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長駄文館・・・言いたい放題の同期の桜馬鹿話為り。

              言いたい放題の同期の馬鹿話為り。(8/28/21)
「おい、R。貴重な夏野菜だ。このチンゲン菜はおじさんの処だけどもさ、ナス、ピーマン、青唐辛子、本瓜は俺の作ったヤツだからさ。野菜だから精は付かんが、お前の『毒素』の排泄には役立つからさ。」
「毒素と来たか。俺は未だ現役だから『開脚自由の毒婦』の方が好いんだけどもな。」
「笑わせて呉れるじゃ無いか、お互い不如意棒の単なる尿排泄の『萎び物』だろうが。」

「あいあい、そう云う事ぁ、嗚呼、歳は取りたくないものよ。でもさ、女の武器が功を奏し無い年齢域に入ると、女族から生物的に開放されて、足るを知る人生観が拓けて来る得も出て来るから、人間長生きをしなくちゃ分からんもんよ。」
「おっ、歩くペニスも、漸く肉欲の煩悩から解脱の境地に入ったか。ザマァ、見ろ。」

 出荷物と思しき規格外の大物チンゲン菜が2本、ズシリと重い。後の青物は日照不足の小振りの家庭採りの品々で在る。Yは午前中の作業で流石に草臥れた表情で在る。アハハ。

 念入りに玄関、庭に水打ちをして開放して在る六畳戯画廊の扇風機をONとして、座椅子に座るYで在る。

「此処は好い風が通って、クーラー不要で、庭の緑が林の中に居る様なもんだよ。Rは好い生活してるよ。」
「そうかも知れんが、この暑さだ。食い気も無いだろうし、面倒だからアイスクリームでも舐めてろや。」
「昼食べた後だから、何にも要らんぞ。」

 印字して置いた備忘録2枚と中村哲先生へのブログと本日分ブログを渡す。早速、目を通すYに。

「日本史の時代区分と、時代の人口推移は中々好い資料に為るから、手元に置いて頭にインプットして、トークの足しにして呉や。日々ブログの方は読んだら、仲間の爺連に回して遣れや。」
「おっ、そうか。有難く貰って、熟読させて貰うわ。」

 そんなスタートから始まった諸々話で在る。海が穏やかなら極楽クルージング、海が荒れたら地獄の船酔いの4泊5日の顛末報告をしたり、弟と仲間達のポンコツクルーザーをエンジン、発電機の載せ替えで蘇らせる物語など、世の中には凄い世界が在る物だとの報告談としたり、人類と疫病史の関わり合いで、時代の変わり目に登場する疫病史のお浚いをして、菅政権お膝元での横浜市長選の惨敗などの感想、意見交換をしたり、宗教に一家言持つYの宗教観に就いて、私の世界史俯瞰からするキリスト教史、イスラム教史、儒教の変遷史、バラモン、ウパニャド哲学、ジャイナ教、仏教、ヒンズー教、日本神道などの比較考証などに話が及んで、その間の休憩タイムのスケベ間奏談も快調に進んだトーク時間で在った。

「Rの文章も話も格調が高くて、並の知識じゃ内容に付いて行けないんだけどさ、今日来て好かったよ。
 柔道部のTが、Rの事をマイベストフレンドと自慢して、RがTの事を心友と云って、生涯の交友関係だった事が好く解るよ。
ひょんな事で、Rの極彩色方丈の間での付き合いが始まったんだけど、レベルの差が巨大過ぎて圧倒されるばかりでさ。感受性、感性と知識の整理整頓が凄いよ。それと知的ジャンルとボキャブラリーが凄いし、硬軟の経験値知が並外れて居る。
 中国、韓国、フィリピーナ、ロシアとRの性剛振りは同伴者のTの口から、柔道部、剣道部、野球部の連中から漏れ伝わって居るからさ。頭と下半身は、Rの場合は『完全分離体』って判定が下って居るからな。」

「何を扱いてるだ。男子の人生は、人格とチン格を磨く修錬の場だぜや。それを称して人生劇場ってもんだぜや。
 嘗て、海に倭寇、大陸に満州浪人在りの民族的遺伝子の事を考えりぁ、飛行機で一飛びのボーダレス時代だから、そんな大和男子の異所での地下水の湧水も在らぁな。
 文句が有ったら、手前も遣って見ろってもんでさ。人間、常識の囚われ人から、一歩踏み出せば、百聞は一見に如かずの好景が拡がるってもんさね。
 自慢じゃ無いけど、俺ぁ、一度も警察のご厄介、精神病棟のご厄介に為らずに、古希坂道中してるわね。
 前置前例主義、組織の村意識からの突進力を発揮し無くちゃ、所詮は羊の群れで終わる人生じゃ無ぇか。
 クラーク先生も、青年よ、大志を抱けの中に、青年よ、小さな仕来たりを突破して、大志を貫けの意味も込めて居なさったんだろよ。字句の限定解釈をするよりも、字句を例示解釈する事で、教えを広く実践する処に人間の進歩力が在るんじゃろうが。」

「やいやい、R節の締め括りがそう来たかい。俺の粗脳にぁオーバーフローしちゃって、酸欠状態だぜや。今夜は知恵熱の発症で、熟女倶楽部の鑑賞時間がぶつ飛んじゃったよ。やっぱり妄想窟には得体の知れぬ魔物が潜んでたわ。
 さぁさぁ、お婆ちゃんが待ってるから、そろそろ帰るわ。Rの毒素で参った参った。また来るからな。サンキューサンキュー。」

 ったく、口程でも無い白旗退散してからに。それでも単身赴任の母親介護と父祖伝来の百姓仕事に汗水垂らす男で在るから、立派で在る。少しでも気分転換の役目が果たせるのなら、これも広義の社会貢献にして、同期の桜の誼、エールの交換と云う物で在ろうか。

 明けて9時にも成れば、暑い日差しの入りと成った小部屋でのキー叩きで在る。飯も遠に炊けて居る。飯にして、夢想タイムと致そうか。


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