長駄文館・・・風日に就き、休養日とせり為り。
- 2021/03/16
- 14:35
風日に就き、本日は休養日にせり為り。(3/16/21)
昨日は好く動画を観た物で在る。スーダンのラクダ遊牧、ルーマニアの伝統的生活、森林灰色狼、キルギス映画と、実に世界史お浚い上の『大収穫物』と為った次第で在る。
活字で得た生半可知識と歴史を育んで来た風土、生活を映像で観る事で、平面的な知識が立体的映像を得る事で、『重層的』に理解度が進むので在るから、現代社会は恵まれて居る世で在る。他言語など、感覚で想像すれば好いだけの事で在る。
紅海を挟んでアフリカ側はナイルに沿って、エチオピア、スーダン、エジプトと続き、対岸にはアラビア半島、イラク、シリア、トルコ、地中海東岸と続く。
エジプト、メソポタミア、エーゲ海、黒海と古代文明が栄え相互に影響し合って、世界史を駆動した地域で在る。
その民族はエジプトのハム語族、メソポタミアのセム語族との由。エチオピア、スーダンは、混血の人・黒い人と呼ばれただけ在って、色こそ黒いが細面で彫りの深い顔相の民族で在る。マラソンランナーの『走る哲学者』と呼ばれたアベベ容貌の人達で在る。スーダンはエジプトを支配した歴史も在るし、製鉄法も身に着けて居た次第で、民度の高い人達でも在る。
アラビア半島でイスラム教が興り、聖戦の旗が翻り、瞬く内に世界が地中海の南がイスラム圏、北がキリスト圏に二分された。東ローマ帝国のビザンツ帝国もセルジューク朝トルコの侵食を受けて、ローマカソリック世界に援助を申し込んで十字軍の大遠征期を迎える。
荒涼とした砂漠に逃げ込まれたら、砂漠の怖さで一切手出しが出来なかった、馬戦士とラクダ戦士の差が在ったと云われて居る。因みにマホメットがメッカ無血開城出来たのは、ラクダの民ベドウィンとの協調と云われて居る。戦闘集団ベドウィンとの協調は聖戦の大義名分の付与と収奪品の1/5の教会寄進で在ったそうな。そんな砂漠の民の功利性はアラビアのロレンスにも、その一端を見せて居る。そんな次第で、ラクダ遊牧の風土と生活は観て置きたかった。
ルーマニアは初期のローマ帝国の植民国家で、ルーマニアの語原がローマ人達の国との由で在る。映像を観ると言葉も風貌もイタリア的で在った。
次いで中央アジアは、アフガニスタン、キルギス、カザフスタンと歴史の震源地を記して来た地で在る。アフガニスタンはカイバル峠を経て、印欧語族のアーリア人が入印し、アレクサンダー大王がアレキサンドリアを築き、後のクシャナ朝ガンダーラ美術を残した。
カザフスタンは、語原を『騎馬者の国』として、キルギスは『40の民』の語原を持つそうな。西欧列強国に依って黒海からの南下政策に敗れた帝政ロシアが、東方への政策転換して中央アジアに進出した時期でのストーリーで在る。
言葉を解し無いから、風土、生活、時代背景を知る事が目的なので、映画ストーリーの方は飛ばし観をして居る次第で在る。映画は、キルギスの国母?らしき女性の半生記物語で在る。
鮮卑族を出自にする唐帝国に在っても、則天武后が居られる次第で騎馬民族国家に於ける騎馬、弓、剣に優れた女性の地位は、高ったそうな。国父が居れば、国母が居ても、何らおかしくない風土と生活の歴史なのだろう。
キリル文字からしてロシア語らしく、英語の字幕が付く映画で在った。動画は皆、異国語で在ったが、映像から観る風土・生活を知るのが目的とする処で在ったから、私としては『解説は不要の方』が寧(むし)ろ有難かった次第で在る。キルギスは40の民の国の語原通りで、イラン的、トルコ的、モンゴル的、日本的容貌の民で在り、森林の少ない高原の国で羊、馬の遊牧生活の様で在った。因みにキルギスは大の親日国の一つとの由。若い頃を演じる主演女優さんは、丸で日本女性を思わせる美人さんで在った。
