fc2ブログ

記事一覧

長駄文館・・・陽気の好さに、一仕事為り。

                陽気の好さに、一仕事した為り。(3/20/21)
 ああ、喰った、喰った。美味かった。今季初の韮カットをしてさっと茹でて、味の素と削り節の浸しを食する。歯応えとほんのりとした甘味、癖の在る一番ニラは、私にとっても冬眠開けの熊に因んだ整腸食草の感で在る。苺にしてもニラにしても、自生種は市販物と違って野趣が在る。

 庭でのウォーミングアップ、浴後の朝飯で、そんな事も初ニラの美味さに繋がったのだろう。本日春分の日と在るからだろうか、ニラカット時ではカワラヒワの囀りを聴き、洗濯干し時にはキセキレイが、電線で鳴いて居た。番(つがい)組み、巣作りの時季を迎えて居るのだろう。シジューカラの巣箱覗き込みを期待して居るのだが、未だ現れずで在る。ヒヨドリの営巣は願い下げでは在るが、キジバト、シジューカラは大歓迎とする処で在る。

 一昨年の河床を深ぶかと浚った大洪水の後遺症で、魚達が流されて仕舞った。2度目の春で河川敷散歩の折には、流れの何ポイントかに目を凝らして居るのだが、今年も魚影の走りに遭遇して居ない次第で在る。今年もヤマメは本より、バカハヤを相手の近場釣り遊びは、叶いそうも無い。
 川と比べると、地面は安定して居ると云う物で在る。よく云われる事では在るが、『自然の回復には、年数を要する』を実感させられる次第で在る。

 家に居るだけでは、罰が当たる。我が家の豊後梅も4部咲きで春の風情と成って来た事でも在るし、ちょいと肉体労働をすると致そうかで、長靴、皮軍手で菜園スペース脇の土を掘り起こして、菜園表面に土掛けとして、犠牲に為った野苺達を移植したり、石コロ除去とする。

 その内に、エンジンが掛かって来て、散歩代わりに、一丁、遣って見るかの気分に為って来た。小石混じりの川砂を運び込んで、篩(ふるい)掛けを施して砂は落ち葉抑えに、小砂利は庭通路に上乗せとする。

 土起しに川砂運びを4往復もすれば、汗びっしょりの息切れでは在るが、古希坂住人ながらも、『肉体労働が出来て、男はなんぼの物』で在る。体質が体育会系の造りで在るから、或る程度の負荷を掛けて置かないと体細胞が承知をして呉れない処が、頭デッカチの口先人間に為らなかった幸いと云う物で在る。何よりも、文章打ち、備忘録打ち、絵描き、料理、ジャム作り、梅、沢庵漬け、剪定、庭作り・・・etcと、手作りは遊びとして面白い物で在る。アハハ。

 今年は菜園スペース3か所ともに、大量の落ち葉に辛うじての土被せの状態で在る。従って、中の落ち葉分解には時間を要すから、4月の末まで土起し、種蒔きは出来そうも無い。様子を見て、何か考えると致そう。

      昼飯の時間帯なのだが、些か草臥れて仕舞い、充電時間が必要な次第で在る。



 
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アガタ・リョウ

Author:アガタ・リョウ
FC2ブログへようこそ!