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長駄文館・・・風そよぐ秋日為り。

                    風そよぐ秋空為り。(10/16/21)
 ややっ、と9時に成るでは無いか。いやはや、苦手な事は手古摺って時間を要する物で在る。寝床シンキングタイムで、此処半年ばかり、頭の中でモヤモヤして居た課題に出口が見えて来て、昨日はコスコまで足を伸ばして、買い物もして来た次第で在るから、本日は少し調べて世界史備忘録に新しい頁を加えて見ようかで、余裕の気分で在った。

 朝アイドリングに庭降りをして柿の落ち葉掻きをしたり、草紅葉の蔓落とし、未だ残って居る芝雑草の絶滅抜きなどをして、風呂の追い炊きをして、食後は湯に浸かって備忘録作成の項目などのシンキングタイムをするべしで台所に立つと、ガス台の汚れの酷さに目が止まって、遺憾いかんの風呂入り前のガス台磨きと相成って仕舞った。泣いても笑っても、親分無しの子分無しの面倒この上ない家政婦仕事で在る。

 自分の仕事と目に入って仕舞った以上は、四の五の思わず、考えずに目前の宿題をこなすのが、頼る者の無い古希坂独り暮らしの様と云う物で在る。

 そんなボヤキ節をしながら、一応の作業の終了とする。記憶を主とする覚え仕事と違って、遣れば遣った分、それなりの綺麗さが残り、暫くの間、それが持続出来る処が、作業は総べからず引き算の有難さで在る。記憶と云う覚えと記憶の応用で記述されて居ない活字の行間に気付いて自分の頭の整理に、形として備忘録を継ぎ足して行く行為は、避けては通れないライフワークの過程の一つで在るし、其処から導き出される歴史観こそが、私のライフワークの目標とする処で在る。

 本日最初の小部屋入りで、モーニングコーヒーと煙草吸いをしながらのPCONに中指叩きをして居ると、チィーチィーとシジューカラ番の来庭で在る。三歩歩けば忘れるなのだろうか、昨日の事など一切無かった様に、気に為る二つの巣箱の偵察行動を示して、何時の間にか去って行って仕舞った。気が付けば、本日は大人のお時間の土曜日では無いか。ラジオONとして、全戸開放で外気に繋がる風のそよぎに身を置いて、山カフェの土曜の寛ぎに耳を傾ける。

           さてさて、磨いた台所に立って、朝飯の用意をすると致そう。

 入浴、洗濯で、その間に戦争の年代をチェックして、メモに走り書きをして置く。朝飯の洗い物序に、梅酒の大瓶2本を持って来て、ザルに大梅を取り出して、焼酎を落として庭に大笊を置いて、日干しかんそうをスタートさせる。梅酒はボトル2本に入れて、残りは梅酒用の5L瓶一つに纏め保管とする。丁度、大笊一つに収まった見事為る豊後大梅の梅酒漬けで在る。適宜に干し上げれば、タッパ収納で1年も保管出来る重宝物と為る。早速、匂いを嗅ぎ取ってアシナガバチが梅酒吸いに遣って来た。

 へへ、『濃縮梅酒』で在るから、欲を掻いて仕舞うと真っ直ぐ飛行は、おぼつかない事に為りまするわね。

 ボチボチと一つづつ片付けて行けば、季節の収りが付いて行く秋の進みで在る。本日は其れなりの高温では在るが、風の通りが好いので助かって居る次第で在る。

 本日の落語では無いが、私は余程、魅力、人徳が無いらしく、縁談話が唯の一度も入って来ないので在るから、落語長屋の住人さん達が羨ましい限りで在る。然りとて、無から有わ育て上げるには、不如意棒と同様に、無能の段で在るから、寂滅の道を歩むしか方途が無い。

 嗚呼、吾が人生・・・毛無し、金無し、女無し。止めが甲斐性無しの四重苦の歩みで在った。いやはや、真に慙愧に堪えない次第で在る。とほほ。


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