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長駄文館・・・昨日に、バック為り。

                昨日にバック・ザ・フューチャー為り。(5/16/22)
 本に集中して居ると、窓にドンドンとノックで在る。顔を上げるとニヤリと弟で在る。横須賀土産のハム2種を持って来ての、四賀に好い所が在るから、イワナを釣りに行こうとの事。
 仕掛けも餌も在るから、長靴と竿だけで良い。寒いから厚着の方が良いとの事で、『毛糸の帽子』を被っての車乗りと成った。四賀地区は、合併前は四賀村と云って、市北辺の山間部で在る。弟との川釣りは、何十年振りかで在る。

 餓鬼時分から、自然に溶け合って遊び呆けて居た次第で、若い頃は誰も居ない渓流釣りに2人で行って居た物で、結構怖い、冷たい思いをして楽しんで居た物で在る。

 二人とも釣りに慣れ親しんで来た育ちで在るから、独り釣りが常で在る。お互いが達した結論が、遠出をしなくても近場の川にイワナ、ヤマメが釣れるから、気の向いた処でのリラックスタイムの2、3時間を釣れなくても、風景、気分釣りとして居る次第で在る。

「毎年、専用の釣り場が在ってさ。其処へ行くと2、3時間で4、5匹釣れるから、独りで考え事をしながら、好いストレス解消に為ってたんだけどさ。コロナ、コロナで、バンバン人が入って居て、穴場が荒らされちゃってさ、全然釣れないのさ。それでさ、今日は取って置きの所に行こうと思って、朝迎えに来たって訳さ。」

 結構なドライブ時間が在るが、兄弟で話を交わして行けば、移動談話室の様で何時の間にか四賀地区で在る。
「こんな方面は、来た事が無いぞ。」
「そうずら、何年か前、工事を請け負って、取水管敷設に来たんだよ。こんなデカイのが一杯居てさ、小さいのは下に放したんだ。期待して好いよ。」

       勝手知ったる場所で、山道のゲートを何か所か開けて、更に奥に進む。

「これから先の道は、重機3台で山を削って作道してさ、手間賃だけでも○百万に為って、好い仕事だった。」

 車を下りて沢に下る。取水敷設工事の設置を聞きながら、若葉の覆い被さる沢の景観に、こりぁ、好いの感じで在る。早速、上と下に分かれての釣りとする。弟はイクラの餌釣り、私は毛ばりのテンカラ釣りとする。最初の好ポイントで、2回コツンの魚信が有ったので、私の方が先に釣るのニヤリで在った。下を見ると座り込んで居るので釣られたかの悔しさだったが、先は長い。

 居て当然、釣れて当然の川相なのだが、相当上っても、その後はピタリと当たりの無さで在る。引き返して最初のポインで粘るが駄目で在る。上下を交換して、カーブの所に好ポイントが在るから狙って見ろと言って、私は瀬のヤマメ狙いとする。川面に羽根虫も飛び交い行けそうと思ったのだが、魚影が一切見えない。毛バリからミミズにしようと思い、田圃畦の地面を穿るが、ゼロで在る。

「釣れる?」黒い乗用車がゲートの前で止まり、声掛けをしてゲートを開いて奥に行った。中年オヤジの通の釣り人らしい。

「如何だった?」
「底に流木が溜まってて、ひっ掛り放しでさ。全然駄目だな。さっきの車も釣りだな。此処も相当荒らされて居るって事だな。しゃ~無い。別の沢に行って、タラの芽が在るから、山菜採りに変更だ。」

      そんな次第で、納竿とする。細い山道を行くと、途中で倒木が道を塞いで居る。

     車を下りて、山道を進むとゲート前の開けた所に刺刺ののタラの木が群生して居る。
「遅かったか、伸び過ぎてる。土地の人は知ってるから、採った跡が一杯在る。じゃあ、ワラビを探すか。」

