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長駄文館・・・久し振りのジョービタキ二連荘為り。

             久し振りの、雄ジョービタキの連チャン姿見せ為り。(12/1/21)
 夢の中で追うに追い掛けられて、尿意に目覚めフラフラと立ち上がっての放出をして来たが、朝で在る。時計を見れば十分な睡眠時間で在るから、夢の続きは勘弁願いたいから起床する。

 昨日は風と夜半の強い雨で在った。庭サンダルに溜まった水を捨てて、自転車出しをして、ゴミ出しをして来る。雨も風も止んでの、些か生暖かい薄曇り?霞の外気で在る。台所の食器を洗って、夢疲れの身体に濃いめのモーニングコーヒーとするが、身心の重さには閉口で在る。

 この処、千葉真一さんの将軍家光の乱心、里見八犬伝、筋書きの在る格闘技・パフォーマー武藤敬司のプロレスを就寝前のお時間として居るから、私の単純脳は、それらのシーンに感化されて、堪えの痛さ、期を窺う頭脳、逆転逆転の起承転結は疲れるしの『酷い夢見』と為って居るので在る。映画なら、ワンシーン後の休憩が入るから、まだしも・・・。

 昨日は前に八犬伝の触りを見て、こりぁ性に合わん。アカンでパスしたのだが、他に観る物が無くて、これも何かの『縁』と思い、最後まで見た次第で在る。いやはや、薬師丸ひろ子、真田正之、志保美悦子、目黒祐樹、夏木マリ・・・etc、皆さん若かった。観終わって、余りにも日本離れした映像に原作者の曲亭馬琴は西洋知識を持って居たのでは無かろうかの疑問が生じて、ネット検索をして仕舞った次第で在る。

        映画感想としては、何処と無くギリシャ神話とダブル印象が在ったので在る。

 馬琴没年は1848年で81歳まで生きたそうな。交友関係には葛飾北斎、渡部崋山が居たと云うから、益々臭い。明治維新20年前で在る。おろしゃ国酔夢譚の大黒屋光太夫の没年が、明治維新の丁度40年前で在る。鎖国と云っても、幕府の国家制限貿易で長崎出島奉行からは、年に一回の西洋事情報告が為されて居たから、海外事情から目が閉じられて居た訳では無い。

 ネット検索では知りたかった直接の情報は得られなかったが、杉田玄白の『解体新書』『蘭学事始』に代表される『蘭学』が盛んだった事からも、その当時のインテリ層が西洋事情に通じて居ない訳が無いと思われた次第で在る。
 何しろ、メキシコ、ボリビアの白人搾取銀量を凌駕する程に、日本の銀、銅が幕府管理の貿易で西洋に流入して、『価格革命』とやらを引き起こして居たので在るから、当然に物動く処に情報集まるの構図が在ったと見て間違い在るまい。嘗て中央アジアにはオアシスの道・シルクロードが盛んで在ったと云うからして、日本と西洋を結ぶ『海の道・シルバーロード』の存在は、西洋にとっては大きかった筈で在る。

 斯くの如きで、齢73でも一つのライフワークを持てば、知らず知らずの内に溜め置かれて来た雑学のひょんな所からの地下水の湧水を見る次第でも在る。丁度月も改まって12月の、歴史好きのブロンソンさんとの話、弟からの忘年会のお誘いも在るからして、私の学習成果も被歴出来ると云う物で在る。人に感想を語る事はインプット物のアウトプットの頭の整理としての肝要事とも為る。

 朝の生暖かさは霞と思いきや、さに非らずで、灰色雲の占拠と風の起こりで寒々と成って来た。おっ、電線に尾をタクトするジョウビタキのシルエットで在る。昨日は頁捲りの息抜きに庭に出て居ると、サッと飛んで来て、自然石の石灯籠の庇部分に雄ジョービタキの姿見せが在り、廊下に距離を保って遣ると、暫く滞在して呉れた。久し振りの姿見せで在った。

 遭遇の機会は少ないが、一応、縄張りとして居るらしく、ホッとした嬉しさで在った。ずーと雌ジョービタキの縄張りが確定して居たので、同じ縄張りなのだが、姿見せの歴然とした少なさは、雄と雌の性差の現われなのかも知れぬ。

 相変わらずの風のガタ付きながら、灰色雲の蓋が外れて、大きな白雲の流れの中から、お天道さんの陽が差して来た。さてさて、腹も空いて来たから、朝飯と致そう。


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