灰色狼のドキュメンタリー物も、狼好きの私には涎が垂れんばかりの映像観察の時間と為った。犬の祖先が狼との由。オオカミの家畜化=犬の歴史は古い。概ね家畜化された野生動物達は動物界と人間界が『重複』する事から始まった訳で在るから、何処の国がドキュメンタリーの舞台と為って居たのかは、不明で在るが、山羊、キツネ、山猫、猪、鹿、熊と云った動物達が森林の中に生息しての四季の映像で在った。
生活圏の重複は、その後の家畜化と野生化を考える上で、好い参考と為った次第で在る。
明けて、本日は風の強さで在る。朝のアイドリングに庭観察とする。目下の関心事・芍薬の紅芽探しでは、4か所からの芽出しで、第一関門突破で在る。後は出遅れて居る株の確認と成って来た。今季初のニラ浸しは、私にとっては冬眠開けした熊が整腸剤として食する食草に似て、冬の腸から脱するお呪いの様な意味付けでも在る。昨日の小焚き火での草木炭の苺群散布もして置いたので、それなりの焼畑効果も在る事だろう。
美味い朝飯も食べたし、昨日は斯くの如しで『映像学習時間』が長過ぎて、些か草臥れて居るスカンポ脳で在る。自転車で米買いをして来たら、本日はのんびりと酸欠状態の脳味噌毛細血管に酸素を回す安静が好かろう。へへへ。
アジャジャ、雲行きが怪しく成って来た。雨の降らぬ間に、米買いに行って来ると致そう。漸く、我が家の豊後梅も咲き始めた。風は南風の追い風で在る。
米買いも済んで、後は野菜整理方々、具沢山のスパゲティソースの作り置きで、台所遊びをして置けば好かろう。いやはや、私のDIY生活も、妖怪様が感心するほどの『後期成長』を見せて居る物では無いか。人間、遣る気を出してその気に為れば、丈夫で長持ちの証にも為る次第で在る。イッヒッヒ!!
昨日は好く動画を観た物で在る。スーダンのラクダ遊牧、ルーマニアの伝統的生活、森林灰色狼、キルギス映画と、実に世界史お浚い上の『大収穫物』と為った次第で在る。
活字で得た生半可知識と歴史を育んで来た風土、生活を映像で観る事で、平面的な知識が立体的映像を得る事で、『重層的』に理解度が進むので在るから、現代社会は恵まれて居る世で在る。他言語など、感覚で想像すれば好いだけの事で在る。
紅海を挟んでアフリカ側はナイルに沿って、エチオピア、スーダン、エジプトと続き、対岸にはアラビア半島、イラク、シリア、トルコ、地中海東岸と続く。
エジプト、メソポタミア、エーゲ海、黒海と古代文明が栄え相互に影響し合って、世界史を駆動した地域で在る。
その民族はエジプトのハム語族、メソポタミアのセム語族との由。エチオピア、スーダンは、混血の人・黒い人と呼ばれただけ在って、色こそ黒いが細面で彫りの深い顔相の民族で在る。マラソンランナーの『走る哲学者』と呼ばれたアベベ容貌の人達で在る。スーダンはエジプトを支配した歴史も在るし、製鉄法も身に着けて居た次第で、民度の高い人達でも在る。
アラビア半島でイスラム教が興り、聖戦の旗が翻り、瞬く内に世界が地中海の南がイスラム圏、北がキリスト圏に二分された。東ローマ帝国のビザンツ帝国もセルジューク朝トルコの侵食を受けて、ローマカソリック世界に援助を申し込んで十字軍の大遠征期を迎える。
荒涼とした砂漠に逃げ込まれたら、砂漠の怖さで一切手出しが出来なかった、馬戦士とラクダ戦士の差が在ったと云われて居る。因みにマホメットがメッカ無血開城出来たのは、ラクダの民ベドウィンとの協調と云われて居る。戦闘集団ベドウィンとの協調は聖戦の大義名分の付与と収奪品の1/5の教会寄進で在ったそうな。そんな砂漠の民の功利性はアラビアのロレンスにも、その一端を見せて居る。そんな次第で、ラクダ遊牧の風土と生活は観て置きたかった。
