嫌われて仕舞った次第で在る。

　去る者追わずで、仕方が無いから字書きでもしようかと用意を始めて居ると、Yから電話が掛かって来た。本日は用事が在るから、明日の午前中に通院帰りに顔を出すとの由で、『何かと教えて貰いたい』とのお世辞まで貰って仕舞った。相変わらず元気一杯の声で在るから、ショートのスケベ交換とした次第で在る。

　さてさて、これで好しで在るから、お勉強タイムをして置くと致そう。彼是、Yとは3か月振りの顔合わせと為ろうか。どんなスケベ話で盛り上がる事やら、楽しみとする処で在る。アハハ！！

　さて2、3ページも捲れば、直ぐ様に息抜きがして見たく為る。庭に出れば、ついつい手が出て仕舞い、小石拾いに木端集めの段と為って仕舞う。いやはや、3連チャンの小焚き火をしての時間を過ごして仕舞った。遺憾いかん、お勉強タイムに復帰すべしで在る。

　2回目の息抜きに焚き火の草木灰を苺群に散布して、ジョロ散水を配って居ると、梅の枝に雄ジョービタキの姿見せで在る。おお、久し振りでは無いか、元気にして居たか。そろそろ北帰行の時季と成って来たか。

　ジョービタキが北へ帰れば、南からツバメが戻って来る。冬の終いで在るか。四季の国日本の春で在るか。アリガトさんよ。