長駄文館・・・大寝坊なり。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目が覚めれば、１０時為り。（2/17/22）
　 ゴミ回収車の声で目が覚めた。何と１０時近いでは無いか。偶にはこんな時も無いと、身体の帳尻も合わないのだろう。従って、好い事で在る。お天気さんは、雪雲に替わりそうな曇天で在る。小部屋入りして、目覚めの一服とコーヒーを飲みながら、ラジオＯＮとする。平日のこの時間帯は面白くない。案の定の内容で在るから、シナトラのテープに替えて、朝昼兼食で好かろうから、ＰＣ打ちのお時間とする。時折の風で、その内に雪が降って来るのだろう。

　　さてさて、腹も空いて来たから飯として、パッとしないお天気さんで在るから、漫画本を読んで見るか、歴史エピソード本を読んで見ようかで在る。

　　昼のラジオを聴けば、本日の最高温度は２℃との事。いやはや、遣り切れませんわね。この寒さでは大事に至らずホッとして居る風邪の抜きで在るから、息抜きの散歩と云う訳にも行ろかぬ。こう云う時は在る物で、台所遊びとするしか在るまい。

　　縄張りヒヨドリは、メジロ用の甘露水を知って容器の氷が溶けると、飲みに来て居る。寒雀達は撒き餌を繰り返し食べに来て、去って行く。メジロの来庭は無いが、ツグミの初めての庭入りで在る。今冬は珍鳥の姿見せは無く、野鳥観察者としての私としては物足りない次第で在る。

　この数年、世界史関連の本を回し読みして居る次第では在るが、頭の歩留まりが低減傾向と成って居て、吾ながら若い頃はこんな『体たらく』では無かった筈だがと、諦めの境地に入って居る次第で在る。助太刀言葉には、人間は忘れるのが商売との由で在るから、余りめげずとも好いのかも知れない。

　然しながら、お役御免の毎日が日曜日の独り暮らしの行進と為れば、人間一つは終生の趣味を身に着けて置かないと、何かと脳軟化症と進んで、周囲に御迷惑を撒き散らかして終うだけの退歩と向かうだけの事で在る。従って、習慣付けられた己がレールの上を惰性で過ごすしか自衛力が無い次第で在る。

　晩飯の一品を仕込んで、食パン消費の小昼としたが、それなりの頁捲りをして見た物の、お天気さん同様に、本日は全然気乗りして来ない気分で在る。

　遺憾いかんの次第で在る。こんな時は、早倒しで動画漁りをしてコタツ住人をするしか無い。好い物が無ければ、久し振りに洋画ＤＶＤコーナーから見繕って、往年の名作、美人さんの鑑賞タイムとすると致そうか。ラブコメディが好いかも知れぬから、ジャック・レモン物と行きましょうかね。そうと決まれば、部屋移動で在る。