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長駄文館・・・梅雨明け、即猛暑日為り。

                 梅雨明け、即猛暑日との由為り。(7/17/21)
  昨日は夜の部を、小部屋で昼サボって仕舞った備忘録読みする。キーワード、要点綴りの様な物で在るから、一頁が主本、副本何頁にも相当する。従って脳負担は大きく為るのは当然で、何頁も進められない。疲れて仕舞い、明日で終わりそうで在るから、就寝前の動画観に充てる時間を寝室のノートPCを持って来て見る事にした。庸がの貼り付けに老いたロバート・ミツチャムの顔が在ったので、早速クリックして見る。タイトルはWelcome Backと在り、共演女優がデボラ・カーと在るから、観ない訳には行かない。

 外人さんの貼り付けで在るから、字幕の無い映画で在る。この二人の競演物は『白い砂』と云う秀作が在る。英国女優のデボラ・カーは、その上品な美貌と凛とした強さと愛に見せる柔らかさを併せ持つ演技力で、幾多の大スターと共演して居る。

 ケイリー・グラントとの『めぐり逢い』ロバート・テイラーとの『クォ・ヴアディス』グレゴリー・ペツクとの『悲愁』スチュワート・グレンジャとの『キング・ソロモン』デヴィット・ニーヴンとの『悲しみよ、こんにちは』『カジノ・ワイヤル』そして、バート・ランカスターとの『地上より永遠に』『旅路』が在る。以上、吾が洋画コレクションから。

 言葉は一切解らない次第では在るが、秀作『白い砂』を演じた二大スターの老いを観るに値する映画で在る。人間の老いは、映画以上の二大スターの人格的年輪を鑑賞する絵画にも相当する。映画鑑賞者が私の周りに居たら、トコトン映画論、役者論を夜を徹して交換し合いたいと思うのだが、残念ながら、そう云った趣味人が居ないのが寂しい次第で在る。

 梅雨明けでカラリと晴れ渡った朝で在る。ラジオでは軽く30℃超えの暑さとの由。8時前では在るが、直接日差しの直射を受ける小部屋は困り物で在る。朝飯にして部屋替えをすると致そう。本日は徹底的に暑く為る事、必至の進みで在る。廊下のキリギリスが大きく鳴き出した。四畳半脇の鬼ユリが一足早く咲いた。今季初のミンミンゼミの声も聞かれるかも知れぬ。熱中症注意報との由で在るから、梅雨明けへの身体慣らしは、古希坂親父には一つの関門と云う運びに為ろうか。真夏日をのっ越して、猛暑日の予想で在る。とほほ。

 本日土曜日ラジオは、大人のお時間で在るからして、先ずは朝飯として、ラジオ聴きをしてからペースを掴んで行く事に致そうか。

 食後は頭の負担な為らない程度に備忘録に目を進めて、世界史お浚いをして、涼しい寝室で横に為って、ラジオの大人の時間を愉しむ。そんな事をして居ると、ピンポンで私の名前を呼んで居る。出れば托鉢との由。挿げ笠に作務衣、釈杖、掃き物は安でのサンダルで首から下げた托鉢籠には二つ折りした千円札がこれ見よがしにアレンジして在る。見るからに胡散臭い同年配のスラリとした男で在る。突っ掛けサンダルは如何にも車を途中で止めての訪問販売商法と見え見えの浅墓さでは無いか。

 心付けは幾らでも好いとの事。馬鹿野郎、相場は千円の魂胆だろうが。まぁ、暇人で在るから、これも見料の内と思いと渡し、『見れば同年配。仏教の托鉢復活は、日本の現代に如何なる作用を齎すか、辻説法ご教授願いたい』と二、三言葉探りを入れて遣ると、スマートに逃げを打って、『托鉢ノルマ』が在るからとの退散で在る。

          左様で御座るか。托鉢は訪問営業の世を欺く[仮の姿]なので在ろう。
 誰が考案したのか、セールス衣装に声を掛ける前の表札覚え、性根の襤褸(ぼろ)が出ない内の『営業的退散法』と小賢しい頭の使い方で在る。

   本日分ブログの不足埋めの見料千円としては、決して損の無い一幕で在った。へへへ。

 テンポの合う土曜の大人のお時間も経過して、猛暑日の充満が遣って来た。内外共にキリギリス達が夏を奏でて居る次第で在る。さてさて、私も上を脱いでの首タオルに移行すると致しまする。


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