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長駄文館・・・一夕刻散歩考為り。

                 一夕刻散歩考為り。(9/7/21)
 ヨッコラセと起きるのにも、掛け声が必要に為って来た朝夕の冷え込みで在る。気温が低く成って来るに付け、起床も遅く成り、廊下のキリギリス同様に動きが鈍く成って来るのは、削り節にキュウリのワンパターンの底辺貧民の食事内容から派生するのだろうか、いやはや困った次第では在るが、別段体調には変化は無いから、食事内容は健康食と云った処なのだろう。

 昨日の夕刻散歩は上に向かってして来た。隣町会の河川敷ではサツキの植栽ベルト、石垣の芝刈り機の入らない箇所へのビーバーが入って居て、背丈の伸びた雑草が刈り取られて居た。町会事情が在って、人出の関係上、河川敷草刈もチグハグな事も起こるのだろう。同時にするなら、芝刈り機1人、ビーバー2人が仕事の同時進行上必要な要員と為ろう。

 仕事を見れば、町会役員間の指導・調整・協力度の人間関係が、凡そ見て取れると云う物で在る。その上の町会地域に行くと、初めてのビーバーが入って居て驚いた。役員の変更が在ったのか、回り町会との落差の大きさに恥入って、遣らざるを得なく為ったのか、興味の湧く処で在った。

 私は自分事に関しては、大雑把な仕事嫌いの性質では在るが、事、仕事と為ると自分表現の場と為って仕舞うから、何事も序で考えるから、徹底的に遣らないと気が済まない結果と相成る。隣町会の河川敷には花壇、砂場が設置されて居るのだが、一切顧みられずに、際、内部は草茫々の酷い在り様で在る。奇麗に芝刈り機の入った河川敷との総体バランスからすると、作業をする人間の神経を疑う光景で在る。一番スンナリ考えられる事は、その箇所は対象外の申し送り乃至は、契約外のお座なり根性に起因して居るのだろう。

        私の感覚からすると、具直さの無い人が世の中、多過ぎるの感で在る。

 先日のラジオでは外国人の為の日本語教師の話が在った。其処では日本語を覚えて貰うだけでは意味が無いから、日本語を通しての日本文化も知って貰いたいの思いから、学校施設の清掃もして貰って居ると云う。
 生徒達は授業料を払って居るので在るから、それはする必要が無いと『反発』するのが普通の反応との由。教師が率先して遣って居る内に、受益者負担の『気は心』の日本人の常識文化が、その内に理解されて来るとの内容で在った。

 へへへ、再三ブログでも触れて居る次第では在るが、近くにS大の国際交流センターと云う冷暖房付き格安留学生宿舎が在る。其の敷地内は業者が入るまで、草茫々の在り様で受益者留学生の施設環境への無関心さと施設管理者の大学関係者の指導力の無さに忌々しさを感じながら通って居る次第で在る。

 それともう一つ、アフガニスタンの聖人と云われた中村哲先生の教え子の一人が、母校九州大での一年忌講演に寄せた現地ビデオメッーセージの中で、こんなエビソードを語って居た物が在った。
 アフガニスタンの就業時間は7時間との事。その中で中村先生は、『後の一時間を祖国、地域の為に仕事をしようじゃ無いか。私も残って仕事をして居る。』その言葉に教え子は共感して、それを実行し続けて行くとの先生へのお礼・感謝、決意を熱く送って居た。

 近現代風の西洋契約社会では、何事も『対価行為』と考える個人優先思考が蔓延する。そう為れば、心、精神の荒廃振りは、恰も科学万能主義の効率優先の世と為る。日本的叙情側面からすると、それは余りにもゆとりの無い下品な世界で在る。
 人間の最大の特徴で在る筈の『気は心』の有機的結合行為・行動が衰退して行けば、信ずる心が壊滅して仕舞い弱肉強食の強者の下に従うだけの無機質な世界と為って行くだけの事で在る。

 信ずる事から始まる日本社会と、疑って自分に損か得かで始まる他世界とは、一線を画すのが日本文化の相違で在る。安全・安心・清潔の国・日本と云うのが、外国人のクール・ジャパン評との由らしい。私としては、クール・ジャパンを醸し出して居る最大の要因が、気は心の協調・協働精神の積み重ねによる個人・地域・国の伝統的文化で在る事を体感して貰いたいと願う次第で在ると同時に、「魚は頭から腐る」のオスマントルコの諺に因んで云えば、『魚は腹から腐る』で、個々人が自分の腹を見直して貰いたいと考える次第で在る。

       『愚直こそが、最大の説得力』と云うのが、私の経験値で在る。へへへ。

 ニュースでは仏スターのジャン・ポール・ベルモント氏が88歳で、肉親に看取られて静かに息を引き取られたとの由。ジャン・ギャバン、アラン・ドロン、リノ・バンチュラと洋画に嵌って居た時代を思い出した次第で在る。

 おやおや、久し振りに内橋克人先生の声で在る。現役時代はビジネス展望の好番組で、通勤中に心して拝聴して居た経済評論家にして心の在り様を述べて居られた先生で在った。陽の差して来た廊下から、キリギリスの声がして来た。足元の睡蓮鉢にも陽の入りで、水の透明度も増して来た。

   さてさて、朝茶にして一服を燻らせて、庭ご挨拶をして来てから、朝飯の用意をすると致そうか。


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