fc2ブログ

記事一覧

長駄文館・・・Yの顔出し為り。

               Yの顔出しで、談論風発の時を持つ為り。(4/18/21) 
 昨日は終日の雨に成って、宿題を遣らさせられて仕舞った。流石に雨は止んだ物の、どんよりとした灰色雲に風の朝で在る。庭観察に回れば、インゲンに一つの頭のもたげで在る。へへ、これで後から続く芽出しで在ろう。
 目一杯の雨にニラの旺盛な伸びには驚くばかりで在る。見るからに食べて下さいの段で在るから、これも『旬の口』で鋏を持って来てのカットとする。本日はセリの初カットをしようと思って居たから、Wの青物食の段で在る。早速、サッと茹でて、水に晒してカットして、朝飯の新鮮緑の添え物とする。

 静寂な夜に、川音が響いて居たが、倍程の増水で笹濁りの態で流れて居る。従って、新しい砂の堆積はお預けで在る。昨日の雨に、さぞやひもじかったで在ろう常連雀に、朝一番で餌撒きをして置いた。

 小部屋でのモーニングコーヒーをして居ると、交尾をしたキジバトが遣って来た。人間の観察からは、交尾・産卵を控えて居る身は、未だ巣作りが間に合って居ないのだから、如何するんじゃいの心配で在る。楓の葉群の茂りは未だ先の事で在る。そんな思いの内に、ミネゾの木の中に入って行った。此処は過去何回か、巣材を咥えて巣作りをした物の、気に食わなくて、物に成らなかった経緯が在る。楓の木がお気に入りらしい。この処、毎日来て居るキジバト夫婦で在る。そして、常連雀達の餌を食べて行くので、雀達にしたら『招からざる存在』なので在る。

 雲が割れて、お天道さんの光で在る。これでお天気は晴れに向かうのだろう。キジバトの多分オスらしい一羽は、楓の頭を止めた所に止まった儘で在る。餌場と巣見張りに格好な松の横枝などが在って、申し分の無い環境なのだろう。

                 さてさて9時で在るか、朝飯にして置くと致そう。

 飯を食べて居ると、Yから電話で在る。これから行きたいと云うから、どうぞどうぞ、火に入る夏の虫で在る。飯を済ませて、駄菓子を出してのコーヒーの用意をして置くと、自棄に遅い。車でもぶつけたのかと心配に為って来る始末で在る。

               そんな次第で、小石拾いを始めて居ると、Yの車で在る。

 相変わらずの小太りの血色の好さで、最近嵌って居ると云う簡単イラスト満載の聖書2冊を持って来てのコーヒー談話のスタートと為る。論語、禅、仏教、聖書、漢詩とYは宗教関連、中国古典物が趣味の様で在る。私のそれらは、飽くまで世界史関連での位置付けで在るから、一応分らない訳でも無いから、重なりも在って、話が面白く為って行く次第でも在る。

 朝採りニラの浸しに、生姜下ろしを載せて出して遣ると、口に合った様で行ける、行けるのお褒めを頂戴した。そんな次第で日頃の自然採取、古沢庵の薄切りと生姜の短冊切を油で炒めた後に、芝漬け風に甘辛く煮込んだ飯のオカズを味見させると、落ち着いて酒を飲みたい味だとの由。

「そうだろう。凡人は宣伝に惑わされずに、縄文ご先祖の食をして居れば、腹八分目の粗食快便のお呪(まじな)いが効くって事よ。手間要らずの美味い物ばかり食ってると、コロナウィルスへの免疫力が低減しちまうぜや。質実剛健の先祖還りが古希坂親父の進む道だぜや。
 宗教は唯一無二の帰依はご法度で、自然に倣っての多神教がオーソドックスの自然との共生力ってもんさね。お天道さん信心だけで好からずよ。
 何事も組織が肥大化しちゃうと、パーキンソンの原理で、階級・階層を作って頭デッカチ野郎ばかりがのさばって来る。そうなったら、都合好く解釈して、小賢しく私欲私利に走るのが、歴史の教訓だわね。
 断捨離は何も『対物』だけじゃ無くて、『対心』にも当て嵌るから、煩悩解脱が最終課題って事ずらい。『心頭滅却すれば、火もまた涼し』なんて、見栄を張らなくても、凡人の生きる道は開けて来るってもんずらよ。あい~。」

「そうそう、そう云う事なんだよなぁ~。Rの妄想窟に来りぁ、お布施も包んで来なくても、法話が聴けるから大した物だよなぁ~。電話の声も好いが、やっぱり剃髪・立派な福耳のご尊顔を拝しての、ご講和を月に一度は聴きに来なくちゃ物足りんからな。アハハ。でもさぁ、こんな風に立て板に水で、好くも暗算でスラスラ言葉が出て来る処が、同期の桜ながら、感心しちゃうんだけどさ。持って生まれた才能だな。」

「やあやあ、それがさ。Tが云うには、『道を誤らずに、俺と組んだらスケコマシ、詐欺師で左団扇の人生を送れたものを。下らん正義心を持つから、無名の人生に為っちゃったてさ。そう云う俺も、一線を越えられず、勿体無い事をしたもんさ。』そんな意見の一致でさ。俺もTも塀の中に入らずに来れたんだけどさ。人間、背伸びをせずに、分相応の人生に価値が在るのかも知れんわさ。へへへ。」

「そうか、Tがなぁ・・・。RとTのコンビは、高校の時から、番から見本で、一目置かれて居た近付き難い雰囲気を持って居たからな。俺は高校の運動部絡みだけの付き合いだけだったから、RとTは一生の付き合いだったんだから、死ぬ前に一度、3人で酒を飲みたかったわな。」

「まぁ、儘為らないのが、これまた人生だから、死しても話題残すてぇのは、恵まれて居るってもんさね。思い出す事は、生きて居るって証拠だろうから、寂しいとは思わんしな。持つべきものは友為りで、何も生死に拘って、無理やり、あの世の住人にさせる必要も無ぇわさ。」

 Yを見送って、暫しの庭見とする。本日はキジバトが巣材を咥えてミネゾの茂りの中を何往復もして居たので、下から覗いて見たが、一向に見えない。さてさて、営巣は何日か続く次第では在るが、何度目かの正直で巣は完成するかは、過去事例からすると期待薄で在ろう。それでも、退屈凌ぎの観察対象事にも為ろう。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アガタ・リョウ

Author:アガタ・リョウ
FC2ブログへようこそ!