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長駄文館・・・親父殿の当たり役を、倅殿が踏襲する為り。

                親父殿の当たり役を、倅殿が踏襲する為り。(5/9/21)
 昨夜は就寝前の動画貼り付けを物色して居ると、田村高広さんの『狐が呉れた赤ん坊』を見付けた。前に白黒映画の阪妻さんの物を見て、覚えて居たタイトルで在った。父親の作品を息子さんが演じるので在るから、観ない訳には行かない。

 親父さんと比べると息子さんは、男の線は細いが、その分、繊細な演技を持ち味として居る好い役者さんで在る。父倅で在るから、当然に顔がダブる事が在る。息子さんは父親を意識して居る部分も、自分らしさを活き活きと表現している部分も在って、頷いたり、ニヤニヤしながら拝見させて頂いた次第で在る。

 幼少時に親父を亡くした身で在るから、私も中年期に差し掛かっての独り墓参りの折には、墓の刈込、墓石清めをすると親父に無言で話し掛けて居る自分を見て居る次第で在るから、演じて居る高広さんも同様の心境を持つ事も在ろうと思われる。

 歌舞伎の世界は、倅が親父を継いで行く倣わしで在る。映画界でも、そんな部分も在る。親父の当たり役を倅が受け継ぎ。市川歌右衛門の旗本退屈男を北往路欣也が、近衛十四郎の柳生十兵、素浪人月影兵庫を松方弘樹が、松本幸四朗の鬼平犯科帳を中村吉衛門が、といった具合で、ファンとしては、色んな思いを持ちながら、親父と倅を比較しながら、倅殿の親父殿に対する思いを感じたりする『愉しみ』が在る次第で在る。

 子育て期に入って居る倅が、私にしばしば言う、親に為って親の気持ちが分かって来るとの、自分と父親との振り返りを、倅は現在、自分と倅との関係で重複させて居るのだろう。まぁ、これは至極当然の心の動きと云う物で在る。

    ★嗚呼、この道は何時か見た道、来た道の北原白秋が朗々と記した道で在る。アハハ!!

 今朝は些かの蒸暑さでは在るが、風の通りが好い。妖怪様の牡丹は未だ咲かぬが、私の植えた真紅の小牡丹が見事な大輪の花を咲かせて居る。未開の牡丹は小振りで大人しいピンクの花色で在る。その差は何十年と在るから、小牡丹とは改良度が全く違うから、その間の園芸に特化した物との違いも際立って居る。芍薬に於いても、野生種と園芸種の差は歴然として居る次第では在るが、ケバケバしさよりも、楚々とした野生種を愛でたいのが、私の性格で在る。

 コーヒーを手に朝の庭に下りて、雑草を含めての植物と対面して行くのは、内向性の私にとっては、朝の好いアイドリングの一時と為る。植物達の芽出し、成長具合の棲み分けが出来て居て、自然とは上手く協調して居る物だと、つくづく感じる。とうとう一花も付けなかったアザレアの2鉢、ツツジにもそんな一株が在るし、芍薬にも幾つか在る。一向に芽出しをせぬインゲン、マツバボタン以外の花種と実に不思議な物で在る。

 鉢植えのセリが二回目のカットが出来る程に、鉢から零れ出て居る様は、逞しい限りで在る。野苺と化した苺群のメーンスペースは、花期を終えて結実を迎えて居る。
 梅の実付きに合わせて、自生の赤紫蘇の双葉も目立つ様に為って来たし、種蒔きのミツバも双葉からミツバと分る幼葉を見せて来て居る。
 今年は如何云う訳か、自生種と為って居るジャガイモの芽出し成長が著しいし、何十年か振りにブドウの復活に着手して以来の、期待出来る程の花房の付きを見せて居る喜ばしさで在る。

 そんな中で、カサブランカを凌駕する太々とした鬼ユリの巨大な一本が在る。いやはや、放射能に当たった訳でも無かろうが、驚き桃の木、鬼ユリの態で在る。

 庭の春一番の芽出しのマンジュシャゲの密集スペースは、夏の開花に向けての養分を球根に貯蔵した様で、伸びた葉群を倒して来た。先が黄ばんで来たら、すっきり刈り取って夏の地焼覆いに土の養分のサイクルを果たして貰うと致そう。土から生まれて、土に還って貰うのが、自然サイクルと云う物で在る。

           さてさて、9時で在るから、朝飯と致しましょうかね。へへへ。

 飯後は風の止んだ物の、空の暗さが増して来た。雨が降って来そうな雲行きで在る。風薫る五月とは違って、今年のお天気の据わりの悪さには困った物では無いか。日曜日気分で、これでは乗つて来ない一日と為りそうな気分で在る。さてさて、如何過ごすべしや為りと云った処で在る。ニャロメ・・・。

 布団でラジオを聴きながら、ウトウトして仕舞った。曇り空から薄い青空が南から北へ流れて居る。煙草を取りに小部屋に行き、廊下で一服付けて居ると、柿の木にモズが遣って来た。この頃は小さい時と違って、モズは冬の鳥に定着して居るのだが、未だ山に帰らずの思いと同様に、カッコウの託卵連想で、この時季は飛来したカッコウの声を聞く次第を思い出した。川原には、オオヨシキリの卑猥なベベッチョ、カイカイの声も聞く頃で在る。モズ、オオヨシキリは、カッコウの託卵対象で在る。今年は早々と、大アオダイショウとの遭遇が2回で在るが、モズ、カッコウ、オオヨシキリなどを考えると、少し遅いのかも知れぬ。自然界の渡りの世界にも、コロナパンデミックスの自粛傾向が在るのかも知れぬ。

 いやはや、『地球の世は人類に連れ、人類は疫病に連れ』と云った観がし無くも無い次第でも在ろうか。昼はパンにすべしか、即席ラーメンにすべしか。パッとしないお天気さんに、些か面倒為りの態で在る。


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