長駄文館・・・緩めのシチューで朝飯為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　緩めのシチューで、朝飯とする為り。（5/14/22）
　いやはや、降り続く雨は、丸で梅雨の在り様では無いか。昨日は傘差しで食糧買いをして来たから好い物だが、困ったお天気さんで在る。キュウリ苗の表示に雨に強いと在って、ほう、と思い２本を買って見た次第で在る。

　昨日は試しに近場の流れで竿振りを遣って見た物の、全然反無しでヤマメは未だ戻らずの状況らしい。行政の怠慢で内堤防の抉れは、自重を支え切れずに湾曲沈下で左右が丸でプレートの鬩ぎ合いをする形で、崩落寸前の危機的状況と成って、ブルーシートの覆いと成って居る。

　　　　　　行政の怠慢放置⇒人災⇒税金転用のお座なり行政＝行政の不作為犯で在る。

　漸く雨が上がり、濡れサンダルを払っての庭降りとする。雨で伸びるは、雑草ばかりの態で在る。それでも雨で緩んだ地面で在るから、容易に抜けるので目に付いた物は容赦無く抜いて置くのが、雑草とのお付き合いと為って居る。

　肝腎のインゲン、モロッコの芽出しが現れず、如何した、未だかいなの段では在るが、マツバボタンの芽出しがラッシュと成って居て、微笑ましい次第で在る。葉野菜のシュンギクのカットは雨を吸収して、シャキッとした処で初浸しで青物添えとするべしで在る。

　歳を取ると、流石の国民食カレーも大分胃凭れと為って来る物で在る。そんな次第でシチューに移行して居る。宮古・石垣行で、久し振りにタイル屋のＫちゃとの三兄弟の顔揃えで在ったので。

「俺、分らない事が在ってさ、教えて貰いたいんだけど。如何してカレーは一年中、店のメニューに為って居るのに、何故、シチューは無いんだい。」

「やや、藪から棒に、好い質問するじゃん。Ｒちゃ、そりぁ、コマーシャルの所為だよ。暖っかシチューは、北海道の冬のイメージが定着しちゃってるからと思うけどな。」

「うん、俺もそう思う。そう、子供時代から刷り込まれちゃってるから。」

「そうかい、歳取ると胃腸に優しいシチューが好いと思うし、何しろ、日本は高齢者社会に為ってるんだから、『高齢者に優しい社会』なんて、選挙じぁ、与野党共に言ってるのにさ、おかしいじゃ無ぇの。だったら、マーケティングの見直しが必要だと思うんだけどさ。」

「そう来たか。分かる分かる、シチューは季節食に在らずで、常食のカレーに地位上げしろって事ね。」

「あいあい、食欲増進のカレーに対して、西洋こってりスープとあっさり味噌汁って食生活の方が、新陳代謝の衰えた高齢者向き常食シチューとするべきだと思うぜ。」

「確かに、ルーコーナー行っても、季節を外すと、シチュー無いもんね。そうか、知らず知らずの内に誘導って云うか、餌付されちゃってるって事だ。怖いねぇ、コマーシャル宣伝は。ワクチンもワクワク、チンコ立ちのバイアグラだったら、未だしも、打ったら最後で、その都度、変異株更新と来た日にぁ、飛んだ金儲けの餌食に為っちゃう御時世だしな。」

「カレー、シチュー、豚汁だって中身に変わり無しでさ。カレー、シチュー、味噌と味付けが変わるだけの、云って見りぁ『汎用食』ってもんずらよ。選択肢のバリエーションが豊さのバロメーターと云ってる割りには、お粗末なコマーシャル誘導に従順過ぎるのが、気に食わんって事さね。」

「出た出た。カレーとシチューで、こんな深い話に為るんだから、俺、三兄弟にして貰って、有難いわね。へへへ。」

「そうずら、何時も兄弟でこんな思い付きで『息抜き』してるんだ。学校の勉強だけが、賢く為る道じゃ無ぇからな。Ｒちゃは知ってて質問するから、困った兄貴さ。馬鹿だとけっ飛ばされちゃうからな。でもさ、好い線行ってる兄弟ずら。」

　こんなスモーキングタイムが出来る三兄弟の有難さと云う物で在る。昨日は朗読小説を聴きながら横に為って居ると、ああでも無い、こうでも無いの長電話を頂戴して仕舞い、やれやれのお付き合いをさせられ、気分直しに寝掛かると、再度の電話で在る。

「Ｒ、歴史は繰り返すでローマのパンとサーカスだな。これを言いたくて電話した。」との由。左様で御座るか。ギリシャのパンと観劇、ローマのパンとサーカスで水は低きに流れ、民愚弄貼るのグローバル金融世界帝国の０，１％が富を独占する構造って云うじゃい。少しぁ、古希坂の学習態度を示さんかい。シャキッとせんかい、シャキッと！！

　私は小心者で奥ゆかしい性格で在るから、口が裂けても言えないので、飽くまで内部留保なので在るが・・・。へへへ。

　　　　　さてさて、飯も炊けて居る次第で在るから、緩めのシチューをスープに朝飯と致そう。