長駄文館・・・晴れれば、気分も向上為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　晴れれば、気分も向上為り。（12/9/21）
　やっと晴れた朝で在る。昨日は風呂に入って居るとＹから電話が掛かって来て顔を出すと言ったので、浴後は掃除をして用意をして置いたのだが、来なかった。

　まぁ、それでもそんな事も無ければ、降り続く雨に『怠惰の一日』に終始するだけで在るから、掃除が出来た分だけ『好し』とすべきで在る。掃除をしたり、小部屋コタツで頁捲りをして居る時に、山ツツジの中にウグイスが動くのを観察したり、何日振りかの雄ジョービタキの来庭を見たりで、電話効果在りで在った。

　根が真面目で在るから、自分の行動には『べき論』の励行を心掛けるが、他人には来るを拒まず、去るを追わずの冷視として居る。云って見れば、四の五の干渉するのが面倒、徒労と感じて仕舞う性質なので在る。分る者には黙って居ても伝わり、鈍い者には何を言っても伝わらない。西郷隆盛伝では無いが、小さく衝けば小さく、大きく衝けば大きく鳴る大鐘の付き合いが、男同士の同等の嗜みと考えて居る次第で在る。

　文字は言葉に及ばず、言葉は行動に及ばずとは、正に名言で在る。何とか、名言に近付きたいと思って居るので在るが、私の日々の長駄文館の態で、字数だけは多いのだが駄文でしか無く、言葉も饒舌の極みで戯け本性を現わすだけで在るから、慙愧に堪えない日々で在る。
　そんな戒めに、小林旭さん主演の『旅がらす事件帖』シリーズの動画を観て憧れて居る次第で在る。若かりし頃の日活『渡り鳥シリーズ』を脂の乗り切った年齢域で、時代劇に昇華させて居る趣が在って、飽きの来ない好シリーズと為って居る。宇崎竜童・阿木燿子・小林旭の主題歌が、何とも素晴らしい内容と響きで在る。因みに皆さん、明大ＯＢで在る。

　本日は好いお天気さんで在るから、コーヒーを飲みに来いとの天理教さんのお誘いで在ったから、昨日伺う心算で居たのだが出来ずで、朝食後は同班同士のコーヒー話をして来ると致そう。男子番から高の人回りの後輩さんで、同班の誼で何かと独り暮らしの私を気遣ってのお誘いには、感謝の段で在る。

　ラジオではこの時季の話題で、赤穂浪士討ち入りの解説を煩く喋り始めて居る。嗚呼、煩いお喋り迎合で、シャラップで在る。さて丁度好いタイミングで在るから、朝飯として、歯磨き・洗顔をして、天理教さんへコーヒータイムを頂戴して来ると致そうか。

　　　　　　　　　　　　　　然すれば、好い感じの一日のスタートとも為ろう。へへへ。

　久し振りに顔を出すと、明日の行事の為に皆さん仕事中だが、休憩のお茶タイムが直ぐだから、暫く待って居ろとの由。そんな次第で、暖かな上天気の庭で鳥見をして居ると、ジョービタキの姿で在る。信者さん達の勤労奉仕で５、６人の人達とコーヒータイムをする。

「Ｒさん、今日のお昼はカレーだから、少し手伝って行って、昼は一緒にしましょうよ。」
「はいはい、一飲一食の義理は渡世人の仁義だぜね。喜んで従うんね。」

　で、これからお供え物の野菜を採りに行くと云う教会長さんのお手伝いで、長靴、軍手を借りて車で向かう事と相成った。アハハ。

　青空に数個の白片が、浮かぶだけの上天気で在る。このお天道さんの恵みに、家に居ては罰が当たると云う物で在る。青々とした青物を数種引き抜いて、大袋５つに入れて帰って来ると、丁度カレーの昼食会で在る。食事歓談会をお暇して採り立ての株とリンゴを２個頂戴して帰って来る。二連チャンの氷雨後の日本晴れ、小春日和の麗らかさ気持ちの好さは何にも例え様の無さで在る。帰って、当然に全戸開放の外気繋がりとする。

　廊下の暖気の中で、少し頁捲りの食後タイムをすると致そう。何は無くとも、お天道さんのお恵みで在る。無駄にしたら、長生きは出来ませんがね。へへへ。有難や、有難や。