 此処もフェンス張り、修腹工事に来たとの由。山腹を見遣れば、無残な松喰い虫被害の状況で切り倒された赤松の醜態を晒して居る。

 在る在るでワラビ採りに移行する。途中で車まで袋を取れに行くまでの儲け物と相成った。湿地を行くと、おやおや、ミツバの群生地に為って居るでは無いか。グリーンコーナーでは98円物で在るから、早速引き抜いて、ミツバスペースの拡充を思い立った次第で在る。尚もワラビ採りをする弟とは別に、私は好物の山蕗採りに変更とする。

「明日は何時頃、帰って来るや?」
「明日はちょっと時間が掛かるから、6時かな。」
「おっ、分かった。山蕗と挽き肉のおかずを作って、持って行って遣るわ。」
「そりぁ、有難い。Rちゃの都合の好い時間に、会社の冷蔵庫に入れて置いて呉れたら好いよ。」
「おっ、分かった。」
「さぁ~てと、好い、気晴らし、運動にも為ったから、昼は美味いウナギを食べて帰ろう。」

           そんな次第で、豊科のウナギの名店で昼とする。
「社長、何時も有難う御座います。本当に、好く似て居る仲の好いご兄弟ですね。」
「そうずら、頭に毛が在るか、無しだけの違いすらい。アハハ。」

 美味い特上鰻を食べ終わって、奥の席を見た途端、こりぁ行かん!! 咄嗟に毛糸の帽子を目深に被っての、弟を尻目にササッとの退散で在る。

                 支払いを済ませて、弟が大笑いで在る。
「Rちゃ、あれが例の金持ち爺いだろう。苦手対応の素早い事、運動神経は衰えて無いじゃ無いの。よっぽど、嫌いなんだろうな。笑い過ぎて、腹が痛いわ。」

 一時は、塞ぎ込んでのゴロ巻きで、無礼者、手打ちにして遣りたい醜態を晒して居たが、好物のウナギを自分で食べに来るまで、精神が落ち着いて来たのだろうから、見付からずに済んで、ラッキーと云う物で在った。

 弟曰く。気付いて、無駄口叩いて呉れたら、「煩ぇ、兄弟水入らず話して居るのに、割り込んで来るな。」で、脅して遣れるのに、残念だったね。イヒヒ!!

 弟の車を見送って、スーパーで挽肉などを買って来て、早速、細々とした山蕗の皮剥きをして居ると、玄関にピンポンの音で在る。行けばシシャモの南蛮漬けを持って来たと云うUチイさんの来宅で在る。早速、極彩色の六畳戯画廊でのコーヒー談論と相為った。

 時々、私のブログ長駄文館にも目を通して呉れて居るとの由。学生時代には歴史には興味が無かったが、この頃は興味が出て来て居るとの由で在るから、私の労作『世界史備忘録』綴りを見せた処。

「面白い。Rちゃ、暫く貸してよ。」
「どうぞ、興味の無い人には紙屑だけど、興味の在る人には、俺の労作中の労作だから、嬉しい限りだわね。」

「Rちゃの文章は見た目の体裁の好さで、読み易いし、エキスが満載されてて、好い刺激に為ってますよ。社長兄弟の一卵性兄弟理解の本髄部分が、それとなく込められて居るから、味が在るんですよ。
 兎に角、今までにお目に掛かった事の無い兄弟で勉強に為ってますからね。二人ともジャンルが広くて、深くて、分析が並じゃ無いですからね。
 仕事はきついけど、それ以上の得る物が在りますからね。半端無い最強・最高コンビですよ。人生は人との出会いですからね。」

「誰も褒めちゃ呉れないけど、人間、他人様から褒めて貰えると、涎が垂れちゃうわ。此処は俺しか居ない自由の家だから、気に入ったら、何時でも気兼ねなく来てよ。」

            そんな次第で、昨日は久々の充実した一日で在った。

 明けて本日も無風曇天のパッとし無いお天気さんには変わりないが、庭降りのアイドリングをした後は、健忘症の中に雨散霧消せぬ前のバック・ザ・フューチャの追い込みとした次第で在る。

 さて、10時で在るか。頃合いのお時間で、昨日の山菜とシシャモの南蛮漬けで朝飯として、朝風呂で酸欠スカンポ脳を癒して、一日のスタートと致しまする。今日は何かと、行って来なければ為らない次第で在る。へへへ。


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