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長駄文館・・・本日は夏日為り。

                  本日は、30℃超えの暑さの増し為り。(9/22/21)
 活字追いにも飽きて来たし、昼で在るから、時間潰しにスーパーで何か買って来ようとは思うが、不経済で溜まるだけで在る。我慢してお菓子昼とする。Tシャツに短パン陽気で庭仕事をするには、上天気過ぎて暑過ぎる。いやはや、困った物で在る。何カ月も教会さんへ油を売りに行って居ないから、行きたいのは山々為れど、行けばウザーラさんと顔を合わせて、またぞろ来られて仕舞うからパスとするしか無い。

 昨日は土手に佇む旦那さんの姿を見て、素通り訳にも行かず、言葉を交わせば行きたい所が在るから、車で行くと言った矢先に、何処かへフラフラ出て行ったきり戻らないとの由。認知症は進むが、身体は至って健康で在るから、旦那さんは怒って見ても病気には如何する事も出来ないの日々との由。其処に行くと健忘症、暇などと私事など、足るに足りない困った物で在るとのボヤキにしか過ぎない。

 廊下の暑さの中で、最後に残ったキリギリスが快調に鳴いて居る。玄関を締めて置くと、廊下の輻射熱が顔に当たって暑いので、玄関を少し開放して空気の通りを確保して来る。玄関からの風の通りは、流石に涼感を示して居る。


 今日も暑く成って来た。天気予報によると、本日は30℃超えとの由。それでも風の吹きが在るので、全戸開放の家の中は外気に繋がって、蒸し暑さを減じて呉れるから、助かる次第で在る。

 昨日は今度のボランティア草刈は日曜七時からとの由で在った。晩飯前の散歩コースを少し変えて、対岸の落ち込みを覗きに河川敷に下りると、幅広テープが施されて居る。

 ナンジャラホイで、テープを跨いで見れば、サツキ2株直下のごっそりと1m以上の陥没で在る。砂防堤とそれに繋がる中堤防の隙間から侵入する水量が、台風の河床の抉り出しから、2、3年の間に中堤防と河川敷の土を流して、先日の長雨で空洞に成って居た箇所の『天井滑落』と為ったのだろう。所謂、トンネル崩落現象で在る。

 ラジオの長雨、降水量の多さに地盤の緩みで、崩落、地滑りの危険が在りますから、気を付けて下さいの『注意喚起放送』を目の当たりに見る思いで在った。

 下りて、目視する事は流石に出来ない。従って、砂防堤と中堤防の間に、どの位の間隙が生じて居るかは解らないが、側壁を残すだけの堤防躯を晒す大穴の土砂量が何処へワープして仕舞ったのか、石を穿つと形容される自然の破壊力とは凄まじい物が在るの暫しの佇みで在った。

 その上に歩を運べば、川原からサツキの植栽ベルトを覆うアレチウリの大繁茂帯が在るでは無いか。河川敷ボランティアが身に着いてしまった次第で、見ぬ振りも出来かねる。

 Uターンの帰りに、外来種駆除対象植物で在るから、蔓の手繰り取りをして行くと致そう。繁茂した蔓を手繰り取りをすると、大小の実付きが節々に着いて居る。こんな物が結実、飛散しよう物なら、来年は対岸の吾が町会エリアまで覆われて仕舞う。

『憎まれっ子、世に憚る』とは好く云った物で、その反対句が無いのが、人間界の困った通例で在る。

 就寝前の動画漁りでは、そんな小さな善行のお観届けだろうか、東映映画『修羅の群れ』と云う、本格的映画が在った。主演松方弘樹・鶴田浩二。堺和歌子、丹波哲朗、若山富三郎、北島三郎、菅原文太、品川隆二、小林念持、葉山良二、天地茂、若手陣の名が連なり、2時間半の大作で在る。時間の長さと豪華俳優陣に、どんなストーリーとスター達の見せ場を如何組み立てて行くのか、そちらの方に興味が湧いて、じっくりと鑑賞させて貰った次第で在る。

 主演の松方弘樹は実録シリーズ、鶴田浩二は任侠シリーズを担った東映映画の人気と実力スターで在る。

 然しながら、描いた世界は異なる。義理人情・掟・義憤の任侠路線と、野獣の様な血で血を洗う掟不在の実録路線のスターを如何組み立てるのか、嘗ての映画全盛期の各社のスター総出のチャンバラ映画と云う時代でも無い。東映の看板スターの陣立てと映画の構成時間を頭に、東映、役者イズムを考えるに充分な映画と直感した次第で在る。

『人間、日本人で在ろうが、朝鮮人で在ろうが、同じ人間だ。』
『あの若いの、威勢が在って、見どころが在る。俺に呉れ。』
『そうか、警官に行かずに来て呉れるか。』
『おい、この若いのを、お前の手元に置いて、鍛えて遣って呉れ。』
『馬鹿野郎、遣り返すだけが、男じゃないぞ。我慢する事を覚えろ。』
『子分にして遣れ、お前にも、その時期が来たんだ。確り面倒を見て遣れ。』
『如何だ、跡目を継いで呉れ無ぇか。』
『私より大きな奴が居ます。そいつに跡目を継がしたいと思うんですが。』
『黙って、跡目を継げ。俺が教える。』
『いいか、ヤクザと愚連隊は違うだ。其処を見せて遣れ。』
『男、勝負の時だ。骨は俺が拾って遣る。遣って来い。』
『お父さんはヤクザだけど、立派な人ですよ。学校でも胸を張りなさい。好いですね。』
『手前ぇ、奴の指を死に指にし遣がって、此処で俺がお前の命を取るか、堅気に為るか、返答しろ。』
『お前、大きな男に為ったなぁ。うんうん。有難ぇ、身届けた。』
『オジキ、オジキ。』
『オジキ、有難とう御座いました。訓えを守って、俺は組を束ねて、歩いて行きます』

 この2時間半の映画には、任侠路線と実録路線の東映社史の趣が合体して、凛として通って居る。そして、俳優陣の映画に寄せる熱い思いが込められて居るメッセージ映画と為って居る。

  父親在っての倅、倅在っての、その息子。見どころ在る者には、良師匠、良友、良子分が付く。

 本日は、30℃超えに向かうとの暑さの増しで在る。昨日読了した次第で在るから、次本のスタートのアリバイを作って置くと致そうか。何事も始めて置けば、遣らざるを得ない性質で在る。へへへ為り。

 本日分投稿に四畳半に座ると、グッピィ槽に針先の稚魚の泳ぎで在る。お隣金魚槽は全滅の空水槽と成って仕舞ったが、死滅する物が在れば、新しく誕生する物在りで、生物界は多様の営みで在る。


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