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長駄文館・・・台風一過の猛暑の復活為り。

                台風一過の猛暑復活為り。(8/10/21)
 昨日は大荒れのお天気さんで、楓のツンツン伸びた枝を高枝鋏で切り始めると、雨、雨で中断され、その内に腹が立って来ての突破を遣り終えるが、中途半端な時間の流れと為って仕舞ったので、お待ち兼ねの今年の梅干しを弟の会社に届けに行く。

 車を止めると、弟がランニング姿で窓から顔出して、如何したと笑って居る。弟は丁度佐渡バカンス時にA君が転覆で紛失して仕舞ったジェットスキーのキーとその車検証などの再交付を受けて、中禅寺湖のSさんと佐渡に行って試運転を終えて、帰って来た処で、丁度シャワーを浴びて、洗濯中との由。

 それが終わったら、神津島クルージングの事で、顔を出す心算だった云うから、グッドタイミングの大喜びで在る。

「こっちのタッパは、直ぐ食べられる。これは例に依って、梅干しをタッパに補充する際の漬け汁。こっちの容器は一年分の梅干しストック分だ。古いタッパで密閉度が悪いから、零れん様にビニール袋に二重入れして来た。」

「サンキューサンキュー、これこれ。これを待って居たんだ。神津島クルージングの時に持って行くから、ひっくり返っても大丈夫のタッパに移し替えて持って行くわ。」

「今年は梅干しストックは一杯在るから、欲しい人には配って、お代わりして呉れれば好い。湿気が回って来たら、適宜広げて乾燥させれば一年以上保存出来るからな。」

「Rちゃ、俺ぁ馬鹿じゃ無ぇよ。教えられた通りにして居るよ。Sさんも、横浜組も、実家の大梅と庭の赤紫蘇の無農薬手作りの昔ながらの家の兄貴の梅干しは、逸品だって下手な市販品プレゼントより有難たられて居るからね。今年は一緒だから、貴重な漬け汁は俺専用だから、セットで渡せないから、代用策教えて遣って呉れよ。」

    神津島クルージング日程は、12日夜6:30に会社に来て呉れで、16 日夕方の戻りとの由。

 左様で在るか。11日は朝7時からの河川敷草刈のボランティアで、12日は会社に行く前に、墓参りをして行くと致そう。神津島クルージングは最後に行ったのはTとブログ付き合いの合った横浜のNさんも誘っての台風18号下の時で、神津島に着いたは好かったが、台風の接近で急遽帰る事に為って、荒れ狂う大海原に徹底的に翻弄されて一同遭難死を覚悟した地獄の生還で在った。あの体験はしたくは無いが、過ぎ去れば人生の好い体験の一つとも為る。

 A君の姿が無いので聞くと、『熱中症』で4日間会社を休んで居ると云う。その癖、女族にメールを打ち捲って、同情を買って居るとの由。カミナリ社長の弟もお手上げの気分との由。諸々を承って居ると、私なんぞは一切女族から鼻もひっ掛けて貰えない境遇の情け無さを知らされる次第で在る。『嗚呼、A君が羨ましい』と云えば、その気も無い癖にと、弟に一蹴されて仕舞う。

 弟は歯の大々的治療で、自歯が三本残るだけの総入れ歯が『治療完成図』との由。好物の肉が食べれなくて、スタミナ不足との由で在る。
★『加齢期の健康は、咀嚼力に在り』で咀嚼力の根本は歯で在るから、治す時には徹底的に治すべしで在る。

 噛めないからと云って、イカの一夜干し、魚介類なんぞを頂戴して帰って来る。弟は私の好きな物を好く知って居るから、何かと買って来て呉れるのだろう。海外旅行など行くと、必ず横に座らせて、東南アジア料理の味見を交互にして、行ける、止めて置けの食べ方をするし、着る物に関しても弟と私は好く似て居るので、私をマネキンさせて同じ系統の色を選択する。
 3つ違いの傍目からすると、頭髪の有無しか違わない体格・顔付らしく、仲の好いコンビに見えて居るとの由。お互い分野は異なるが、一目を置き合って居る兄弟の関係は羨ましく見えるらしい。

 人間、歳を取れば取る程に、親子兄弟は似て来る物で在るからして、『遺伝子の園』に断ち還って行くのが自然の形なのだろう。これを称して、『血は水より濃し』の喩えなのだろう。アハハ。

 昨日は夜通しの強風状態で、すっかりの寝不足で『一時間の二度寝』をしての起床とする。昨日と打って変っての、青空に猛暑復活のお天道さんの輝きで在る。蚊取り線香を焚いての短パン、上半身裸の首タオルで、二畳小部屋で飯前のブログ打ちをして居ると。

「おい、R居るか。」の声と姿で在る。農作業スタイルのYがニコニコして、見事な生りの本キュウリを一本差し出して来る。この頃はYも時間帯によって、私の居る場所を知って居る様で在る。アハハ。

「上るか。」
「いや、上がりたいのは山々だけどさ。未だ百姓中でさ。油売ってると、おバァちゃんが煩いからさ。ほら未だ暑いから、粕漬けすると酸っぱく為っちゃうから、Rの処で塩漬けで食べさせて遣ろうと思ってさ。
 これから帰って、草刈作業し無くちゃ為らんから、自然を相手の百姓は堪らんよな。Rの梅干ししゃぶりながら遣らなくちゃな。大荒れだった昨日の分のツケも在るからさ。
 そうか、遊びに行くか、俺も連れて行って貰いたいけど、お盆に家を空ける訳にも行かんしな。一杯楽しんで来いよ。じぁな。」

 炊き立て飯に、弟から貰った魚介類の土産物で美味い朝飯とする。玄関に声で行けば、貰い物で食べ切れないとの事でお向かいさんから桃2個を頂戴して、へへへの感謝で在る。何やかやと、日本文化は気は心の『お裾分け』、『施し』の文化が生きて居る次第で、底辺貧民には有難い限りで在る。


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