長駄文館・・・弟から、好い気分を頂戴した為り。
- 2022/01/26
- 13:12
弟から、好い気分を頂戴した為り。(1/26/22)
昨夜は遺憾いかん、もういい加減、寝よう寝ようでPC動画をOFFとした就寝で在った。根が映画好きにして、2本立て、3本立てで育った団塊映画世代で在るから、昔の好い映画が貼り付けて在ると、ついつい複数本を観て仕舞う。
役者、内容が好いと、尚更の事で在る。古希坂親父の弛緩し切った日々の脳軟化症のお恥ずかしさを、何とかしようの気持ちが老いたりと云えども私には在る。多感な中高時代は洋画専門で男の生き方の見本をバート・ランカスターに学び、邦画では市川雷蔵の陸軍中野学校シリーズに学んで居た物で在る。
派手な立ち回りの無いシリアスな緊張感が、白黒画面に好くマッチして居る。
周囲の様子を平常態で眼のシャッターで切り、脳裏に焼き付けて、大事な物は忘れない・・・そんな雷蔵さんが演じるエリートスパイと加東大介さんが演じる中野学校創立者の中佐の任務に対する鬼の部分、理想の部分、情の部分を挟みながら、主人公と杉元が、沈着冷静な理と知で『秘密指令を完遂』して行くシリーズで在る。
主人公と杉元の関係は、其々が別ルートから得た情報交換と『健闘を祈る』の役割分担で在る。健闘を祈る、期待するの短い言葉の中に、苦楽を共にした『エリート同士の同期の桜の心情』が描写されて居て、感極まるシーンとも為って居る。
ストーリーは概ね、大東亜共栄圏の下、白人搾取の植民地アジアを開放する先兵としての熱き想いの集団として『中野学校』が描かれて居て、その第一期生達の意気に感じる若者達のストーリー展開と為って居る。
生え抜きエリートの主人公、その盟友杉元、司令官の中佐と上司・部下の違いは在っても、皆『盟友の関係』で在り、其々の国の諜報機関員には其々の祖国を思う心情に於いては同列との『中野学校イズム』が在って、愛国忠義に在っては敵味方無く、然るべしとする武士の情けを持って居る描写が、このシリーズの非凡な処なので在る。
その当時の大映ドル箱映画の勝新&田村高広コンビの『兵隊やくざシリーズ』の派手にして破天荒肉体派娯楽映画とは、対照的な『静』の名画シリーズと云っても好かろう。
映画好きの感受性の鋭利な者が居たなら、徹夜で映画を語り合いたい処なのだが、残念ながら、この歳までそんな友人を持つ事が出来なかった次第で在る。弟がそんな気質を持って居ると思われるのだが、現役社長の行動派で在るから、その機会は先の希望として、残して置かねば為らないと云った処だろうか。
そんな次第で、遺憾行かんの3本立てPC館と相成って仕舞った次第で在る。
この文章をもう少し打って、朝飯としようとして居ると弟の姿で在る。いやはや、弟の事を打って居た処での『絵に描いた様なグッド・タイミング』で在ったから、思わず手を打っての立ち上がりで在る。
「如何した?」
「ちょっと相談事が在ってさ。これ牛筋、ハム、生ワカメだから。先に冷蔵庫に入れて来ましょや。」
弟は仏壇にご挨拶、私は電気カーペット、コタツONとして、コーヒーの用意をする。
話は宇都宮のSさん、馴染みの海鮮食堂さんの件で在る。色々承って、『了解、今度行く時に一緒に行って話をして来る』の返事をして、本日の主文『陸軍中野学校』の話をすると、弟は私に連れられて、その映画を観た記憶が在ると云うから、中身の濃い話と相成った。
途中、白骨温泉の老舗旅館の社長からの電話が入る。社長と弟は二本線番から高・陸上部の先輩後輩の高校以来の長い付き合いで在る。
電話から聞こえる内容に、流石に二本線同士の話の内容と、頭の好い者同士の応対と感心しながら聞いて居た。家業を率先垂範で守り通して来た男の生き方が現われて居る。そんな信頼し切って居る、二人の電話での遣り取りが伝わって来る。
現役人間の仕事の話、社員の話、資金繰りの話などを聞いて、仕事仲間の義理人情、世間観などの交換をしながら、片親で在ったからこその家庭環境から教わった共通因子が、分野に違いこそ在れ、判断、行道の指針と為っての人生観、人間関係の構築に大きく作用して居るの喜びを共有する処で在った。アハハ。
病気ですっかり気弱に為って居る宇都宮勢に『エールを送りに行こう』の合意ながら、弟は弟ながらに、二人で行ったら化け物兄弟の迫力に何も言え無く為って仕舞うから、今まで『黙って居た』との事で、『タイミングを計って居た』との由。
へへへ、左様で御座るかの段で在った。
Sさんは一番親しかった亡三兄と同い年で、心友Tとも意気投合して居た好人物で在る。従って、『類は友を呼ぶ』の得難い好人物の一人で在る。
弟は『これ、兄貴の作った物』と云う事で、沢庵漬けも一本持って行ったそうで在る。持って行くかと言えば、今年の沢庵漬けは、格別に美味く出来て居るとの由で、事務員のH子さんも欲しがって居ると云うので、その分も持たせる。
私は妖怪様とは一卵性母子、弟とは一卵性兄弟、倅とは一卵性父子の様な遺伝子同心円の並びで在る。
人間、歳を取れば取る程に、同心円の形が『相似』して来る物の様で在る。人間は一代にして生まれずで、好い遺伝子を授かったの満足感を得る処にして、それを味合うには、或る程度の長生きが『不可欠』と云う物で在る。
弟から、好い気分を頂戴した為り。で、お天道さんの穏やかさでも在るし、午後の部への移行前に、前倒しの散歩をして来るべしで在る。へへへ。
