長駄文館・・・曇天無風に、芍薬の白花の佇み為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　無風曇天に、芍薬の白花、佇む為り。（5/20/22）
　昨日は夕刻散歩に出掛けると、民宿旅館の旦那さんと顔を合わせる。丁度、小谷（おたり）まで山ウドを採って来た処で友達の所まで持って行くので、欲しければ遣るとの由。山菜は好物で在るから、早速頂戴する。散歩コースのＯ橋まで歩きながらの話とする。長引くコロナで如何しようも無いので、奥さんと山登り、旅行をして居るとの由で、来年は沖縄旅行を計画して居るとの事で、三泊四日の宮古・石垣島の感想を話すと、時間を採って、石垣島をベースに西表島まで足を延ばそうとの計画と云う事で在った。

　犬も歩けば棒に当たるでは無いが、熊男も歩けば、大量の採り立て山ウドを頂戴する幸運さである。早速、晩飯後は山ウドを煮て、酢味噌付けとして冷蔵庫貯蔵とする。

　明けて、ボランティアの外来駆除植物のオオキンケイギクの刈り取りボランテアをＳ２３トリオで９時からスタートさせる。

　二回目の燃料切れを以って、私は河川敷ベンチで休憩とする。二人も片が付いての一服と為って、３台並んだビーバーの歯を見遣れば、切れない訳で在る。歯は微塵も無く単に歯車状態で在る。
「Ｒさん、これじゃ刈るんじゃ無くて、草がぶん殴られて、窒息死してるんだわ。」
「道理で、全然切れずに息切れしちゃった訳だ。去年の最終回にさ、歯の交換して貰ったから、俺はてっきり新品の芳賀付いて居るとばかり思っててさ。」
「それでも、馬力で遣っちゃう処が、Ｒらしいわ。」
「こう遣って並べると、一目瞭然だけど、飛んでも無ぇ使用者が居るって事だ。」

　さてさて、時間が在るから、刈り取りゴミの袋詰め作業に取り掛かる。熊手で搔き集めて、大袋７、８に雪隠詰めして、土手のゴミステーションに運ぶと、本日のメーン作業で、一番の疲れ仕事と為って仕舞った。

　昼はイラッシャイマセの店で、エビチリ定食とする。辛味の美味さが店の特徴なのだが、今日は何時もより辛く、飯を大口でパク付いての満腹感で在った。次の河川敷ボランティアは６月初めと云う事に為った。

　　　　家に入る前に、色付き始めた苺採りとして、今季最初のジャム作りの火入れとする。

　洗濯機を回しながら、小部屋入りして、本日分ブログを打って居る内に、お天道さんは曇天に雲隠れの段で在る。

　一応、ボランティア、苺ジャムの火入れ出来たし、昨日は幸運の山ウド、過去に一房だけ実が付いた高級ブドウの種からの自生ブドウに、果房らしき物を見付けて、虫めがね確認をした次第で在る。

　洗濯が終わったら、午後の部は昼寝タイムで文句は在るまい。無風曇天に、芍薬の白花の佇む庭で在る。