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長駄文館・・・セリの生命力を頂戴する為り。

                 セリの生命力を頂戴する為り。(5/6/22)
  昨日は散歩、頁捲り、加えて私道の草刈もしたしと、漸く通常の時間送りに復帰出来た。流石に古希坂半ば近くにも成ると、体力上、元に戻るには時間を要する物で在る。

 今朝の庭降りでは地植えのセリを丸坊主にして、朝の食卓に添える事にした。昨日買って来て植えたプリンスメロン苗の様子を見て、これで小玉スイカ共々、夏の甘味を待ちたい物で在る。アジャジャ、キュウリ苗の一本が駄目に成って居る。確か、種が在ったから蒔いて置くと致そう。キュウリが無ければ、夏の風物詩・捕獲キリギリスも可哀想で在る。

 そんな朝アイドリングをして居て、ふと思い出した。夢の中で毎年捕獲して来たキリギリスの一部を移住先として庭放逐して居るのだが、過去一度だけの成功例だったが、移住成功のキリギリスの声を聞いたので在る。母親介護からこの方、半分女に為った様な庭手入れで、落ち葉を溜め、川砂を運んで、土作りの幾星霜で在る。其れなりに成果が出て来て、緑と花が訪れる緑に埋もれる庭相と成って来た。従って、捕獲キリギリスの産卵、孵化が在っても、不思議では無い環境の整いが、夢の意識下に在ったのかも知れない。

 今年は妖怪様の牡丹は、去年の花付きが多過ぎての裏年の感では在るが、この数年、株数を増やして来た芍薬の成果で大した花盛りと為ろう。この処の留守続きで、顔を合わせて居ないウザーラさんでは在るが、開花が始まれば庭から花が欲しいと、せがまれる事だろう。丹精込めた逸品と云う程の努力はして居ないが、花の命の短さで、『庭に置いてこその優雅さ』で在るから、本音からすると来て欲しくは無い次第で在る。

 何かの折に聞いた事が在るが、花色は土目に因って影響されるそうな。大輪ツツジの色合いが、今年は記憶の色と違って、濃い目の艶やかさと成って居るから不思議な物で在る。

 昔ブドウの再生計画は、何年に為るのだろうか。今年は独り食をするのは、余る程の花房を付けて居る。去年の芽吹き時の雪でほぼ全滅した柿は、例年通りの柔緑の重ねを呈して、大生りの態を示して居る。枝下しを大々的にした豊後梅は花数が殆ど無く、今年は不作で在るが、例年にも増して、野苺化した実付きで飽きる程の日課が続きそうで在る。

 庭の雑草抜きをして居ると、植えた筈無い所から、グラジオラスの芽がツンツンと多数出て居るから驚きで在る。ニラ、苺、赤紫蘇、鬼ユリ、物に為らない長イモ、雑草の類の生命力の旺盛さには、畏れ入るばかりで在る。

 食する物は、極力食べて、土の生命力にあやかって、丈夫、ピンピンコロリの戯け&寂滅道として行きたい物と考える次第で在る。へへへ。

 朝飯前の家庭菜園の成長をしゃがみ込んで見て居ると、土手から隣班の散歩婆さんからお声が掛かった。土手のカワラナデシコの種を蒔いたら芽が出たが、今年は出なかったので秋に成ったら種を貰いに来るとの由。
 一度班長時に役目でお宅に寄った処、私を認識して呉れずに、高齢者とも為ると、相手を認識せずとも親しげに話し掛けて、話をするのだと云う事を、始めて認識した次第で在った。
欲しければ、脇に生えた物をプレゼントしようと思ったが、その時の事が思い出されて、『世間儀礼の応対』に留めて置いた。

 私も後何年かで、そんな『お仲間入り』に為るのだろうが、成るべく、その時期を遅らせたいと思う次第で在る。

 本日は薄曇りのお天気さんで在る。さてさて、腹も空いて来たから、セリの生命力を頂戴しての朝飯と致しましょうかね。

 食後は午後の部に入る前に、徒歩での郵便局で税金等の払い込み、自転車でのホームセンターで買い物、腕時計のバンド交換をしてボッチラ、ボッチラの上り勾配のペダル漕ぎをして帰って来れば、早や12時半の過ぎで在る。何とも早や、時の経過の速くも呆気無い事か。



 
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