昨夜は遺憾いかん、もういい加減、寝よう寝ようでPC動画をOFFとした就寝で在った。根が映画好きにして、2本立て、3本立てで育った団塊映画世代で在るから、昔の好い映画が貼り付けて在ると、ついつい複数本を観て仕舞う。
役者、内容が好いと、尚更の事で在る。古希坂親父の弛緩し切った日々の脳軟化症のお恥ずかしさを、何とかしようの気持ちが老いたりと云えども私には在る。多感な中高時代は洋画専門で男の生き方の見本をバート・ランカスターに学び、邦画では市川雷蔵の陸軍中野学校シリーズに学んで居た物で在る。
派手な立ち回りの無いシリアスな緊張感が、白黒画面に好くマッチして居る。
周囲の様子を平常態で眼のシャッターで切り、脳裏に焼き付けて、大事な物は忘れない・・・そんな雷蔵さんが演じるエリートスパイと加東大介さんが演じる中野学校創立者の中佐の任務に対する鬼の部分、理想の部分、情の部分を挟みながら、主人公と杉元が、沈着冷静な理と知で『秘密指令を完遂』して行くシリーズで在る。
主人公と杉元の関係は、其々が別ルートから得た情報交換と『健闘を祈る』の役割分担で在る。健闘を祈る、期待するの短い言葉の中に、苦楽を共にした『エリート同士の同期の桜の心情』が描写されて居て、感極まるシーンとも為って居る。
ストーリーは概ね、大東亜共栄圏の下、白人搾取の植民地アジアを開放する先兵としての熱き想いの集団として『中野学校』が描かれて居て、その第一期生達の意気に感じる若者達のストーリー展開と為って居る。
生え抜きエリートの主人公、その盟友杉元、司令官の中佐と上司・部下の違いは在っても、皆『盟友の関係』で在り、其々の国の諜報機関員には其々の祖国を思う心情に於いては同列との『中野学校イズム』が在って、愛国忠義に在っては敵味方無く、然るべしとする武士の情けを持って居る描写が、このシリーズの非凡な処なので在る。
その当時の大映ドル箱映画の勝新&田村高広コンビの『兵隊やくざシリーズ』の派手にして破天荒肉体派娯楽映画とは、対照的な『静』の名画シリーズと云っても好かろう。
映画好きの感受性の鋭利な者が居たなら、徹夜で映画を語り合いたい処なのだが、残念ながら、この歳までそんな友人を持つ事が出来なかった次第で在る。弟がそんな気質を持って居ると思われるのだが、現役社長の行動派で在るから、その機会は先の希望として、残して置かねば為らないと云った処だろうか。
そんな次第で、遺憾行かんの3本立てPC館と相成って仕舞った次第で在る。
この文章をもう少し打って、朝飯としようとして居ると弟の姿で在る。いやはや、弟の事を打って居た処での『絵に描いた様なグッド・タイミング』で在ったから、思わず手を打っての立ち上がりで在る。
「如何した?」
「ちょっと相談事が在ってさ。これ牛筋、ハム、生ワカメだから。先に冷蔵庫に入れて来ましょや。」
弟は仏壇にご挨拶、私は電気カーペット、コタツONとして、コーヒーの用意をする。
話は宇都宮のSさん、馴染みの海鮮食堂さんの件で在る。色々承って、『了解、今度行く時に一緒に行って話をして来る』の返事をして、本日の主文『陸軍中野学校』の話をすると、弟は私に連れられて、その映画を観た記憶が在ると云うから、中身の濃い話と相成った。
途中、白骨温泉の老舗旅館の社長からの電話が入る。社長と弟は二本線番から高・陸上部の先輩後輩の高校以来の長い付き合いで在る。
電話から聞こえる内容に、流石に二本線同士の話の内容と、頭の好い者同士の応対と感心しながら聞いて居た。家業を率先垂範で守り通して来た男の生き方が現われて居る。そんな信頼し切って居る、二人の電話での遣り取りが伝わって来る。
現役人間の仕事の話、社員の話、資金繰りの話などを聞いて、仕事仲間の義理人情、世間観などの交換をしながら、片親で在ったからこその家庭環境から教わった共通因子が、分野に違いこそ在れ、判断、行道の指針と為っての人生観、人間関係の構築に大きく作用して居るの喜びを共有する処で在った。アハハ。
病気ですっかり気弱に為って居る宇都宮勢に『エールを送りに行こう』の合意ながら、弟は弟ながらに、二人で行ったら化け物兄弟の迫力に何も言え無く為って仕舞うから、今まで『黙って居た』との事で、『タイミングを計って居た』との由。
へへへ、左様で御座るかの段で在った。
Sさんは一番親しかった亡三兄と同い年で、心友Tとも意気投合して居た好人物で在る。従って、『類は友を呼ぶ』の得難い好人物の一人で在る。
弟は『これ、兄貴の作った物』と云う事で、沢庵漬けも一本持って行ったそうで在る。持って行くかと言えば、今年の沢庵漬けは、格別に美味く出来て居るとの由で、事務員のH子さんも欲しがって居ると云うので、その分も持たせる。
私は妖怪様とは一卵性母子、弟とは一卵性兄弟、倅とは一卵性父子の様な遺伝子同心円の並びで在る。
人間、歳を取れば取る程に、同心円の形が『相似』して来る物の様で在る。人間は一代にして生まれずで、好い遺伝子を授かったの満足感を得る処にして、それを味合うには、或る程度の長生きが『不可欠』と云う物で在る。
弟から、好い気分を頂戴した為り。で、お天道さんの穏やかさでも在るし、午後の部への移行前に、前倒しの散歩をして来るべしで在る。へへへ。
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