ルーマニアは初期のローマ帝国の植民国家で、ルーマニアの語原がローマ人達の国との由で在る。映像を観ると言葉も風貌もイタリア的で在った。
次いで中央アジアは、アフガニスタン、キルギス、カザフスタンと歴史の震源地を記して来た地で在る。アフガニスタンはカイバル峠を経て、印欧語族のアーリア人が入印し、アレクサンダー大王がアレキサンドリアを築き、後のクシャナ朝ガンダーラ美術を残した。
カザフスタンは、語原を『騎馬者の国』として、キルギスは『40の民』の語原を持つそうな。西欧列強国に依って黒海からの南下政策に敗れた帝政ロシアが、東方への政策転換して中央アジアに進出した時期でのストーリーで在る。
言葉を解し無いから、風土、生活、時代背景を知る事が目的なので、映画ストーリーの方は飛ばし観をして居る次第で在る。映画は、キルギスの国母?らしき女性の半生記物語で在る。
鮮卑族を出自にする唐帝国に在っても、則天武后が居られる次第で騎馬民族国家に於ける騎馬、弓、剣に優れた女性の地位は、高ったそうな。国父が居れば、国母が居ても、何らおかしくない風土と生活の歴史なのだろう。
キリル文字からしてロシア語らしく、英語の字幕が付く映画で在った。動画は皆、異国語で在ったが、映像から観る風土・生活を知るのが目的とする処で在ったから、私としては『解説は不要の方』が寧(むし)ろ有難かった次第で在る。キルギスは40の民の国の語原通りで、イラン的、トルコ的、モンゴル的、日本的容貌の民で在り、森林の少ない高原の国で羊、馬の遊牧生活の様で在った。因みにキルギスは大の親日国の一つとの由。若い頃を演じる主演女優さんは、丸で日本女性を思わせる美人さんで在った。
灰色狼のドキュメンタリー物も、狼好きの私には涎が垂れんばかりの映像観察の時間と為った。犬の祖先が狼との由。オオカミの家畜化=犬の歴史は古い。概ね家畜化された野生動物達は動物界と人間界が『重複』する事から始まった訳で在るから、何処の国がドキュメンタリーの舞台と為って居たのかは、不明で在るが、山羊、キツネ、山猫、猪、鹿、熊と云った動物達が森林の中に生息しての四季の映像で在った。
生活圏の重複は、その後の家畜化と野生化を考える上で、好い参考と為った次第で在る。
明けて、本日は風の強さで在る。朝のアイドリングに庭観察とする。目下の関心事・芍薬の紅芽探しでは、4か所からの芽出しで、第一関門突破で在る。後は出遅れて居る株の確認と成って来た。今季初のニラ浸しは、私にとっては冬眠開けした熊が整腸剤として食する食草に似て、冬の腸から脱するお呪いの様な意味付けでも在る。昨日の小焚き火での草木炭の苺群散布もして置いたので、それなりの焼畑効果も在る事だろう。
美味い朝飯も食べたし、昨日は斯くの如しで『映像学習時間』が長過ぎて、些か草臥れて居るスカンポ脳で在る。自転車で米買いをして来たら、本日はのんびりと酸欠状態の脳味噌毛細血管に酸素を回す安静が好かろう。へへへ。
アジャジャ、雲行きが怪しく成って来た。雨の降らぬ間に、米買いに行って来ると致そう。漸く、我が家の豊後梅も咲き始めた。風は南風の追い風で在る。
米買いも済んで、後は野菜整理方々、具沢山のスパゲティソースの作り置きで、台所遊びをして置けば好かろう。いやはや、私のDIY生活も、妖怪様が感心するほどの『後期成長』を見せて居る物では無いか。人間、遣る気を出してその気に為れば、丈夫で長持ちの証にも為る次第で在る。イッヒッヒ!!
スポンサーサイト