長駄文館・・・風に起こされて、二度寝為り。

　　　　　　　　　　　　　　　風に起こされて、二度寝の前に一打ち為り。（3/5/22）
　風音で目が覚めて仕舞った。まぁ、しゃ～無いか。眠く為れば何時でも寝るれる身分で在る。起きると致そうかで、明かりを付ければ3時半で在る。夜空を見れば晴れ渡った星達で在る。小部屋に入り明かりを付けて、ミッドナイト・コーヒーにチーズでラジオ深夜便をONとする。

　昨日は午後の頁捲りの息抜きに、川砂をまたまた4杯を運んで、肉体労働主体の一日為った次第で在る。今年の定点体力・気力測定としては、未だ未だ『体力・気力は落ちて居ない』の満足感で在る。

　この10数年来、妖怪様の介護生活を切っ掛けに、毎年庭の落ち葉、土手の大欅の齎す落ち葉に川砂を運び込んでの土作りをし続けて居る。石コロだらけの砂礫の地面も、黒々とした土目の厚さと進んで居る。
　そう為って来ると、芍薬、牡丹、ツツジ、カサブランカ、百合類の植え付けが増えて行くし、家庭菜園の実りも多く為って来る。整理をして場所開けをして土壌改良をした所に、何を植えようかの『愉しみ』も出て来る次第で、独り暮らしの好い運動と息抜きと為る。

　若い頃は男の仕事に非ずで、独身時代は母親任せ、結婚すれば女房任せとして来た駄目男では在ったが、遣らねば為らないと決心して遣って居る内に、何事も石の上にも三年では無いが、それが習慣とも為ると、出来る様に為って来るから有難い物で在る。

　食べず嫌いと云う言葉が在るが、何事も経験して行くと、自分の中に潜在して居た物に気付かされて、人間とは或る程度健康で長生きをして見ないと、自分の中に潜在する物に気付かずに終わって仕舞う『勿体無さ』を実感させられる物で在る。

　早目の晩飯後は、動画で歌を観て居て、色々と感じる処が在ったり、この2,30:弦も在る弦楽器の構造は『どんな風に弾くのだろうか』の疑問が生じて、右手と左手の動きと、弦の長短構造から来る固定音程を右手で弾き、同じ長さの長弦の方は左手で弦長を抑えてバスの様に弾くのだろうと頭では推量出来るのだが、その手の動き、音が一致せずに、凝視して音楽は1ながら、好い『理科の勉強』と為った次第で在る。

　細身の透き通る様なデリケートな声質のウクライナ女性の弾き語りと云うジャンルだろうが、過去にラジオで彼女の紹介番組が在った。ナターシャ・グジョ？さんと云うらしい。

　日本で歌手活動をするMAX.LAX？とやらの女性３ボーカリストの真ん中の美人さんがユーチューバーをして居て、彼女の知性に惹かれて、何度か見た中に、世界で一番美しい言葉が日本語で、日本語の発音が全てロシア語に在るので、すんなり日本語に馴染めたと云う部分が在った。

　そんな次第でロシア、ウクライナ語に親和性の在る日本語の歌を、弾き語りをする表情に日本語の理解がどの程度に達して居るかの確認観をして居た次第で在った。

　彼女の歌は、日本の歌が主で在ったが、『故郷』の歌唱が秀逸で在った。日本語の親和性が、発音への安心感が在るのだろう。多分その安心感と故郷の歌詞が彼女の脳裏に故郷のウクライナの風景、故郷への想いを自然に光景として誘い、心情溢れる歌唱力を響かせて居た。

　演歌はコブシ回しで表現する歌を演じる世界で在るから、歌手の持ち歌には及ばないジャンルで在るからして、個人歌の傾向が強い。矢張り個人歌と叙情歌は質の違いが在る次第で在る。

　私はオタマジャクシが理解不能で、音痴で歌は人前では一切歌えない男では在るが、歌を聴くのは好きで在る。声は好いのに勿体無いとは云われるが、駄目な物は駄目なので在る。とほほ。

　ラジオを聴きながらの、風に起こされて二度寝前の一打ちながら、これも趣味にして日課で在るから、悪く無い習慣で在る。飯が炊けたら、朝飯として二度寝に戻ると致そう。

　適当な処で、煙草買いをして呉れば好し、気が向けば川砂も未だ結構在るから、運ぶも好しで在る。へへへ。

　二度寝から覚めて、散歩方々のコンビニ煙草買い、個人スーパー、花屋を覗いて帰って来る。廊下でのコーヒーを飲みながらの頁進めをして居ると、黄砂混じりの強風の段と為って来た。体力・気力ともに川砂運びの余裕は持って居るので在るが、後日の段で在る。

　結果論では在るが、川砂運びの落ち葉被せをして置いて『大正解』と云う物で在る。浮いた時間を買って来た食材で台所遊びで時間調整が、こんな日の送りと為ろうか。黄砂と風の強さに、布団の日光浴も割愛とするしか在るまい。成る程、これもロシア嵐の余波なのかも知れぬ。